自宅パソコンのCD・DVDトレイを壊してしまった。
2日(土)、新しく買ってきたCDをパソコンに取り込んでいた。そこからウォークマンに転送する作業である。
パソコン本体は、テーブルの足元、右側に置いてある。その本体からCD・DVDトレイが手前に出てくる格好だ。本体は縦置きなので、トレイは垂直に出てくる。
そして、戻ってきて椅子に座ろうとしたところで、飛び出ていたトレイを蹴飛ばしてしまったのだ。
垂直に出ている右側(底側)からかなり強い力を加えてしまったトレイは、普通でない音を立てた。あっ、と思ったが遅かった。
プラスチックの部品の一部は折れ、トレイは歪んでおり、もはや出し入れする方向(前後)には動かない。
トレイのご臨終、即死は既に明らかだった。
飛び出たままにしておくわけにもいかず、歪みを何とか是正して、残酷ではあるが、無理矢理本体に押し込んだ。
試しにイジェクトボタンを押してみたが、開くわけがない。当たり前だ。
次のディスクの取り込みは、当然あきらめざるを得ないが、あー、ショック。とにかくショック。
しかし、危険予知、ヒヤリハットという観点で言えば、実は、これまでにも、椅子から立つ時、戻る時に、出ていたトレイに足がさわることは何度かあった。
そのことを真剣に受け止め、気をつけようと心に誓っていれば、トレイを閉めてから椅子から立つように心がけていたはずで、今回のような致命的な事故にならなかったのだ。
日頃、会社での安全教育をそのように受けているにも拘わらず、取り返しのつかないことをしてしまった。
後悔先に立たずとはこのことだ。
修理に出すと言っても、本体ごと預けてしまうのも不便な話だ。
パソコンとしての通常使用には耐える状況だし、自分自身の病気や怪我とかではないんだし、と自分に言い聞かせ、落ち着くように努めた。
帰宅後試してみたら、無事に動作してくれたので、安堵。
これで大丈夫だが、本体のトレイには、本当にごめんね、という気持ちだ。
過失致死・・・。