今日24日(日)は、本番のホールで、午前午後と練習。
このところ、全国各地への出張が続いている。先週は、高松、名古屋、今週は、広島、仙台、大阪とまわった。来週も、札幌、福岡へ行く。
さすがに疲労があり、本来であれば、ゆっくりしたい週末だが、午前まで練習があるとは、間の悪いことだ。
しかし、楽器を弾くのは、疲れる行為でもあるが、これまでの経験で、疲れている時にオケ練に出て、むしろ活力がわいたことも何度かあった。
今日もそうだといいが、と会場に向かった。
日 時 : 2016年4月24日(日) 9:45~12:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者T先生
内 容 : 合奏
曲 目 : チャイコフスキー(4・3・2楽章)、シューベルト(1・2楽章)
弦人数 : 13・6・9・8・3
弓の毛 : 無事
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者T先生
内 容 : 合奏
曲 目 : チャイコフスキー(4・3・2楽章)、シューベルト(1・2楽章)
弦人数 : 13・6・9・8・3
弓の毛 : 無事
会場到着後、舞台設営。せりも上げて、山台も組み、本番仕様に。
さて、と楽器のケースを開けたら、びっくり。A線が切れているではないか。
運搬途上で何か衝撃でも与えただろうか。心当たりがない。
もうチューニングまで時間がないので、舞台上手の花道のあたりで、急ぎ予備弦に取り替えた。
あわただしく座って、楽器を構えようとして、またまたびっくり。
肩当てがついてないじゃないか。
急いで客席に下りて、ケースのところに駆けて行ったが、ない!
どういうことだ?
考えている暇もなく、もう練習が始まるので、ステージに戻り、肩当てなしで弾き始めた。
よりにもよって、そんな状況で、最初に練習したのが、チャイコフスキー4番の4楽章・・・(涙)。
弾きにくかったねえ。しかも、替えたばかりのA線は、すぐゆるむし。
3楽章、2楽章と進んだ。
弾きながら、頭では、どうして肩当てがないんだろう、と考えた。
先週の練習以来、楽器は出していないので、最悪、その時にしまい忘れた可能性もある。
休憩になったら、電話して忘れ物がなかったか、聞いてみようか。
間もなく休憩になったので、電話する前に、今日、ホールに入ってから歩いた範囲をさがしてみることにした。
一番怪しいのは、さっき弦を替えた上手の花道のあたりだ。
と思って行ってみたら、チェロの後方の椅子の上にありましたっ!(笑)
弦が切れてて、あわててたからなー。肩当てを楽器に装着しないまま、楽器と予備弦と別に持ってそこに行って、置いてしまったんだ。
あー、よかった。
休憩後の、シューベルト「未完成」が、何と弾きやすかったことか。
1時間の昼食休憩。
日 時 : 2016年4月24日(日) 13:00~16:30
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者T先生、弦トレーナーY先生
内 容 : 合奏
曲 目 : シューベルト(1・2楽章)、アンコール曲、チャイコフスキー(1~4楽章)、ワーグナー
弦人数 : 15・11・9・9・4
弓の毛 : 無事
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者T先生、弦トレーナーY先生
内 容 : 合奏
曲 目 : シューベルト(1・2楽章)、アンコール曲、チャイコフスキー(1~4楽章)、ワーグナー
弦人数 : 15・11・9・9・4
弓の毛 : 無事
午後は、T先生と弦トレーナーY先生の、通称「コラボ合奏」。
Y先生が、セカンド・ヴァイオリンのトップサイドに座られ、合奏の合間に、T先生ともども色々指導して下さった。
「未完成」を改めて。
次に、アンコールに予定されている曲の譜読み。本来、オーケストラ用でない曲を、ヴァイオリンのMちゃんが編曲したものだ。
2回通した。楽譜は一旦回収された。
休憩の後、チャイ4。午前中にやらなかった1楽章を中心に。その後、2楽章以下を少しずつ練習した。
このコラボ合奏は、Y先生によるオーケストラレッスンである。テンポの緩急とか、パート間の関係、連携など、「オケ全体としての動き方」などについて、教えていただける。
「今の弾き方では、テンポ感がない」など、厳しい指摘もいくつかあった。
また、指揮者のT先生の意図を確認される場面もあった。
充実した練習が終わった。
ふりかえると、チャイ4については、我が浦安オケの名手たちの中に、いつになく苦戦している人がいるように感じる。やはり難曲だと思う。
ところで、午前午後、長い練習を通じて、やはり元気が出た。
楽器を弾くことが、身体の中から活力を引き出してくれたような気がする。朝、会場に向かう時の疲れは、どこかに行ってしまった気がした。
偉大なり、チャイ4。数ヶ月前は、あれほど嫌だと思っていた曲が、疲れた身体に力を与えてくれた。
これで、明日からまたがんばれる。
きっと、この力は、今日、一緒に過ごしたオケ仲間のみんな、それから先生方が与えてくれたものなんだ、と思う。ありがとうございます。
元気は、出せば出るんだ、やっぱり。
偉大なり、音楽。