naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

バンベルク交響楽団演奏会

2日(水)、バンベルク交響楽団の演奏会を聴きに行った。

日 時 2016年11月2日(水) 18:30開場 19:00開演
会 場 サントリーホール 大ホール
指 揮 ヘルベルト・ブロムシュテット
ヴァイオリン 諏訪内 晶子
管弦楽 バンベルク交響楽団
曲 目 ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲ニ長調
     ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」
     アンコール ベートーヴェン 「エグモント」序曲

前に、演奏会でもらって帰ったチラシの束の中に、この演奏会のチラシがあり、妻が行きたいと言って、チケットを買ったものだ。

バンベルク交響楽団の演奏会は、確か1995年に、一度聴いている。ホルスト=シュタインの指揮、ラドゥ・ルプーのピアノで、ブラームスのコンチェルトの1番他を聴いたと記憶する。

今回は、89歳にしてなお活躍する、ブロムシュテットの指揮で、ベートーヴェンの2曲プロだ。

有料のプログラムの表紙。
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こちらは、入口で配られていたプログラム。
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我々の席は、2階11列、20番・21番。ステージを正面中央から見下ろす感じの席だった。

弦は対向配置。

楽員が舞台に入ってくると、客席からさかんな拍手。楽員は、座らずに客席の方を向いて立ったまま。全員がステージに揃ったところで座った。コンサートマスターも、最後に1人で出てくるのでなく、他の楽員と一緒に出てきた。

前半のコンチェルト、弦は、12・12・8・6・4。

曲が始まって、ああ、いい音だなあ、と、気持ちがすっと落ち着いた。

すばらしい響きだ。

音の切り方に感じ入ってしまった。日頃、音の出を合わせること、切りを合わせることについて、指導者からしばしば注意を受けるが、このオケの音の切り方を聴いて、こういうふうに切らなければいけないんだ、と痛感した。

切るタイミングが揃っているのはもちろんなのだが、このホールで、切った後に音がどう響くのかを、全員が心得ている、ということなのだろう。

諏訪内さんのソロは、かっちりした感じではなく、柔らかい優美なもの。

線の太さや力感よりは、草書体のイメージ。

高いところにある席だったから、そういう印象に聞こえたかもしれないが。

2楽章が特によかった。途中、弦のピツィカートや木管とソロがからむくだりは、本当に絶妙だった。

曲が終わっての拍手。どうしてああ、早いかなあ。拍手をするために、終わるのを待ち構えていたとしか思えない。

音楽としては、最後の音の後、絶対に休符というか、間が必要なはずだが、それがまったくわかっていない輩だ。

20分間の休憩の後、今度は5番のシンフォニー。

弦は、14・14・10・8・6。つまり、両曲とも、セカンド・ヴァイオリンを重視したということか。

指揮者は、基本的に、弦にノン・ヴィブラートを指示したようだ。

(コンチェルトでも同様の指示だっただろうか。聴いていてあまり意識しなかったが)

そのため、この曲の通常のイメージに沿った、ぎっしりと中身の詰まった響きではない。

軽量級の響き。洗いざらしジーンズを連想した。

3楽章は、3部形式での演奏。ブロムシュテットは、昔、ドレスデン・シュターツカペレとの録音で、5部形式を採用していたと記憶するが。

4楽章は、それまでとはうって変わって、力感充分な演奏だった。

カーテンコールが繰り返される中、ホルン奏者が2人入場してきて、「エグモント」序曲が演奏された。

この演奏会では、このアンコールが一番よかったと思った。

それぞれのパートがやっていること、そして合奏体としてのアンサンブルが、とてもよく見える演奏だったと思う。

とにかく、いいオケだ。妻は、低弦とヴァイオリンがよかったと言っていた。私には、ヴィオラが終始よく鳴っていたのが印象に残った。

京橋に移動して、「世界の山ちゃん」へ。

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(ベートーヴェンとは何の関係もないが、隣のテーブルに、松岡茉優にとてもよく似た女性が座っていた)