その2。ゴルフバッグを処分した件。
事情あって一念発起して、家の中のかたづけを始めた。
その一環として、使っていないゴルフバッグを処分することにした。
え? ゴルフやるの? と驚かれる方もおられるだろう。
一応、やったことはあるんです。
それは、労働組合で仕事をしていた当時のこと。
職場でゴルフをやらないのは私だけだった。
その時の委員長が、君もゴルフをやったらどうだ、としきりと勧めてくる。
職場のみんなで、東陽町にある、ゴルフ練習場に行くことになった。正確にはおぼえていないが、1993年か1994年頃だったと思う。
クラブの握り方から教わって、生まれて初めてボールを打った。
その委員長が、使わなくなったセットをあげるよ、と言って家に送ってくれた。
その後、組合仲間で、何度くらいコースをまわったかな。
初ラウンドは長崎。以後、北海道(確か苫小牧)で、千葉の小見川で、あと静岡の方でもやったな。
10回くらいはラウンドしただろうか。
しかし、もともとスポーツには縁のない人間なので、「ロングホール、ショートホールを問わず、1ホール、2ケタたたかない」、「ハーフで100を切る」のが目標、というレベルを脱することはできなかった。
もともと、40近くなってから、いやいや始めたゴルフ。
組合仲間の中には、若い頃からゴルフが一番の楽しみで、平日の会社帰りに、練習場に行く習慣がある、という者もいて、とてもとても、そんなことは、自分には考えられない、と思った。
そういう人たちと、ゴルフを楽しむなんてことは、そもそも無理なのだ、といつも思っていた。
結局、1998年に組合を下りてからは、機会もなくなり、以後はまったくやっていない。
職場で話題になっても、「ゴルフはできない」ということで通している。
職場で話題になっても、「ゴルフはできない」ということで通している。
今回、粗大ゴミとして処分することにしたのは、当時の委員長にもらった、そのセットだ。
明日朝引き取りに来るので、会社から帰宅して、埃をかぶっていたバッグを玄関に出した。
宅配便の伝票がついていたので見ると、平成8年6月とある。1996年、18年前だ。これが最後のラウンドだった、ということか。
まあとにかく、これで、たぶん一生ゴルフをやることはない、な。
何らの未練を感ずることもなく、ついでに処分することにした妻用のゴルフバッグともども、我が家から、ゴルフバッグが消えたのであった。
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