昨30日(火)、朝刊1面下にある、出版社の広告を見ていたら、一番左に、「アンソロジーそば」とあるのが目に止まった。
「読んで年越し 食アンソロジー第5弾!」。
おお、新作が出たのか。
さっそく、木更津からの帰り、千葉そごうの三省堂で買ってきた。
PARCO出版から出ている「アンソロジー」シリーズは、テーマとなる食べ物をめぐるエッセイを集めたものだ。
これまでに、「カレーライス」「お弁当」「おやつ」「ビール」が刊行されており、新刊が「そば」。
春頃だったと思うが、出張先の大阪で立ち寄った書店で、偶然に見つけたのが、出会い。
これはいい、と買い求めて、帰りの新幹線の中で読んだ。
その後、東京の書店で、他の既刊分も入手していた。
さて、今回出た「そば」は、画像の帯にあるような、錚々たる顔ぶれが「そば」について書いた38編のエッセイを収録している。
どの巻もそうだが、特定のテーマについて、それぞれの筆者が、それぞれの切り口で語っているのを読むのが楽しい。
自分にも、こんな文章が書けたら、と思う。
新刊の「そば」、年末年始の休みにゆっくり読みたい1冊だ。