今日7日(火)の会社帰り。
八重洲地下街を歩いていて、驚くべき事実を知った。
八重洲東春堂書店がない!
それも、シャッターが閉まっているのではなく、既に別の店が営業していたので、一瞬、何かの間違いか、と目を疑ってしまった。
しかし、隣が見慣れた旅行鞄の店だし、やっぱりこの位置は、八重洲東春堂があった場所だ。
この書店は、本当に昔からあった。たぶん、私が今の会社に入って、東京駅を使うようになった時からあったと思う。
しばしば、会社帰りに立ち寄っていたのだが、全然気がつかなかった。
最後に来たのはいつだっただろう。ほんの数日前、入ったような気がするのだが。
新しい店の周囲を見てみたが、「閉店のお知らせ」あるいは「移転のお知らせ」みたいな張り紙もなく、事情はわからなかった。
それにしても、これで、日本有数の地下街である八重洲地下街に、書店が一つもない、という状況になってしまったわけだ。
まあ、古くからあった上記2つの書店とも、狭い店で、書店としては満足のゆく規模ではなかった。
一時期、今、H&Mがある場所に、八重洲ブックセンターが大きな店舗を構えていて、ありがたかったのだが、それも今は撤退してしまった。
結局、八重洲地下街というところで、書店はビジネスにならないのだろうか。
そういう中での商売は難しいのかもしれない。
八重洲地下街も、結構店の入れ替わりが激しいのだが、長年出入りしていた店がなくなるのは、やはりさみしさが大きい。
そう言えば、八重洲東春堂の並びにあった、文具の日乃出がなくなった時もさみしかったなあ。