naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

カルロス・クライバーの「こうもり」映像でびっくり

カルロス・クライバーの「こうもり」のDVDを、アマゾンで買った。

1986年、ミュンヘン国立歌劇場での公演である。

レーザーディスクでは持っているのだが、プレーヤーが壊れて再生できない。

DVDでやっと買い直した。

ゆっくり観る時間はないので、とりあえず序曲だけ観てみた(吉田秀和風)。

で、びっくりしたのがピットのオケの配置。

弦楽器が下手側、管楽器が上手側と分かれて配置されている。

そして、弦だが、見た感じだと、下手から、ヴィオラ、ファースト、セカンド、チェロとなっているようだ。

ファーストが、通常のオケで言うセカンドの位置でメロディを弾いているのにまず驚き、では、通常のファーストの位置はセカンドか? と思ったが、どうも楽器の大きさからしヴィオラのようだ。

下手一番奥側、ファーストの奥にいるのがセカンドらしい。チェロは、指揮者の目の前から上手にかけて。

こういう配置ってあるんだ。

びっくりした。

レーザーディスク時代に観ているはずだが、気がつかなかったか、忘れていたか。

これ、クライバーの指示なんだろうな。

ブラームスのシンフォニーの映像とかで、同じファーストでも、プルトごとに弓の上げ下げを変えて弾かせているのを観るが、色々こだわりがある指揮者だったようだ。

ついでなので、この公演の目玉の一つ、2幕の「雷鳴と電光」を観た。久しぶりに観たが、やっぱりすごいな、これ。

舞台上の踊りに合わせての演奏だから、レコードや、ニュー・イヤー・コンサートでの同曲よりも、ひときわテンポが速く、つきぬけた演奏だ。

同じ1986年の来日公演に2回行った時、アンコールは、いずれも「こうもり」序曲と「雷鳴と電光」だったが、つまりは、オペレッタのステージから持ち込まれたものだった、ということが改めてよくわかった。

近い内に、全幕観よう。