naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

気になっちゃう性格

「気になっちゃう性格」なんです。

って言ってもわかんないですよね。

私の場合、例えば昼飯を食いに入った店でなんですが。

自分が頼んだチャーハンは来た、と。

しかし、隣のテーブルのお客さんは、私より前から座っているのに、注文したものが来ない。

自分のチャーハンは来てるんですよ。

食べてればそれでいいのに、気になっちゃうんですよ。

そのお客さんの注文したもの、来ないのかなあ、って。

なかなか来なくて、そのお客さんが怒り出したらどうしよう、とかも思う。

よっぽど、店員さんを呼び止めて、「あのお客さんの、忘れてない? 通ってる?」って聞こうと思うけど、実行したことはないです。

で、今日の昼食。

木更津から千葉に戻って、京成の駅のそば、ガード下にある、らーめん亭よ志乃に入りました。

そこでのこと。

この店、入ると厨房前のレジで注文して会計を済ませ、その後、テーブルもしくはカウンターの好きな席に座って待つ形。

私は既に座って、餃子が来るのを待ちながら、見るともなく店内を見ていました。

そしたら。

私より少し後に、カップルの客が入ってきた。男性の方がだいぶ年上の感じ。

注文を済ませて、テーブルに座った二人。しかし、男性の方が、すぐに席を立って、店から出て行った。電話か買物なのかな、と思って見ていた。

ところで、このよ志乃という店、頼んだものが出てくるのが、びっくりするくらい早いんですよ。

客が注文を済ませて席につくやいなや、それを追いかけるように店員が注文の品を持ってきて、客の前に置く、と言っても過言でないような早さなんです。

ラーメンなんか、どう考えてもそんなに早くできないだろ、麺をゆでてあったんじゃないのか? と思うくらい早い。ほんとに。

で、このカップルの席にも、その男性が店を出て行った途端に、その男性の頼んだ、ラーメンか何か、とにかくあたたかい汁そばらしき丼が置かれた。

「相棒」に出てる六角精児みたいな感じの彼女の方は、「彼、早く戻ってこないかな」みたいな表情で、入口の方に視線を送る。

しかしそんな間に、今度は彼女のも来てしまった。同じような汁そばの丼。

しばらく彼女、手をつけずに待ってましたね。先に食べ始めるのが申し訳ない、と思ったんでしょう。

しかし、ほんとに何しに行ったんだか、彼は帰ってこない。まあ、頼んだものが出てくるのが、早すぎるのも早すぎるんだけどね。

で、生ビールを飲みながら餃子を食べている私としては、それが気になってしょうがないわけですよ(笑)。

彼の丼の方が先に来たんだよね。麺、伸びちゃうよなあ・・・。

早く来ないかな。

関係ないんですよ。彼らとは行きずりの仲であって、名前も知らないんだから。

でも気が気じゃない。

やがて、意を決したように、彼女は食べ始めました。やっぱり麺だった。

うん、それでいい。仕方ないよね、と近づいて言ってあげたかった。

しばらくして、やっと彼が戻って来た。

会話を交わす二人。大体、内容の想像はつく。

「あれ、もう来てたの。早いね」
「あなたが出て行って、すぐ来たのよ。もう、麺が伸びちゃったんじゃないかしら。ごめんなさいね、あたしだけ、先食べ始めちゃって」
「いいんだよ、いいんだよ。それより、この後、どこ行きたい?」
みたいな。

たぶん、伸びてたね、麺。

あ、それからもう一つ。

私が席についた時に、左隣に一人で座っていた男性。既に、麻婆茄子定食をあらかた食べ終えるところで、実際、すぐ食べちゃったんだけど、これがなかなか帰らないんだ。

一人だから、連れとしゃべるわけじゃない。禁煙席だから煙草を吸うわけじゃない。

でも、何かそのまま座ってるんだよね。

用がないんだったら、帰れば? って言いたくなっちゃった。言わなかったけど。

まあ、そういう、食後のくつろぎの時間というのも大事かもしれないけど。

この写真は、私が食べた冷し中華です。

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