naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ご成婚20周年

今日、9日(日)は、皇太子殿下、雅子妃殿下の結婚記念日。

1993年6月9日。

もう20年経つんだねえ。

弟君の文仁親王の方が、先に川嶋紀子さんと結婚され、皇太子のお妃に関しては、当時、何人もの候補がメディアにとりあげられ、報道が過熱したものだった。

そして、小和田雅子さんとの婚儀が決まり、日本中がほっとして喜んだと記憶する。

20年前の6月9日は水曜日。休日になったんだっけ。

この日のことでおぼえていることが2つ。

1つ目。雨だったこと。

皇族と言えども、自分の結婚式を晴天にすることはできない。当たり前のことだが、つくづくそう思ったものだ。

ただ、婚儀の後のパレードの時には、雨が上がって奇跡的に晴れた。これも、そういうことがあるんだなあ、と印象に残っている。

2つ目。雨の中の婚儀の中継を観ていたら、須田哲夫アナが、歩いている雅子様のことを、「紀子様」と言ってしまったこと。

厳粛な婚儀中継の間だったので、瞬間、空気が凍りついたような気がした。

私にとっては、1984年の紅白歌合戦における、生方恵一アナの「ミソラ」と並ぶ事件に思えた。

ややあって、「私、今の雅子様に、3年前の紀子様の姿を重ね合わせております」と言った内容の発言をした。
フォローしたつもりだったのだろうが、観ている方には言わなきゃいい言い訳に聞こえた。

これ、強く印象に残っていて、今に至るまで、須田アナの顔をテレビで観るたびに、「あー、紀子様」と思ってしまう。申し訳ないんだけど。

そんな話はさておき、あれから20年。

ご夫妻の今日の状況は、あの日、誰しも想像することはできなかったと思う。

メディアであれこれ取り沙汰される、皇室の内情については、何とも言えないが、一国民としては、雅子様が少しでも快方に向かわれることと、愛子様の順調なご成長を祈るばかりだ。