6日(土)、松本モーツァルト・オーケストラの本番が終了した。
前日練習の後、有志飲み会を経て、松本泊。
明けて本番当日、8:50、演奏会の録音を担当されるオクタヴィア・レコードのO氏の車に乗せていただいて、ホールに向かった。
松本市音楽文化ホール、主ホール。
こちらは、併設されている小ホール。前回までの演奏会場である。
9:45から最終リハーサル開始。
40番のシンフォニー、第2稿から練習開始。1楽章から4楽章までを通した。
休憩の後、初稿。これも、まず1楽章から4楽章までを通した後、2楽章、1楽章、4楽章を返した。
ともかく響くホールだ。横島勝人先生からは、音は短めに、pは小さく、と指示があった。
尚、この40番、初稿は、3楽章を除いて繰り返しなし。一方、第2稿は、すべての繰り返しを行う。2楽章、4楽章は、後半も繰り返す。そのため第2稿は相当長い。
練習しながら、1つの演奏会で、同じ曲を2回演奏するって珍しいよなあ、と思った。1回目でミスがあっても、挽回のチャンスがあるわけで、その分、気が楽な面もある。そうは言っても、2回目は2回目で、また新たな別の事件が起きたりするんだろうけどね。
続いて、アンコール曲。
40番の本番編成は、6・6・6・3・2。ニ長調は、4・4・3・2・1。
12:10、リハーサル終了。
その後、実行委員長の牛山勝雄氏の挨拶、実行委員、スタッフ、エキストラの紹介があり、一旦解散となった。
昼食をとった後、楽屋と別に音出し用に確保されている練習室に行って、少しさらった。
練習室のモニター。
開場。初めての主ホール、どれだけのお客さまが入るんだろうか。
舞台袖のモニター。
日 時 2017年5月6日(土) 13:30開場 14:00開演
会 場 松本市音楽文化ホール(主ホール)
指 揮 横島 勝人
管弦楽 松本モーツァルト・オーケストラ
曲 目 モーツァルト 交響曲ニ長調KV196+KV121(207a)
モーツァルト 交響曲第40番ト短調KV550 初稿
モーツァルト 交響曲第40番ト短調KV550 第2稿
[アンコール] モーツァルト ディヴェルティメントK138から第2楽章
会 場 松本市音楽文化ホール(主ホール)
指 揮 横島 勝人
管弦楽 松本モーツァルト・オーケストラ
曲 目 モーツァルト 交響曲ニ長調KV196+KV121(207a)
モーツァルト 交響曲第40番ト短調KV550 初稿
モーツァルト 交響曲第40番ト短調KV550 第2稿
[アンコール] モーツァルト ディヴェルティメントK138から第2楽章
本番。
練習過程で、「奇跡の音楽」だと改めて思った、40番シンフォニーを、かみしめながら一所懸命弾いた。
第2稿、繰り返しを含めてフルに演奏したのは、本番が初めてだった(練習では繰り返しの2回目は常に省略)が、4楽章の後半の繰り返しは、心身ともちょっともう力が残っていなかった・・・。まだあるのか、まだ弾かなきゃいけないのか、という感じだった。
アンコールは、K138の2楽章。過去2回参加した時も同じ曲だったので、このオケの定番であるようだ。
終演後は、指揮者、楽員がホワイエに移動して、お客さまをお見送りした。
その後、ホールに戻って記念写真を撮って、解散となった。
前回は、打ち上げに参加したが、今回は不参加。
タクシーを呼んで松本駅に移動して、帰途についた。
長野駅では、少し待ち時間があったが、駅弁を買って、19:03発のかがやき514号に乗った。
3回目となる、松本モーツァルト・オーケストラ。
今回は、4月29日(土)の練習、5月5日(金)の前日練習、6日の本番と、通算3日だけの参加だった。
本来は、その前にも数回の練習が設定されていたが、日曜日の夜なので、千葉在住で会社勤めの身には難しい。この程度の参加にとどまったのもやむを得ざるところがある。
短い参加ではあったが、誠に濃い時間を過ごさせていただくことができた。
私のような者が、このオケに呼んでいただけるのは、本当に光栄と言う他はない。いつも松本に行けば、幸いにも暖かく接していただき、自分によってはまたと得られない、学びの時間を過ごすことができる。
