東京駅の八重洲側では、長いこと、あれこれ工事が行われている。
地上の駅舎もだいぶ進んできたが、とにかく長いのが、地下のリニューアル。
記憶ではもう10年くらい、こっちの通路を閉鎖して仮通路を作って、今度はあっち、とやっている。

また、その階段の左手、この写真には写っていないが、今はソフトバンクの携帯電話のショップになっているあたりから、有楽町方向への一帯が、以前の大丸、「ほっぺタウン」と呼ばれる食料品売場だった。
この写真の右手、歩いている人が向かっているのは、八重洲地下中央改札につながる通路。
こうなっている。

つきあたりが地下中央改札。通路右手が、今は「ほっぺタウン」になっている。
今日の会社帰り、その「ほっぺタウン」に用事があって、この通路を通ろうとして、気がついた。
通路の入口右側、「ほっぺタウン」の手前にあった喫茶店が閉店しているじゃないか。


張り紙がしてある。

この喫茶店、前を通過するだけで、これまでの長い間で、入ったことは確か1回しかない。
確か、1990年か1991年だったと思うが、労働組合の支部の大会が終わった後、飲み会帰りに、何人かの仲間と一緒に、ここでお茶を飲んだ。
確か、1990年か1991年だったと思うが、労働組合の支部の大会が終わった後、飲み会帰りに、何人かの仲間と一緒に、ここでお茶を飲んだ。
その時にいた、Wという仲間が、自分の大学時代の恩師が、福岡政行氏だという話をした。福岡氏は、既に当時、政治や選挙のコメンテーターとして、テレビ等で活躍されて有名だった。
Wが声をかければ、講演くらいしてくれる、という話だったので、その後、会社に来ていただいて、支部の組合員を対象とする講演会を催した。
Wが声をかければ、講演くらいしてくれる、という話だったので、その後、会社に来ていただいて、支部の組合員を対象とする講演会を催した。
そんな経緯があるので、僅か1回しか入っていない、この喫茶店、印象に深く、前を通るたびにその時のことを思い出すことが多かった。
つい先日までやっていたような気がしたが、もう閉店して3週間になるんだ。
昭和43年からというと、もう45年、半世紀近くここで商売をしていたんだね。
この部分も、これからまた何かの工事が行われるんだろうか。