その2人に、NHKテレビ放送実況の佐藤アナ、「序盤戦での連敗は許されません」を連発。
この、「連敗は許されません」は、佐藤アナに限らず、NHKのアナウンサーの常套句になっている。
横綱が、あるいは
横綱昇進や
大関昇進を賭ける力士が、序盤戦で連敗すると、どのアナウンサーも決まってこれを言う。
しかし、これってどうなのよ。
横綱にせよ、場所後の昇進が話題になる力士にせよ、「序盤戦で1敗すること」さえ、そもそも許されないんじゃないの?
特に今場所の
稀勢の里なんかは、1敗した時点で、残り全勝しても14勝。
優勝争いの展開にもよるかもしれないが、3日目での黒星、即崖っぷちだろう。
で、今日の
稀勢の里、
日馬富士はそれぞれ買って、「許されない連敗」を免れたが、そういう場合、これも決まって「連敗はしませんでした!」って言うんだよね。あたかも、何かすごいことをやったみたいに。
横綱、あるいは昇進目前の力士が、連敗してどうするのよ。
連敗しなかったことが、そんなに値打ちがあるのか?
今日勝ったにせよ、明日負けて3勝2敗になったら、それはそれでお先真っ暗なわけで。
どうも違和感のある言い方で、いつも気になるのです。
話は変わって。
白鵬の相撲が全然だめ。内容が悪すぎる。
自己2番目の34連勝という数字とは裏腹な相撲ぶりだ。
両琴、
琴奨菊、
琴欧洲が、いい相撲をとり続けて全勝キープ。
ちょっと不思議だ。
日馬富士、
鶴竜は、ぴりっとしない相撲が続く。
どこかで調子をつかんでくれるといいが。