所属オケ以外に参加しているいくつかの団体の中では、松本モーツァルト・オーケストラは、格別の場である。
関係の皆さま、今回も本当にありがとうございました。
※前日練習、本番往復に聴いた音楽
モーツァルト 交響曲第40番
クリップス=アムステルダム・コンセルトヘボウ管(第2稿)
モーツァルト 交響曲KV196+KV121(207a)
アーノンクール=ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
モーツァルト 交響曲第31番、アンダンテ第2稿、第33番、第34番
マリナー=アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
モーツァルト 歌劇「にせの女庭師」序曲
ハーガー=ザルツブルク・モーツァルテウム管
モーツァルト 交響曲KV196+KV121(207a)
飯森範親=山形響
モーツァルト 交響曲第40番
ベーム=ベルリン・フィル(初稿)
アバド=ロンドン響(初稿)
ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲
モーツァルト 交響曲第40番(第2稿)
シベリウス 交響曲第2番
ベルリオーズ ラコッツィ行進曲
セル=クリーヴランド管(1970年東京ライブ)
モーツァルト ディヴェルティメントK138
ブロムシュテット=ドレスデン国立歌劇場管
※チャイコフスキー=桐山建志編曲 バレエ組曲「くるみわり人形」
※ムソルグスキー=桐山建志編曲 展覧会の絵
※松本市音楽文化ホールファンタジー合奏団
チャイコフスキー バレエ組曲「くるみわり人形」
小澤征爾=パリ管
モーツァルト 交響曲第40番
クリップス=アムステルダム・コンセルトヘボウ管(第2稿)
モーツァルト 交響曲KV196+KV121(207a)
アーノンクール=ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
モーツァルト 交響曲第31番、アンダンテ第2稿、第33番、第34番
マリナー=アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
モーツァルト 歌劇「にせの女庭師」序曲
ハーガー=ザルツブルク・モーツァルテウム管
モーツァルト 交響曲KV196+KV121(207a)
飯森範親=山形響
モーツァルト 交響曲第40番
ベーム=ベルリン・フィル(初稿)
アバド=ロンドン響(初稿)
ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲
モーツァルト 交響曲第40番(第2稿)
シベリウス 交響曲第2番
ベルリオーズ ラコッツィ行進曲
セル=クリーヴランド管(1970年東京ライブ)
モーツァルト ディヴェルティメントK138
ブロムシュテット=ドレスデン国立歌劇場管
※チャイコフスキー=桐山建志編曲 バレエ組曲「くるみわり人形」
※ムソルグスキー=桐山建志編曲 展覧会の絵
※松本市音楽文化ホールファンタジー合奏団
チャイコフスキー バレエ組曲「くるみわり人形」
小澤征爾=パリ管
<※のディスクについて>
松本に縁のある演奏家で結成された団体による演奏。
2016年5月4日、5日に松本音楽文化ホールで録音された。
5月4日は、松本モーツァルト・オーケストラの本番が行われた日だった。
当日、ホールのバックヤードに桐山建志氏がおられた。
当方関係者の誰かが、桐山氏に「今日は演奏会ですか」と尋ねたら、「レコーディングなんですよ」、
と、答えておられたのを聞いた。
それがこのディスクである。
松本に縁のある演奏家で結成された団体による演奏。
2016年5月4日、5日に松本音楽文化ホールで録音された。
5月4日は、松本モーツァルト・オーケストラの本番が行われた日だった。
当日、ホールのバックヤードに桐山建志氏がおられた。
当方関係者の誰かが、桐山氏に「今日は演奏会ですか」と尋ねたら、「レコーディングなんですよ」、
と、答えておられたのを聞いた。
それがこのディスクである。