naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ちょっと無謀?~ユニ響の「悲愴」は裏

9月、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の定期演奏会に参加させていただくことになった。

メインは「悲愴」。

そして、我が浦安オケ、11月の定期演奏会のメインも「悲愴」である。

私の場合、別オケに弾きに行くのは、基本的にユニ響だけだが、たまにこうして、同時期に演奏曲がかぶることがある。

過去の演奏会記録をさかのぼってみた。

まず、2000年9月にユニ響、同年11月に浦安で、モーツァルトの「ハフナー」(交響曲第35番)を演奏している。

ユニ響の練習には、たぶん7月くらいから参加したと思うので、そこから9月までは、両方のオケで「ハフナー」を練習したんだったと思う。

それから、最近では、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」。

これはちょっと経緯が複雑で、2011年5月の浦安の定期演奏会でとりあげる予定だったので、2010年の12月から練習を始めたのだが、東日本大震災があったため、演奏会自体が中止となり、震災直前までの3ヶ月ちょっとで練習が中断してしまった。

仕切り直しで、2012年6月に同じ曲目での定期演奏会を延期開催することになり、2012年1月から6月まで、再び「ロメジュリ」を練習した。

この間、2011年9月のユニ響の定期演奏会でも「ロメジュリ」がとりあげられた。この時、ユニ響の練習には7月から参加している。

ということで、この曲では、ユニ響、浦安の並行練習期間はないものの、2010年12月~2011年3月(浦安)、2011年7月~9月(ユニ響)、2012年1月~6月(浦安)と、19ヶ月間で都合13ヶ月、「ロメジュリ」を弾いていた勘定。ひどく食傷したものだ。

加えて、この期間中、2011年12月の浦安市民演奏会では、同じチャイコフスキーの「1812年」を演奏したのだ。
2011年6月~12月が、その練習期間。
つまり、この年の7月~9月は、土曜日にユニ響で「ロメジュリ」、日曜日に浦安で「1812年」を練習するという、誠に過酷な(笑)状況だった。

チャイコフスキーが疲れる、という要素を別にしても、同時期に同じ曲を別の指揮者で別のオケで演奏するのは、なかなか難しいものがある。

弦の場合、ボウイングの相違が結構あるのが大きい。

また、当然、指揮者によってテンポや解釈が異なるので、それへの対応も大変だ。

そして、「ユニ響、浦安かぶり」の3回目、今回の「悲愴」。

浦安の練習は、今度の日曜日、16日から始まる。
ユニ響の練習には、7月から参加の予定。

7月から9月は、両方のオケで「悲愴」を並行して練習することになる。

そんな状況下、ユニ響では、裏を弾かせていただくことにした。
浦安の方は、今回はトップなので、表。浦安で前回弾いた1999年の時も、同様にトップで表だった。

「悲愴」という曲のヴィオラは、1楽章、3楽章で、表裏が別のことを弾く部分が結構ある。

ユニ響でも表にすれば、音符自体は同じなので、負担は少ないが、同時期に同じ曲を演奏するなら、違う方を演奏するのも経験の幅がひろがっていいかな、と思い、これまで弾いたことがない裏を希望してみた。

ちょっと無謀かな・・・?