naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番2週間前、今季初のホール練

日 時 : 2017年5月21日(日) 13:00~17:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏、コンチェルトソロ合わせ
曲 目 : シベリウス、アンコール曲、ブルッフワーグナー
弦人数 : 11・11・11・12・7(シベリウス、アンコール曲、ワーグナー)、9・8・10・8・5(ブルッフ)
弓の毛 : とうとう、遂に1本(ワーグナー)

本番2週間前。今日の練習は、初めてのホール練。

改修工事が終わった文化会館の大ホールに行くのは、初めてだ。おおかたの団員は、4月2日(日)のリニューアル記念演奏に参加しているが、これに参加できなかったので、個人的には初めてなのだ。

ホール外観に変化はないが、大ホール入口をくぐると、ホワイエがきれいになっている。

ホール内に入ると、話には聞いていたが、床がきれいになった他、座席が一新。以前は赤い座席だったが、ブルー系の座席になった。ステージから見ると、ずいぶん落ち着いた感じを受けるが、客席に座るお客さまにはどう感じられるのだろうか。

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ステージの板も新しいものになったように思う。

ホール内部の壁面や天井は前のままだろうか。

しかし、実際に音を出してみると、以前よりもずっと音が響くようになったと感じる。先日、松本モーツァルト・オーケストラで演奏した、松本市音楽文化ホールの主ホールのような、風呂場にいるかのごとき響き方ではないものの、とかくデッドと言われてきたこのホールとしては、様変わりだ。聞くところでは、客席床と座席の交換による効果らしい。

初めてハープが入った。本番2週間前なので、各パートのエキストラの方々も多数参加。ヴィオラも、エキストラさん1人欠席だったが、今季最多の11人が参加。

本番指揮者K先生の指導で、前半は、すべての曲をまったく止めずに通した。

シベリウスの2番、1~4楽章。

アンコール曲。

ここで休憩。

ブルッフのヴァイオリン・コンチェルト1番。ソリストKさんのソロ付きだ。


ここまで終わったところで、ワーグナーの返し練習を少々。

続いて、ブルッフの返し。3楽章、2楽章、1楽章の順に、部分的な返し練習だった。

今日は、午前に、スコアを見ながら音源を聴いて、ソロとヴィオラのからみ方を中心に、少し勉強した。練習開始前に、トップのIさんと少々お話をして、注意点などを確認。

できるだけソロを聴き、あるいは見ながら演奏することを心がけた。若干でもレベルアップできたように思う。

再度休憩の後、アンコール曲の返し。指揮者から、曲の雰囲気作りについて指示があった。

そして、シベリウス。1楽章と2楽章を返した。

最後に、K先生から、「現時点で、完成度は高くないです」とのお話があった。

ここからは自己責任。2週間後の本番に向けて、どう持っていくか、本番の出来がどうなるか、それは、皆さん次第です、とのことだった。

自分自身のことを言えば、前回の定期演奏会に比べると、練習への出席率はよいのだが、どの曲も、まだまだ身についていないと感じる。すべて経験済みの曲なので、怖さなどはあまりないが、それがむしろマイナスに働いたか、きちんと詰めることをしないままに、時間だけが過ぎて、気がつけば本番2週間前になってしまった。

今回の定期演奏会では、後半のトップに座る。最低限、トップを弾く曲だけでも、少し勉強せねば。まだまだ甘さが残っている部分を、少しでも減らしたい。

(とうとう、遂に、の件)

通し演奏の、ワーグナーで、弓の毛が1本切れた。

とうとう。

遂に。

昨年12月3日(土)に、秋葉原のシマムラストリングスで毛替えをして以後、1本たりとも切れることがなかったのだが、5ヶ月半にして、切れた。

弓の毛を切ることについてだけは、誰にも負けない自信がある私が、これだけ長期に1本も切らずに過ごしたのは、もしかすると空前絶後

2本目はいつ?

※練習往復に聴いた音楽
    モーツァルト 交響曲第40番、41番
       カラヤンベルリン・フィル(1976~1977年録音、1976年録音)
       セル=クリーヴランド管(1967年録音、1963年録音)
    モーツァルト パリ(アンダンテ第2稿付き)
       横島勝人=松本モーツァルト・オーケストラ