演奏が始まって間もなく、小田さん、ちょっとお疲れかな、と思った。
曲のところどころで声が出きらない部分があり、これは最後まで変わらなかった。
ただ、それでも、長年のキャリア、うまさ。聞こえてくる歌の整え方は、さすがと思った。
曲のところどころで声が出きらない部分があり、これは最後まで変わらなかった。
ただ、それでも、長年のキャリア、うまさ。聞こえてくる歌の整え方は、さすがと思った。
今回も、弦の魅力、威力は大きかった。
「やさしい風が吹いたら」の時に、今さらながらふと思ったのだが、この四重奏アレンジって、やっぱり小田さん自身の手によるのだろうか。
曲の前半、ヴァイオリンなしで、ヴィオラとチェロだけの響きを聞かせたり、エンディングでピツィカートを効果的に使うなど、弦楽器の書法によほど通じていないと書けないと思う。
曲の前半、ヴァイオリンなしで、ヴィオラとチェロだけの響きを聞かせたり、エンディングでピツィカートを効果的に使うなど、弦楽器の書法によほど通じていないと書けないと思う。
それにしても、いつも思うけど、金原(千恵子)さん、素敵だなー。
ダンシングプレイの笑顔も、要所で見せる真剣な表情も魅力的。
セカンドとチェロの男子2人もイケメンだし、このユニット、結構固定ファンがいると思う。
ダンシングプレイの笑顔も、要所で見せる真剣な表情も魅力的。
セカンドとチェロの男子2人もイケメンだし、このユニット、結構固定ファンがいると思う。
「二人」の前のMC。
「我々、昨日もここでコンサートをやりましたけど、昨日は、さだまさし君も新潟でコンサートをやったそうなんですね」。
場内から「へー」の声。
「昨日、さだ君のコンサートに行かれた方、おられますか?」
パラパラと手が挙がる。
「10人足らずってところですか」(笑)。
その後、昨晩、さださんは、終演後、新幹線で東京に戻った、という話も。
(さださんのコンサートは、新潟県民会館で18:00開演だった)
「我々、昨日もここでコンサートをやりましたけど、昨日は、さだまさし君も新潟でコンサートをやったそうなんですね」。
場内から「へー」の声。
「昨日、さだ君のコンサートに行かれた方、おられますか?」
パラパラと手が挙がる。
「10人足らずってところですか」(笑)。
その後、昨晩、さださんは、終演後、新幹線で東京に戻った、という話も。
(さださんのコンサートは、新潟県民会館で18:00開演だった)
その「二人」から「その日が来るまで」までの流れは、「この街」だけが軽量級の曲だが、それ以外は、1曲1曲が、ずっしりと響いてくる。重い、というのではなくて。
「二人」では、有賀(啓雄)さんのベースの高音の響き、「その日が来るまで」では、木村(万作)さんの優しいドラムが、心に残った。
後半、「愛になる」からは、ひたすらたたみかけるナンバーが続く。
そんな中、私にとっては、「風と君を待つだけ」の聴き応えが、今回も群を抜いていた。
「Yes-No」、「ラブ・ストーリーは突然に」の2曲分の時間をかけて、アリーナの外周を歌いながら歩いて一周。
「彼方」の重厚感は、何度聴いても、アルバムよりライブだ。
アンコールの冒頭、新しく「秋の気配」。季節の推移もあって、本編から「たそがれ」をはずし、この曲と差し替えたということなのだろうか。
この曲は、稲葉(政裕)さん、栗尾(直樹)さんと3人での演奏。今次ツアーでは珍しく、この曲はフルコーラスでなかった。
この曲は、稲葉(政裕)さん、栗尾(直樹)さんと3人での演奏。今次ツアーでは珍しく、この曲はフルコーラスでなかった。
「もっと近くに」の前のMCで、前回行った福岡と同様、オフコースがうまくいかなくなってきて、立て直しのために書いた曲だ、という話があった。でも、結局解散することになり、今考えるとそれも若気の至りということだった、という意味の話も。
単に演奏するだけでなく、わざわざそういう話を付け加える、小田さんの意図が、私にはまだ酌めずにいる。
単に演奏するだけでなく、わざわざそういう話を付け加える、小田さんの意図が、私にはまだ酌めずにいる。
以後、セカンドアンコールまでは、福岡同様。
お腹いっぱい、という感じのライブだった。
小田さん、走る場面は少なかったが、よく歩いていた。
さて、今次ツアー、3回目の参戦が終わり、残るは、今月下旬の武道館だ。