今日11日(月)は、訃報が2つ重なった。
ザ・ピーナッツについては、本当に思いが深い。
これを聴いて、やっぱり、ザ・ピーナッツというのは、空前にして絶後の存在だなあ、と改めて思ったばかりなのだ。
どんなジャンルの歌でもこなせた幅の広さ。
そして、もう一つの訃報は、少し後に知った、永六輔氏。
中村八大、坂本九との、「六八九」。
作詞家としての業績はもちろんだが、私個人としては、TBSラジオの「誰かとどこかで」が忘れられない。
平日午前の放送だったと記憶するから、毎日聴いていたわけではないのだが、夏休み、冬休み、家にいる時に、母がつけているラジオから流れてくるのを聴いていた。
尺八で演奏される、テーマ曲「遠くへ行きたい」。
「桃屋の空き瓶に・・・」と詩を読む、遠藤泰子さんの美しい声。
「7円の歌」のコーナーには、高校の頃、ハガキを出したおぼえがある。
懐かしい、大切な思い出を残してくれた人の訃報が、相次いでもたらされた日。