1月19日(土)~20日(日)、会社の入社同期の者で3年ぶりに旅行した。
入社同期の仲間とのつきあいについては、これまでもしばしば書いてきた。
昭和53年(1978年)入社の同期は、当初18人。入社間もない時期に2人退職し、以後、16人での交流を重ねてきた。
近場にいる者たちは、しばしば不定期に集まっては飲んでいるが、全国規模で事業展開している当社の場合、全員が集まる機会は、なかなかない。
最初に、そうした機会を持ったのは、入社10周年の1988年だった。新入社員研修の宿舎だった、逗子市の保養所(現在は廃止)に集まった。
この時は、業務多忙等による直前のキャンセルも相次ぎ、16人中7人しか集まらなかった。
その時の反省を踏まえ、15周年の1993年に向けては、賞与ごとに資金を積み立てることを始めた。加えて、この1993年は、海外旅行をすることにした。いずれも、できるだけ皆都合をつけて集まる気になってもらうためのアイディアであった。
1993年は、ソウルに出かけたのだが、ねらいが当たったか、14人が参加した。
海外に行ったのはその1回きりだが、以後、国内で5年ごとに旅行してきた。
1998年 20周年 登別、札幌、小樽
2003年 25周年 高松、徳島、高知
2003年 25周年 高松、徳島、高知
全員が歳を重ねる中、5年きざみでは、定年までにもう何度も会えない、会おうという話が出て、25周年を最後に、2~3年間隔で集まるようになった。
この間、仲間が1人病没して15人となった。
直前の2016年は、新入社員の現場研修が行われた成田の事務所に行くことを目玉とし、観光は佐原に足を伸ばした。
そして今回が、都合9回目となる同期会旅行だった。
旅行先は東京。
成田、佐原で飲みながら、次回はどうする、という話になった時に、「はとバスに乗るのはどうだろう」との案が持ち上がり、それはいい、と即決した。どうせはとバスに乗るなら、東京スカイツリーが含まれるコースにしよう、との提案も出た。
2018年、本社にいるTとYと私が、前回に続いて幹事を務めることになり、全員の都合を確認して、2019年1月に時期を決め、旅行プランの検討など、準備を進めてきた。
15人の同期は、関東圏に11人、東北圏に4人。
10月、12月と、幹事3人で下見。
プランも固まり、仲間たちにはメールで連絡を入れた。
昨年の時期決定の際には、もちろん15人全員が参加できる日程にしていたのだが、Bから、急な海外出張が重なって行けなくなったとの返信があった。
さらに先月下旬、年の瀬になって、仲間のAが急逝するという事態が生じた。この同期会の件で、電話をして話したばかりだっただけに、大変驚いた。
さらに、直前になってもう1人、Kが体調を崩して参加できなくなった者が出たので、都合3人減ってしまい、最終的な参加者は12人となった。
個人的には、この同期会が昨年来決まっていたところへ、突然海外出張の話が持ち上がり、1月10日(木)~15日(火)とイタリアへ出かけた。帰国して4日目、最初の週末に、幹事としてこの同期会旅行に帯同するのは、いささか辛いものがあった。