naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

羊は尊い

今年は未年。

私、未年です。

つまり、今年は4回目の年男。あー、うそ、うそ。

ところで、昨5日(月)の、日本経済新聞朝刊の「春秋」欄に、こんなことが書かれていた。

未年。干支では「未」の字を用いるが、つまり羊のこと。

漢字の研究者の白川静さんという方の分析によると、「前向きの価値観をあらわす漢字には、羊の字を含んでいるものがある」。

美。

善。

義。

なるほどねえ。「善」は、亡き父の名前の一字でもあり、その点でも、何か嬉しく感じる。

白川さんによると、漢字の原型ができた頃に、羊を神事に用いることが多かったのだそうだ。
訴訟においては、羊を通じて神の判断を仰いでいたらしい。

つまり、羊は、正と邪をわかち、人を導く尊い存在。

そうなのか。

何か、おっとりのんびりとしたイメージの羊だが、そんなに尊い、偉いものだったとは。

未年の1人としては、嬉しいような、いや、どうだろう、何か分不相応な感じがするな、やっぱり。



ここで突然話は変わりますが。

羊と言えば、吉田羊さん(笑)。

「HERO」で初めて知ったんですが、素敵な女性だよなあ。一度お会いしてみたい。