naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番指揮者の合奏

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  昨年6月、11月の定期演奏会のCDができあがり、担当のIさんから受け取った。
  お忙しい中、ありがとうございます。



日 時 : 2014年3月2日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者N先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ベルリオーズ、グノー(全曲)、フランク(1楽章)
弦人数 : 5・4・4・6・2
弓の毛 : 無事

本番指揮者、N先生の合奏。
N先生の合奏は、先月の岩井での合宿以来、3週間ぶりだ。

まず、ベルリオーズ「ローマの謝肉祭」から。

とりあえず通します、ということで始めたが、練習番号15の先あたりで崩壊、止まった。

「この曲は、ご乗車を遅れずに」とN先生。
我々の演奏は、休んでいる小節数は数えられているが、弾き始めた時にテンポが違っているので、ずれが生じているとの指摘。
たとえ話として、駅のホームに立っていて、ドアを開けて時速80kmで走ってくる電車に飛び乗ろうとした時に、いきなり飛び乗ることはできず、ホームを80kmで電車と並走した上でないと無理だ、と。
休んでいる間、小節を数える時も、音楽のテンポを意識しながらカウントするように、との指示。

数える理解の助けとして、練習番号15から先の、フレーズの長さ(小節数)を教えていただいた。

また、全体に重たいとの指摘も。「力の抜きどころ」を会得しないと、フランス音楽にならない、と。

今回の曲目の中では、この序曲が一番怖いので、来週の合奏でもやります、とのこと。

休憩の後、グノー「ファウスト」のバレエ音楽

今日の合奏には、打楽器が3人揃ったので、全曲やった。

音楽を長いフレーズでとらえ、音楽がどこからどこへ向かっているか、意識するように言われた。合宿で言われたことを再度繰り返された形。

細かいことは色々あるとおっしゃっていたが、時間の関係で、全曲やることを優先し、流し気味に終わった。

再度休憩の後、フランクの交響曲の1楽章。

ここでも、合宿での指示の再確認が中心。

流れが分断されていて、音の形が個々にバラバラになっているのが気になる、とのお話があった。

マチュアオーケストラの場合、細かい部分もさることながら、「方向性」が一致しているかどうかで、相当音楽が違ってくるとのこと。

まだ指揮者とオケがさぐりあいの状況だが、これから本番に向けて、音楽を作っていきたい、とのお話だった。

来週も、N先生の合奏。

※練習往復に聴いた音楽
    グノー ファウスト
       クリュイタンス=パリ・オペラ座管(全曲盤)
    AKB48 前しか向かねえ
    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
       ツィマーマン=小澤征爾=ボストン響
    レスピーギ ローマの松、リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
       小澤征爾=ボストン響
    フランク=ジョンソン 交響曲(オルガン編曲版)
       ジョンソン