今年は未年。
私、未年です。
つまり、今年は4回目の年男。あー、うそ、うそ。
ところで、昨5日(月)の、日本経済新聞朝刊の「春秋」欄に、こんなことが書かれていた。
未年。干支では「未」の字を用いるが、つまり羊のこと。
漢字の研究者の白川静さんという方の分析によると、「前向きの価値観をあらわす漢字には、羊の字を含んでいるものがある」。
美。
善。
義。
なるほどねえ。「善」は、亡き父の名前の一字でもあり、その点でも、何か嬉しく感じる。
白川さんによると、漢字の原型ができた頃に、羊を神事に用いることが多かったのだそうだ。
訴訟においては、羊を通じて神の判断を仰いでいたらしい。
訴訟においては、羊を通じて神の判断を仰いでいたらしい。
つまり、羊は、正と邪をわかち、人を導く尊い存在。
そうなのか。
何か、おっとりのんびりとしたイメージの羊だが、そんなに尊い、偉いものだったとは。
未年の1人としては、嬉しいような、いや、どうだろう、何か分不相応な感じがするな、やっぱり。
ここで突然話は変わりますが。
羊と言えば、吉田羊さん(笑)。
「HERO」で初めて知ったんですが、素敵な女性だよなあ。一度お会いしてみたい。