naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番2週間前

日 時 : 2016年5月22日(日) 13:30~17:00
場 所 : 市内中学校武道場
指 導 : 本番指揮者T先生
内 容 : 合奏
曲 目 : アンコール曲、チャイコフスキー(1~4楽章)、シューベルト(1・2楽章)、ワーグナー
弦人数 : 12・10・8・8・4
弓の毛 : 4本(チャイコフスキー1楽章2本、シューベルト1楽章2本)

定期演奏会本番まで、あと2週間。

本番指揮者T先生の指導で、追い込みの合奏。

まず、アンコール曲から。先週から練習を始めたこの曲、だいぶ慣れてきた感じだ。

次に、メインのチャイコフスキーの4番。

1楽章から、楽章順に練習した。

1楽章は、曲頭から練習記号Rの前まで。

練習記号Q周辺の難所は、半年練習してきたので、さすがに当初の苦手な感じはなくなってきたが、気は抜けない。

2楽章は、冒頭のオーボエのソロだけ。

3楽章は、練習記号Cから始めて、中間部とコーダを練習。

4楽章は、楽章全部を練習した。

4楽章の最後のページは、やはり余力がなくなってしまい、楽器が鳴らない。だが、今日あたりは、もうじたばたせず、無理しないで弾けばいいか、という気持ちになってきた。

この4楽章は、ほとんどのページがいわばトゥッティで勝負する音楽だと思う。喩えて言えば、みんなで神輿をかついでいるようなものだから、自分一人がしゃかりきになってどうなるわけでもない。自分が神輿にぶら下がるのはまずいにしても、自分なりのかつぎ方で、みんなと一緒に運んでいければよいのだろう。

個人的には、チャイ4という曲、1楽章と2楽章にやり甲斐を感じており、4楽章は、まあ、ついでみたいな感じもあるし。

ところで、このチャイ4、選曲段階で最終候補になった時から、この曲だけはイヤだと思っていたのに、それがメインになってしまい、加えて、よりにもよってトップに座ることになってしまった。

この半年、過去に演奏したどの曲よりも苦心してきたが、その過程で、手応えや、やり甲斐も感じるようになった。

本番まで2週間。もう、この曲を弾く回数も少ないんだなと思ったら、ちょっと寂しい気持ちになった。本番が終わったら、もっとかな。

休憩の後、シューベルト「未完成」。1楽章、2楽章と、こちらは省略なく練習した。

T先生としては、今回、「未完成」に一番思いやこだわりがあるようだ。

最後に、ワーグナーローエングリン」1幕への前奏曲

寒い冬に始まった、今回の演奏会の練習。2月の岩井での合宿がずいぶん前のような気がする。

自分たちなりの積み重ねを経て、来週の合奏が終われば、後はGPと本番を残すのみになる。

チャイ4には、私だけでなく、多くの団員が苦心しているように感じる。あと2週間、少しでもレベルアップして本番を迎えたい。

※練習往復に聴いた音楽
    シェーンベルク グレの歌
       小澤征爾=ボストン響
    ドビュッシー 月の光
       ベロフ(EMI盤)
    ベルク ヴァイオリン協奏曲
       パールマン小澤征爾=ボストン響
    ベルク 抒情組曲弦楽四重奏曲
       ラサール四重奏団
    ラヴェル ラ・ヴァルス
       ブーレーズニューヨーク・フィル
    AKB48 365日の紙飛行機
    オフコース 愛を止めないで