naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

蒼国来解雇無効判決

今日25日(月)の大きなニュースは、広島地裁で出された、昨年12月の衆議院選挙(広島1区、2区)をめぐる判決。

国政選挙の無効判決は初めてなのだそうだ。

選挙のやり直し、ということになるのだろうか。

しかし、個人的にそれよりも目を引かれた今日のニュースは、元幕内力士、蒼国来の解雇無効判決だ。

中国出身の蒼国来は、一連の八百長問題に関連して、日本相撲協会から引退勧告を受けたがこれを拒否したため、2011年4月に解雇された。

その解雇無効と、幕内力士としての地位確認の訴えを起こしていたが、今日の判決はそれを認めたのだ。

薬物や野球賭博の際にも、解雇された力士が同様の訴えをいくつか起こしたと記憶するが、それが認められたことはなかったと思う。

昨年、5月場所の初日に国技館に観戦に行った際、両国駅から国技館へ行く途中、蒼国来を支援する人たちが、ビラを配っていたのを思い出す。

さて、協会はどうするのか。

八百長に関する事の真相はもちろん私にはわからないが、蒼国来という力士は、非常に魅力のある相撲をとる人で、解雇された時には、その点で惜しいと思っていた。

果たして、2年余を経ての土俵復帰が実現するのだろうか。今後の推移に注目したい。