naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

着想~さだまさし、シューベルト

今月は久しぶりに、ウォークマンで、グレープや、さだ(まさし)さんの歌を聴くことが多い。

2、3日前に、オール・タイム・ベスト、「天晴」を聴いた。

いやー、ともかく傑作揃いだなあ、と改まって感じ入った。

その傑作の中の一つ、「遙かなるクリスマス」を聴きながら、ふと思ったんだけど。

この曲って、ラヴェルの「ボレロ」から着想したんじゃないだろうか。

違うかな。



それから、さっき風呂に入ってラジオをつけたら、シューベルトの5番のシンフォニーをやっていた。

2楽章を聴いていて、これって、モーツァルトの40番の2楽章に似てるな、と思った。

その後、これは、似てるってことじゃなくて、シューベルトが、モーツァルトの40番を底本にしたら、自分はどんなシンフォニーが書けるだろう、と着想して作った曲ではないのか? と思った。

ティンパニ、トランペットなしの編成で、シンフォニーを作ってみたら、と。

あの2楽章を、調性や拍子はそのままに、自分で書いたらこうなる、と考えて書いたのではないか。

両端楽章にしても、曲想は全然違うものの、アレグロの疾走感を出すなら、自分はこうする、と。

で、メヌエットだけは、g-mollでおんなじ感じにしてみました、とか。
(冒頭のD-G-Bの音型、その後のF-B-Dの音型なんか、まさにそのままだし、わざとなぞったのではないだろうか)

違うかな。