naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「はいよっ!」って

平日の昼食は外食である。

会社近辺のあちこちの店に出かける。

ランチ時の飲食店に出入りしていると、不満に感ずることも時たまある。

今日はそんな店に当たった。

京橋のNという店。ここにはめったに入らない。

ランチメニューは色々あるが、今日はここのAセットが目に止まった。

このAセットは、豚汁と焼き魚のセットである。

この時期、豚汁にはまず食いつくので。

焼き魚は、鯖の塩焼きや鯵の開きなど5~6種類から選べる。

私の第一希望は、赤魚の粕漬け焼き。

ただ、以前、これを注文したら、既に売り切れていて、ホッケに変更したことがある。

赤魚がなかった時に備え、2つくらい次善の候補を考えて、入店した。

カウンターに座って、私が「「Aセット」と言うが早いか、「鯖になります」、と店員。

え?

「鯖以外はみんなないの?」と聞くと、そうだと言う。

もう12時半も過ぎているから、魚もだいぶ売り切れてしまったんだ。もっと早く来ればよかった、と考えることにする。

鯖は次善の候補に入っていなかったので、思案して、Bセットにした。

こちらは、豚汁と唐揚げのセット。

ところがこれがなかなか来ないんですね。

後から来て、カウンターの隣や、後ろのテーブルに座った客の注文がさっさと出てくるのに。

うーん。

かれこれ20分待ち、もう昼休みも5分くらいで終わってしまう時間。

キャンセルして出ようかと思ったところへ、やっと来ました。

きっと厨房で伝票の順番を間違えたんだな、と考えることにして、食べ始めた。

そこまではよかったんです。

ここまでは、まあ不満と言ってもありがちな話。

食べていると、新たに来店してカウンターの私の並びに座ったお客さんが、注文を聞かれて、「赤魚」。

当然、「魚は鯖しかないんですよ」と言うよな、と思っていたら、「赤魚一丁~」。

厨房も「はいよっ!」。

何だ、それは~?

この20分の間に、仕入れてきたってこと?

もめたくもないので、黙って金払って出ましたが、一体どういうことだったんだろう。