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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

市原市楽友協会練習日誌~本番前日GP

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今日14日(土)は、市原市楽友協会、バッハのロ短調ミサ曲のGP。

14時過ぎ、市原市市民会館到着。

本番でプルトを組むSさんという若い男性と、初めて顔を合わせた。
今回、ヴィオラは4プルト。私が4プルトの表、Sさんが裏。
とても確実な技術をお持ちで心強い。

それから、セカンドヴァイオリンに、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)のDさんがいるのを発見!
いやー、世間は狭いねえ。
話をうかがったら、この団体に弾きに来るのは初めてとのこと。

14:30、GP開始。ソリストも参加しての、オケと合唱の合わせだ。

ロ短調ミサ曲の冒頭から順番に。

ヴィオラとチェロの間に、ヤマハのキーボードが置かれた。通奏低音だ。
先週の合唱合わせの時には、グランドピアノが使われていたが、本番はこのキーボードらしい。
キーボードの足下にスピーカーが置かれていて、ここから音が出る。
近い場所で弾いているので、先週までとはまた感じが変わった。

先週までに比べて合唱がとてもよく聞こえる。声が出ている感じを受ける。
ヴィオラパート譜には、ガイドとしてソプラノのコーラスが書かれている場所がいくつかあるのだが、正直、先週までは、舞台上遠い位置にいるソプラノがあまり聞こえなかった。
それが、今日はよく聞こえてきて助かった。
合唱団のメンバーである従兄に聞いたら、女声の人数は今日だいぶ増えたとのことだった。

16時過ぎ、9番まで終わったところで休憩。

休憩後、8番に戻ってまた練習。

本番前日、また今日は時間に余裕があるので、指揮者のY先生の練習も念入りだ。
オケ、合唱、それぞれに対して、たびたび返し練習や、2回3回と通し練習。
ソリストのテンポの確認も行われた。

17:45、17番まで終わったところで、再度休憩。

その後、17番から最後まで。

20番の合唱のフーガがとても難しそうだ。この曲、ヴィオラはtacetなのでスコアを見ながら聴いたが、大変な曲だ。

この20番に限らず、このロ短調ミサ、従兄も言っていたが、とにかく合唱は難しくて大変そうだ。

合唱とオケの曲は、浦安オケでも時々やるが、オケと合唱が合わせるのは、結構難しい。
舞台上の位置関係が要因かもしれないが、オケと合唱のテンポ感がずいぶん違ったりする。

でも、合唱合わせも回数を重ねてきたので、だいぶレベルアップしてきたように思う。

今日はティンパニがいなかったのが残念だった。ティンパニが入るとさらに感じがつかめたと思うが。

最後にアンコール曲を練習。Y先生から、強い口調で合唱団への要求が出された。

19:40頃終了。

明日午前のリハーサルは、通すだけでダメ出しはできない、とY先生がおっしゃっていた。
細かい修正ができるのは今日だけ、とのこと。

5時間余りの時間をかけて練習したので、ずいぶんよくなったと思う。
個人的には、やっと曲の全体像がつかめた。かろうじて間に合ってよかった、という感じだ。

いよいよ明日は本番。

このミサ曲、tacetの曲がいくつもある。弦奏者としては、日頃めったにないことだ。
明日の本番、この、弾かない曲をどうするかが、結構問題。
これまでの練習では、スコアを見ながら演奏を聴いたり、演奏している人たちを眺めたりしていたのだが、本番はだらけた動作もしていられない。
ちゃんとした姿勢で、じっとしていないといけないんだなあ。大変そう。

めったに演奏する機会がない、ロ短調ミサ曲。貴重な機会だ。大切に過ごしたい。

明日の本番、従兄との初共演でもある。
妻と、母方の伯母が来てくれる。

※練習往復に聴いた音楽
    ブラームス 交響曲第3番
       カラヤンウィーン・フィル
    ブルックナー 交響曲第4番
       カラヤンベルリン・フィル(1970年録音)