naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~サイモン・ラトルの教え

日 時 : 2014年3月9日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者N先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ベルリオーズ、フランク(3・1・2楽章)
弦人数 : 6・7・5・6・3
弓の毛 : 1本(ベルリオーズ)

先週に引き続いて、本番指揮者N先生の指導での合奏。

まず、ベルリオーズ「ローマの謝肉祭」。2週連続でこの曲を練習するのは、今回の曲の中で、一番危ないからだとのこと。

まず通してから、冒頭に戻って前半中心に返し練習。

以前も受けた指摘だが、mf、f、ffがみんな同じような強さになっているので、差を意識してつけるように、と。

N先生から、サイモン・ラトルがプロのオケ(ベルリン・フィル?)に言っていた、という言葉が紹介された。

f、ffの音楽を弾く時には、エスプレッスィーヴォで! なのだそうだ。

「このオケは、言うと音が変わるので、できるんです。でも、忘れることが多い(笑)」と(汗)。

休憩の後は、フランクの交響曲

今日は3楽章中心の練習だった。

N先生は、弦だけとか管だけとか、あるいは特定のパートだけを取り出して弾かせることがほとんどない。

それよりは、止めたところから結構前まで戻して返すことで、音楽の流れやつながりをオケ全体に仕込もうとしているように思える。

今の時期だからかもしれない。

それにしても、N先生の3楽章は、色々な音源で聴く演奏に比べると、テンポの変動が激しい。先生のお話だと、フランクの書き方を補う必要があるとのお考えのようだ。

今日は、「音が汚い」と何度か指摘された。フランスものらしい音が出ていないようだ。

また、いつものように、4小節なら4小節の長いフレーズで音楽を作るように言われた。それができずに、音楽が重くなっている、と。

1楽章は、通した程度。

休憩の後の2楽章も、時間があまりなく、流した程度の練習だったが、今後の合奏で、最初にこの楽章をやって、時間をかけたいとのこと。

来週からは、分奏が2回続く。

※練習往復に聴いた音楽
    シベリウス 交響曲第1番
       尾高忠明=札幌響
    シベリウス 恋人
       バルビローリ=ハレ管
    シベリウス 交響曲第2番
       バーンスタインウィーン・フィル
    シベリウス 交響曲第4番
       ベルグルンド=ヘルシンキ・フィル
    シベリウス 交響曲第7番
    チャイコフスキー 「くるみわり人形」抜粋
       ムラヴィンスキーレニングラード・フィル(1977年東京ライブ)