平日の昼食は外食である。
会社近辺のあちこちの店に出かける。
ランチ時の飲食店に出入りしていると、不満に感ずることも時たまある。
今日はそんな店に当たった。
京橋のNという店。ここにはめったに入らない。
ランチメニューは色々あるが、今日はここのAセットが目に止まった。
このAセットは、豚汁と焼き魚のセットである。
この時期、豚汁にはまず食いつくので。
焼き魚は、鯖の塩焼きや鯵の開きなど5~6種類から選べる。
私の第一希望は、赤魚の粕漬け焼き。
ただ、以前、これを注文したら、既に売り切れていて、ホッケに変更したことがある。
赤魚がなかった時に備え、2つくらい次善の候補を考えて、入店した。
カウンターに座って、私が「「Aセット」と言うが早いか、「鯖になります」、と店員。
え?
「鯖以外はみんなないの?」と聞くと、そうだと言う。
もう12時半も過ぎているから、魚もだいぶ売り切れてしまったんだ。もっと早く来ればよかった、と考えることにする。
鯖は次善の候補に入っていなかったので、思案して、Bセットにした。
こちらは、豚汁と唐揚げのセット。
ところがこれがなかなか来ないんですね。
後から来て、カウンターの隣や、後ろのテーブルに座った客の注文がさっさと出てくるのに。
うーん。
かれこれ20分待ち、もう昼休みも5分くらいで終わってしまう時間。
キャンセルして出ようかと思ったところへ、やっと来ました。
きっと厨房で伝票の順番を間違えたんだな、と考えることにして、食べ始めた。
そこまではよかったんです。
ここまでは、まあ不満と言ってもありがちな話。
食べていると、新たに来店してカウンターの私の並びに座ったお客さんが、注文を聞かれて、「赤魚」。
当然、「魚は鯖しかないんですよ」と言うよな、と思っていたら、「赤魚一丁~」。
厨房も「はいよっ!」。
何だ、それは~?
この20分の間に、仕入れてきたってこと?
もめたくもないので、黙って金払って出ましたが、一体どういうことだったんだろう。