naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

長崎旅行③~まずは中華街で昼食

まずは昼食。長崎新地中華街に向かう。

途中、大村藩蔵屋敷跡を通る。大村純忠という人がいたそうで、中町天主堂という教会がある。今回の旅行でまず最初に見た教会だった。

ドライバーさんの話によると、長崎県には750以上の教会があるそうだ。
一方、お寺も、京都、奈良に次いで全国3番目に多いとのこと。キリスト教に対抗して幕府が寺を多く置いたのだそうだ。

130万余の県民の内、4分の1がキリスト教信者。また、今でも隠れキリシタンが380世帯くらいあるとのこと。

そんな話を聞いている内に、中華街に到着。

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3年前は江山楼という店で食べたが、今回は別のところで、とさがし、適当に入ったのが、ここ。

桃華園別館。

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背の高い年配の店主は、どことなくやる気なさげな雰囲気。

ビールを注文したら、そんなもの頼むのか、と言いたそうな顔をして、めんどくさそうに持ってきた。

餃子を注文すると、ない、という。卓上のメニューの一番上に書かれているのだが、昼間はやっていないのか、売り切れたのか不明。

(メニューの下には、追加注文はお断りする場合があります、とも)

餃子の代わりに酢豚と、チャンポン、皿うどん(細麺)を注文した。

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チャンポンに酢がほしいなという話になり、店主に、お酢はありますか、と聞くと、出さないという。

酢を入れると、味が全部壊れるので出さないのだそうだ。九州では、出されたものを出されたままに食べるのが流儀。あなた方、東京の人でしょう、と言われた。
東京の客は、酢の他、からしをくれということもあるとのこと。

出されたままに食べ(笑)、店を出たが、店主との会話が楽しかった。

いつか、ここで餃子を食べてみたいが、そういう機会はあるだろうか。