24日(火)、レ・ヴァン・フランセの「協奏交響曲の夕べ」に行ってきた。
いつもマウントあさまなどでお世話になっているOさんが購入されたチケットを、ご都合で行けなくなった、とのお話から、譲っていただいたものだ。
レ・ヴァン・フランセ~協奏交響曲の夕べ~
日 時 2018年4月24日(火) 18:20開場 19:00開演
会 場 東京オペラシティコンサートホール
レ・ヴァン・フランセ
フルート エマニュエル・パユ
オーボエ フランソワ・ルルー
クラリネット ポール・メイエ
ホルン ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
バソン ジルベール・オダン
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
曲 目 プレイエル フルート、オーボエ、ホルン、バソンのための協奏交響曲第5番ヘ長調
ダンツィ フルートとクラリネットのための協奏交響曲変ロ長調
ドヴィエンヌ フルート、オーボエ、ホルン、バソンのための協奏交響曲第2番ヘ長調
モーツァルト オーボエ、クラリネット、ホルン、バソンのための協奏交響曲変ホ長調
[アンコール]イベール 木管五重奏のための3つの小品より第1曲アレグロ
会 場 東京オペラシティコンサートホール
レ・ヴァン・フランセ
フルート エマニュエル・パユ
オーボエ フランソワ・ルルー
クラリネット ポール・メイエ
ホルン ラドヴァン・ヴラトコヴィチ
バソン ジルベール・オダン
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
曲 目 プレイエル フルート、オーボエ、ホルン、バソンのための協奏交響曲第5番ヘ長調
ダンツィ フルートとクラリネットのための協奏交響曲変ロ長調
ドヴィエンヌ フルート、オーボエ、ホルン、バソンのための協奏交響曲第2番ヘ長調
モーツァルト オーボエ、クラリネット、ホルン、バソンのための協奏交響曲変ホ長調
[アンコール]イベール 木管五重奏のための3つの小品より第1曲アレグロ
プログラム冊子から。
3階C2列20番に着席。
珍しいプログラムだが、満席までは行かないものの上々の入り。レ・ヴァン・フランセのファンだろうか。
私の座った3階席の左右、バルコニー席には、若い男女が多かった。音大の学生かもしれない。
私の座った3階席の左右、バルコニー席には、若い男女が多かった。音大の学生かもしれない。
弦の編成は、6・5・4・3・1。
まず、プレイエル。
録音も含めて、おそらく初めて聴く曲だが、木管のアンサンブルの楽しさを味わった。まあ、気楽に聴ける音楽だ。これは、以後の曲も同様。
2曲目のダンツィは、ソリスト2人。Fl、Cl。
オケは、前列がFl1、Ob2、後列がHr2、Fg2。この日の4曲の中では、一番編成が大きかった。
これも初めて聴く曲だが、2楽章が、オペラの二重唱のようで、特に面白かった。
休憩の後、3曲目はドヴィエンヌ。
オケは、Hr2、Ob2。
またまた初めて聴く曲。1楽章がずいぶん長く、全3楽章だと結構長いのかと思ったら、2楽章がとても短かった。
3楽章の変奏曲は、下手のフルートから、並んだ順にソロをとっていき、最後に全員で演奏する。面白かった。
自分が弦楽器だからなのか、日頃、管楽アンサンブルよりは弦楽四重奏を始めとする弦楽アンサンブルを聴くことの方が圧倒的に多い。
弦の場合は、ヴァイオリンからコントラバスまで、音域の違いはあっても、音色は均一だ。
それに比べると、管楽アンサンブルは、一人一人個性のある楽器で組み立てられているので、ずいぶん違う印象がある。
5つの楽器の中では、ファゴットが、音域、音色あるいは音量の面で少しハンディキャップがあるように感じた。
メインのモーツァルトは、この日初めてフルートが登場しない。
ソリストの並びは、Ob、Fg、Hr、Cl。
オケは、Hr2、Ob2。
好きなこの曲を堪能できた。
オケがとても表情豊かな演奏だった。一度演奏してみたい曲だ。松本モーツァルト・オーケストラでは、10年に及ぶ活動の中で、まだこの曲はとりあげていないようだが。
カーテンコールでは、直前のソリスト4人に、フルートのパユが加わった。
アンコールとして、Fl、Ob、Fg、Hr、Clの並びで、快活な音楽が演奏された。
本編4曲の古典的な響きとはまったく違う。フランスっぽいかな、と思ったら、イベールだった。
レ・ヴァン・フランセの違った一面を聴くことができた。これを聴かずに席を立って帰られた方はお気の毒だった。
素敵なデザートが添えられた、楽しい演奏会だった。