アダージョ｢君が代｣

リオデジャネイロ・オリンピック。

男子体操、団体が、見事に金メダル。おめでとう！

ところで、表彰式の模様を、ニュースで見ていて、｢君が代｣のテンポが、おっそ～～～いのにびっくり。

｢君が代｣って、ゆっくりした曲というイメージがあるけど、実際はそうでもなく、ベートーヴェンの７番の２楽章くらいのテンポで演奏されるのが通常だと思う。つまり、それだとアレグレット。

ところが、あの表彰式での｢君が代｣は、アダージョかな。

つい、晩年のチェリビダッケを思い出してしまった。

表彰台の内村航平選手を見ていたら、口ずさみながら、何か苦笑しているようでもあったが、後刻のインタビューで、｢｢君が代｣は、みんなで大きな声で歌おうと言っていたが、ずいぶんゆっくりで・・・｣というようなことを言っていた。

競泳の萩野公介選手の時には、あんなに遅くはなかったと記憶するが、どうした事情なのだろう。