naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

思い出のメロディーつぶやき

NHK「思い出のメロディー」、放映中。

加齢に抗えず(笑)、紅白歌合戦よりはこっちの方がフィットする、と感じ始めて何年になるだろうか。

刹那的なつぶやき的感想ですが。

今、阿久悠のコーナーが進行中。

コーナー冒頭で、ピンク・レディーの映像が流れているのを観て、「たった2人しかいない」と、つい思ってしまった。

女性アイドルのあり方の変遷。当時は、1人でないことを異色に思ったように記憶するけど。

それから、伊藤咲子

同じコーナーで、「ひまわり娘」を歌っているのを観たが、あの時期、若干クラシックの声楽寄りの本格的な歌唱力を売り物にしようとしたところへ、翌年、岩崎宏美が出てきて、その路線、ポジションを奪われてしまった形だったなあ、と思い出した。

今、高橋真梨子が、「五番街のマリーへ」を歌っていた。

個人的な回想だが、この曲の、

   もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい

という歌詞を聞いて、「寄らずにほしい」は、日本語として間違い(「寄らないでほしい」が正しい)であり、そういう日本語を使う阿久悠という作詞家は評価できない、と、かなり頑固に思っていたものだ。

文学の香りを感じさせる、なかにし礼とは比較にならない、などとも。

今は、阿久悠の功績は認める気持ちになっているのだが。