遠藤が勝ち越し。今日はあまり内容がよくなかったが、とにかく4場所ぶりの勝ち越しはめでたい。
膝を負傷する前よりも、今場所は強さを感じさせる相撲が多い。
残り4日で、最低2ケタ、できれば11勝、12勝まで上積みしてもらいたい。
膝を負傷する前よりも、今場所は強さを感じさせる相撲が多い。
残り4日で、最低2ケタ、できれば11勝、12勝まで上積みしてもらいたい。
阿夢露が勝ち越し。力をつけた。強くなったと思う。今場所は目を見張る。
さて、優勝争い先頭を行く4人の相撲。
豪栄道=栃煌山は、これが栃煌山にとって最後の上位戦だけに、勝てば優勝の可能性もひろがるところだ。
立ち会い、豪栄道は右差しねらい。栃煌山はこれに差し勝って左を入れたものの、誤算は、もろ差しでなくて左四つになったこと。
ここで右も入れられていれば、勝負は一方的になっていただろうが、左四つになり、栃煌山は右上手をとって前に出た。
そこを、豪栄道が右からの首投げ。
体制を悪くするとすぐ首投げにいくのは、豪栄道の悪癖であり、栃煌山としても頭になかったわけではないだろう。
しかし、その首投げが早めだったのと、栃煌山にしてみれば、もろ差しでも右四つでもなく、一番違和感のある左四つになってしまって、とまどいながら前に出たことが相まって、うまく決まった。
豪栄道としては、いいところがまったくなく、相撲には負けた一番。
一方の栃煌山は、もったいない相撲を落とした。
立ち会い、豪栄道は右差しねらい。栃煌山はこれに差し勝って左を入れたものの、誤算は、もろ差しでなくて左四つになったこと。
ここで右も入れられていれば、勝負は一方的になっていただろうが、左四つになり、栃煌山は右上手をとって前に出た。
そこを、豪栄道が右からの首投げ。
体制を悪くするとすぐ首投げにいくのは、豪栄道の悪癖であり、栃煌山としても頭になかったわけではないだろう。
しかし、その首投げが早めだったのと、栃煌山にしてみれば、もろ差しでも右四つでもなく、一番違和感のある左四つになってしまって、とまどいながら前に出たことが相まって、うまく決まった。
豪栄道としては、いいところがまったくなく、相撲には負けた一番。
一方の栃煌山は、もったいない相撲を落とした。
白鵬=照ノ富士は、昨日の両者の相撲内容からすると、白鵬がよほど引き締めてとらないと、五分以上の相撲にはならないと思って観た。
相四つだけに、立ち会いから右四つ。
しかし、この一番、さすが白鵬と思わせたのは、立ち会い一合して、すぐに自分は両まわしをとり(上手は一枚だったものの)、相手には上手も下手も取らせなかったことだ。
相撲の入口で、この体勢の差を作られたことが、照ノ富士には最後までハンデとなった。
照ノ富士は、右下手はとって上手をさぐる格好。
白鵬は、左上手が一枚。
照ノ富士の相撲の型からすれば、下手一本でもたいていの相手なら持ちこたえることができる。
しかし、さすがに相手が横綱だったことと、立ち会いからの序盤の流れが響いた。
徹底して上手をやらなかった白鵬の厳しさはさすが。
最後は、上手を充分に取り直しつつ、向正面に寄った。
こういう相撲なら、白鵬のダメ押しも出るはずがない。批判は浴びたものの、あの時の逸ノ城の相撲ぶりでは仕方がないと思わせる、白鵬=照ノ富士の熱戦だった。
相四つだけに、立ち会いから右四つ。
しかし、この一番、さすが白鵬と思わせたのは、立ち会い一合して、すぐに自分は両まわしをとり(上手は一枚だったものの)、相手には上手も下手も取らせなかったことだ。
相撲の入口で、この体勢の差を作られたことが、照ノ富士には最後までハンデとなった。
照ノ富士は、右下手はとって上手をさぐる格好。
白鵬は、左上手が一枚。
照ノ富士の相撲の型からすれば、下手一本でもたいていの相手なら持ちこたえることができる。
しかし、さすがに相手が横綱だったことと、立ち会いからの序盤の流れが響いた。
徹底して上手をやらなかった白鵬の厳しさはさすが。
最後は、上手を充分に取り直しつつ、向正面に寄った。
こういう相撲なら、白鵬のダメ押しも出るはずがない。批判は浴びたものの、あの時の逸ノ城の相撲ぶりでは仕方がないと思わせる、白鵬=照ノ富士の熱戦だった。