naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番2週間前、朝から夕方までの集中練習

日 時 : 2013年11月4日(月) 9:30~12:00、13:30~16:30
場 所 : 市内小学校音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : 魔笛、コンチェルト(2・3・1楽章)、アンコール曲、悲愴(2・3・4楽章)
弦人数 : 午前:12・11・8・9・3 午後:14・11・9・8・5
弓の毛 : 無事

本番2週間前。4日(月)は、本番指揮者Y先生の指導で、朝から夕方までの集中練習となった。

会場は前回と同じ、小学校の音楽室。フルオケにはいささか手狭だ。
まずセッティング。
チェロもコントラバスも前回より人数が多いとのことで、場合によってはヴィオラは何人か立って演奏することも考えなければ、と、かねてパート内で相談していたのだが、何とか納まった。よかった~。

まず、モーツァルト魔笛」序曲から。
通し演奏の後、返し練習。

「もっと楽しそうに」と指示が飛ぶ。

でも、Y先生の目指している音楽は、だいぶみんな理解してきた感じがする。

小休憩の後、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番。

今回も、ソリストTさんのソロ付き。

2楽章、3楽章を中心に練習した。

うーん、自分個人としては、3楽章はまだだなー。数え間違い、入り間違い。前日にスコアチェックしたんだけど・・・。

ベートーヴェンの音楽は、これまであれこれ弾いてきたが、このコンチェルト、一番手ごわいかも。

残った時間で1楽章を通し演奏した。

午前の部、終了。1時間半の昼食休憩。

音楽室向かいの教室で、買ってきた弁当を食べる。外に食べに出た人もいたようだ。

音楽室で、本番当日の開演前ホワイエ(ロビー)コンサートの練習をするグループも。

13:30、練習再開。

まず、アンコール曲から。先月、弦分奏で一度合わせたそうだが、私は欠席だったので、初めて弾く。

オケとしても、Y先生の指揮で合わせるのは初めてだ。

管、打のメンバーが入ってきて、チャイコフスキーの「悲愴」。

2楽章から。

全4楽章の中では、比較的息の抜きどころかな、という感じの楽章ではあるが、Y先生はそんな心構えを許してくれない。

全曲にわたって、以前から言われていることだが、チャイコフスキーの場合、Y先生は、弱音が弱くなりすぎたり、音が痩せることを嫌う。

この日の練習でも、楽譜にあるディミヌエンドを消しましょう、という指示や、楽譜表示のダイナミクスの変更(mpやfをffにするとか)がいくつかあった。

途中に出てくるピツィカートも、管楽器を消すくらいの強さで、と。

2楽章でここまで疲れて、この後どうなるのか、という感じであった。

休憩の後、3楽章、そして4楽章。

もうへとへとであったが、Y先生の求める「悲愴」像は、みんなたたきこまれてきたと思う。

本番1週間前となる来週は、午後から夜にかけてのホール練だ。広々としたステージで演奏できるのは嬉しい。
加えて、ホール練前には、トレーナーの先生によるヴィオラのパート分奏も予定している。

いよいよ大詰めだ。

楽譜係から、来年春の定期演奏会の楽譜が配られた(ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」、グノーの「ファウスト」のバレエ音楽、フランクの交響曲。偶然だが、どれも大学オケで演奏したという共通点が)。
来月からは次の演奏会の練習だ。

雨模様の祝日。午後一時晴れたが、練習が終わった時にはまた雨が降り始めた。
そんな中、会社関係の会合があるので、楽器を持ったまま東京へ。
(今日の練習は、違和感のあるスーツ姿で参加)
午前、午後とみっちり弾いた後だったので、深夜、帰りの電車の中では疲れが出てぐったり。

※練習往復に聴いた音楽
    ワーグナー 「ローエングリン」第1幕への前奏曲
       レヴァイン=METオーケストラ
    ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番
       キーシンレヴァイン=METオーケストラ
    ブラームス ヴァイオリン協奏曲
       ヘッツェル=渡邉暁雄=東京都響
    モーツァルト ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
       ヘッツェル=レークナー=読売日本響
    ベートーヴェン ミサ・ソレムニス
       カラヤンベルリン・フィル(1966年録音)