今日、2014年10月1日は、東海道新幹線が開業して50周年の記念日。
当時、私は小学校3年生、9歳だった。
木更津の田舎の小学生にも、ものすごく速い電車が開通したらしい、という、この時の記憶は残っている。
確か、「夢の超特急」と言ったのではなかったか。
「こだま」という名前の特急は、それ以前からあった。
で、子供の私の勝手な解釈では、「こだま」というのは、「小玉」だった。
私のイメージの「小玉」は、ちょうどパチンコ玉みたいな大きさの玉。小さな玉が、目にも止まらぬ速さで転がるから、速い電車の名前になった、と思っていた。
そんな記憶がある。
開業半世紀。
リニアモーターカーが現実のものになりつつある今、東京=名古屋が40分、東京=大阪が1時間ちょっとで結ばれるという話に、そんなに速く着いちゃ、つまらないのでは、などと思うのだが、きっと、新幹線の開業当時も、同じことが言われていたのかもしれない。