今日、ネットのニュースを見ていたら、面白いのが目に止まった。
滋賀県議会で、「県名を変更しては」との提案が出たのだそうだ。
県議会でのことだから、真面目な話。
日経リサーチの調査によると、「滋賀」の認知度は、全国37位。
それに対して、「近江」は、全国88の旧国名中で29位。
「滋賀」より「近江」の方が認知度が高い、ということで、県名変更の提案につながったらしい。
「近江県」への県名変更は、2009年にも県議会で提案されているそうで、初めてのことではないそうだ。
私も、生まれて間もなく60年。市町村の合併での名前の変更はいくつも聞いてきたが、都道府県の名前を変更する、という話は初めてだ。
そんなことが、起こりうるのだろうか、と思ったら、やはり、手続き面はかなり大変らしい。
2010年に滋賀県がアンケートを行ったところ、153人という少ないサンプル数だが、8割近くが今の県名でよい、と答えたとのこと。
さて、6年を経て再燃したこの議論、果たしてどうなるだろう。