naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ボロディンと筒美京平

今、浦安オケで、ボロディンの「イーゴリ公」序曲を練習している。

 

序奏が終わって、アレグロの主部に入るが、激しい音楽がしばらく続いた後、突然、166小節目から、ホルンのゆったりしたメロディが始まる。

 

このメロディは、木管、ヴァイオリンと受け継がれていく。

 

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画像に示したこのメロディは、曲の後半でも再び出てくる。この序曲の、重要なキャラクターだ。

 

ところで、練習で弾いていて、画像に赤で示したフレーズが、どこかで聞いたことがあるような気がしてならなかった。

 

何だったっけ、とずっと気になりつつ、一昨日、4日(水)の昼休み、会社の近くを歩いていた時に、ふとひらめいた。

 

 

サビから1コーラスの終わりに出てくる、「そーんな年頃ね」のメロディだよ、これ。

 

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博覧強記の筒美京平ボロディンのこの曲を知っていて、使ったんだろうか。

 

ってか、ボロディンのメロディは、基本的には下降音階に過ぎないわけだけど、ここから「夏色のナンシー」を連想するのは、もしかすると私だけかな。

 

※関連の過去記事
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