別撮り映像の収録を終えて、6階に設けられた控え室へ。
入ると、JALの方々が、合唱の練習をされていた。
マウントあさまの方々、浦安オケの仲間たちが、次々に集まってきた。
でも、楽器を出してさらう人があんまりいない。
リハーサルなしの本番なのに、余裕だなー。
やがて、横島先生が来られて、これから演奏する抜粋箇所の説明をされた。
演奏するのは、3カ所。昨年と同じだ。
今回は、さっき集まったクリスマスツリーの前で演奏した後、モノレールで国際線ターミナルに移動し、そちらでもう1回演奏することになっている。
どちらも、まず、練習記号Aからの歓喜のテーマ(ヴァイオリンに旋律が移ったところ)を繰り返し演奏するところから始める。
最初は、ヴァイオリン1本、そして四重奏、八重奏と順次増えて行き、最後はそのまわりをオケのメンバーが囲んでトゥッティになる演出と説明された。
オケのメンバーは、出る前は物陰に隠れていて下さい、との指示があった。
楽器を出して多少さらい、頃合いを見計らって、2階に降りた。
ヴィオラ、チェロのメンバーは、クリスマスツリーの裏手、ソフトクリームが売っている店の後ろに集まり、演奏開始の19:50を待った。
ただ、物陰にいるので、メインステージの様子がわからない。最初の少人数の演奏が始まったのかどうかも定かでない。
それでも、やっと音が聞こえてきたので、ソフトクリームの店の前を通って、音がする方へ行ってみた。
四重奏が演奏していたので、その脇に立って、演奏に合流。
しかし、しばらくして気がつくと、オケの正規の位置は、ツリーの前で、今いる場所とは違う。
少人数の演奏者は、オケから離れた場所で演奏し始め、その後移動して、オケに合流する形なのだった。これは、先刻聞いた説明にはなかった。少人数の演奏者を囲むのが正しかったのか、最初からオケの正規の位置に行くべきだったのか。
とにかく、オケはあっちだ、ということになって、周辺のメンバーは急ぎ、そちらに合流。
以後は、あっという間。
合唱は、オケの後方、吹き抜けを囲む各階の階段に陣取っており、100人のオケともども、盛大な演奏になった。
大歓声。
さあ、あまり時間がない。楽器をしまうと、先ほど映像収録したモノレールの駅に急ぐ。