昨17日(土)は、妻の父の十七回忌法要だった。
義父が亡くなったのは、2002年2月25日。享年70歳、早い他界であった。
この年の1月場所の場所中に入院、以後、妻、妻の母、妻の友人、私の4人で、24時間、交代のシフトを作って付き添った。
一同、近い内には退院と信じていたが、僅か1ヶ月ほどの入院で、義父は帰らぬ人となってしまった。
身内の葬儀を出す、初めての経験。喪主を務めた。
忘れられないあの出来事から、もう16年。早いものだ。
また、今は平昌オリンピックのさなかであるが、病院に詰めていたあの時期には、ソルトレークシティーでオリンピックが行われていた。病院の談話室のテレビで、競技の模様が映し出されていたのを思い出すが、そのような事情だったので、このオリンピックのことはまったくおぼえていない。
17日は、朝から、妻、妻の母と酒々井(しすい)の菩提寺へ。
凜とした寒気の中、境内の梅がほころび始めている。
法要は滞りなく終わった。
住職の話によると、仏教の道において、十七回忌は「道半ば」。三十三回忌がやっとゴールなのだそうだ。
寺を辞す。
その後、私の父母も他界したが、法要に同行した妻の母は元気である。妻の母の変わらぬ長寿を願った。