naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

訃報重なる

今日11日(月)は、訃報が2つ重なった。

まず、ザ・ピーナッツの妹、伊藤ユミさん。

ザ・ピーナッツについては、本当に思いが深い。

まったく偶然なのだが、2日前、9日(土)に車で移動中に、カーステレオで、昭和歌謡のCDを聴いていて、「恋のバカンス」と「ウナ・セラ・ディ東京」が出てきた。

これを聴いて、やっぱり、ザ・ピーナッツというのは、空前にして絶後の存在だなあ、と改めて思ったばかりなのだ。

ハモりの絶妙さは勿論なのだが、むしろ、ユニゾンで歌っている時の、何とも言えぬ声のブレンド。完全に同質の声ではなく、微妙な波長の違いとでも言うべきものがある。

どんなジャンルの歌でもこなせた幅の広さ。

シャボン玉ホリデー」や「モスラ」での存在感。

そして、もう一つの訃報は、少し後に知った、永六輔氏。

中村八大、坂本九との、「六八九」。

作詞家としての業績はもちろんだが、私個人としては、TBSラジオの「誰かとどこかで」が忘れられない。

平日午前の放送だったと記憶するから、毎日聴いていたわけではないのだが、夏休み、冬休み、家にいる時に、母がつけているラジオから流れてくるのを聴いていた。

尺八で演奏される、テーマ曲「遠くへ行きたい」。

桃屋の空き瓶に・・・」と詩を読む、遠藤泰子さんの美しい声。

「7円の歌」のコーナーには、高校の頃、ハガキを出したおぼえがある。

懐かしい、大切な思い出を残してくれた人の訃報が、相次いでもたらされた日。

※過去の関連記事
    元ザ・ピーナッツ伊藤エミさん死去
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/63079914.html
    「永六輔の誰かとどこかで」が来月終了
       http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/63852718.html