naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

江口寿史全イラストレーション集「KING OF POP」

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9月30日(水)、銀座コアのブックファーストで、江口寿史氏の「KING OF POP」を買ってきた。

ツイッター江口寿史氏をフォローしているのだが、その中で、このイラストレーション集の発売を知った。

私の場合、江口寿史という人を知ったのは、「すすめ!!パイレーツ」が最初だった。

同時代の「がきデカ」や「マカロニほうれん荘」と並んで、斬新で破天荒なギャグに引き込まれた。

漫画家としての江口寿史とは別に、イラストレーターとしての江口寿史にも大変な魅力があると気づいたのは、デニーズのメニューでのことだった。

その、イラストレーターとしての江口寿史の全作品集、「KING OF POP」。

これは買わないわけにはいかない、と思った。

ビニールのフィルムで包まれている。すぐに破るのがもったいなくて、この週末の休日まで待って、さっき開いた。

うーん。

やっぱり素敵だなあ。

女性の絵が多いが、何と言うんだろう、女性の「柔らかさ」の表現。服の布地の質感だとか、とにかく、江口寿史にしか描けない世界だと感じる。

人物だけでなく、背景も含めた、「1枚のイラストレーション」の世界。

私にとっての「小田日和」のように、アーティストが時間をかけて作った、質の高いオリジナルアルバムを思わせる。

時間がある時に、1枚1枚を、時間をかけて味わいたい、そういう作品集だ。

妹一家が、江口氏の近所に住んでいて、よくお見かけすると言っていた。