naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番指揮者の合奏はテンポのギアが一段と

今日のオケ練前ランチは、イオンのココイチで。

期間限定、「大人のスパイスカレー」。あさりときのこをトッピングした。

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これも近々食べてみたいな。鶏ちゃんカレー。

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   ※過去の関連記事
       けいちゃん定食
          https://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/62865492.html



日 時 : 2018年4月29日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : チャイコフスキー(パ・ド・ドゥ)、ラフマニノフ(3・4・2楽章)
弦人数 : 9・7・8・8・3
弓の毛 : 無事

今日の練習は、本番指揮者Y先生の指導による合奏。

まず、チャイコフスキーのバレエで追加となった、「くるみわり人形」の「パ・ド・ドゥ」から。

先週のホール練で譜読みをしたが、本番指揮者では初めて。ポイントとなる箇所を効率よく教えていただいた。

続いて、ラフマニノフ交響曲第2番。

3楽章から。

この楽章に限らず、今日の合奏で再三言われたのは、ラフマニノフの場合、細かい拍を数えながら演奏してはいけない、ということ。1、2、3、4、と感じながら出る音ではいけない、と。

ラフマニノフはそういう作曲家です、とのことだった。

休憩の後、4楽章。

びっくりするくらい速いテンポ。今季これまでの練習では、他の指導者も含めて、圧倒的に最速だ。そのテンポで曲尾まで通した、というか通させられた。目を白黒させながら、とにかくくらいつき、ついていった。

終わって、Y先生から、「どうですか、体力的に大丈夫ですか?」。うーん、どうだろう。今日は2つ目の楽章だったけど、本番では、チャイコフスキーのバレエをやり、ラフマニノフの1~3楽章をやった後にこれだからなあ。

体力もさることながら、このテンポだと、楽譜を目で追いきれない。動態視力がついていけない。そっちが当面問題だ。音符が多くてついていけないところは、やはり音を覚えるしかないな。

その後、返し練習。Y先生からは、この楽章については、弦の精度をもう少し上げたい、とのお話があった。

最後に2楽章。この楽章も、過去最速のテンポ。

2楽章も、4楽章も、どうだろう、Y先生のこれまでの練習でのテンポより、2つくらいギアが上がった感じだ。前のテンポが本番テンポかと思っていたのだが、違うのか? 本番が近くなってきて、めざすテンポをつきつけられているんだろうか。

今日の午前中は、2楽章と4楽章を家でさらった。ある程度がんばって練習したつもりだったが、このテンポだと、もうハナからちゃぶ台がひっくり返った感じで、どうにもならないところだらけ。

いやー、また課題ができた。このテンポで弾けるようにまだまださらわないと。やり甲斐があるっちゃあるが、もう本番まで1ヶ月半は切った中、ゴールが突然遠くに移動したような気がする。。

また、Y先生からは、2楽章のモデラートのところで、とにかくフレーズは長く長く感じるように指示があった。これは、テンポが速い4楽章でも同じで、4小節だの3小節だののフレーズでとらえてはいけないとのこと。

ロシアの音楽は、とにかくはてしなくフレーズが長いので、そのつもりで演奏しなければならない、と。

来週は練習が休みだ。連休が明ければ、本番まで1ヶ月。そして、Y先生の練習は、GPの前には2回だけとなる。

追い込み、仕上げ、という時期にさしかかって、ちゃぶ台返しの過去最速テンポに、考えさせられながらの帰り道となった。

うーん。うーん。

でも、やるしかないんだよね。やらねば。

※練習往復に聴いた音楽
    モーツァルト 交響曲K97
       ベームベルリン・フィル
    モーツァルト 交響曲第40番、第41番、「フィガロの結婚」序曲
    ハイドン 交響曲第100番、第102番、第104番
       バーンスタインニューヨーク・フィル
    ハイドン 協奏交響曲
       ベームウィーン・フィル