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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

マウントあさま管弦楽団第4回定期演奏会本番終了

11日(月)、マウントあさま管弦楽団の第4回定期演奏会の本番が無事終了した。

過去3回の定期演奏会は、ブラームスチクルスだった。

   第1回 2016年4月16日(土) ヴァイオリン協奏曲、交響曲第1番
   第2回 2017年7月23日(日) 交響曲第2番、交響曲第3番
   第3回 2018年2月11日(日) ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、交響曲第4番

会場はすべて紀尾井ホール。私は、第1回、第2回に参加した。昨年2月の第3回は、浦安オケの合宿と重なり、不参加だったので、1年7ヶ月ぶりの紀尾井ホールでの本番である。

ブラームスのシンフォニー全曲演奏が終わり、第4回の今回は、ベートーヴェン交響曲第4番と第7番の2曲プロである。

今回の本番に向けては、12月から始まった4回の事前練習の内、12月24日(月)の半日合奏と2月10日(日)の1日合奏の2回しか参加できなかった。しかも、2月8日(金)の夜から体調が悪くなり、10日の前日練習はそんな中で何とか乗り切った格好。

ハンディキャップ、コンディション不良を抱えての本番となってしまった。

新木場から有楽町線に乗り換え、麹町駅から紀尾井ホールに向かった。9時過ぎ到着。

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このホールは、セッティングをホール側がやってくれる。私の乏しい経験では、ここだけだ。

10時前、最終リハーサル開始。曲順、楽章順に練習した。

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弾いていて、まだまだ音符が読めていないのを痛感。予定外のイタリア出張が入り、当初参加するはずだった1月14日(月)の1日合奏に出られなかったのが痛い、とつくづく思った。それは仕方がないとしても、個人練習で補う努力も足りなかった。この3連休の初日、家でさらうつもりだったが、体調不良で30分弾くのがやっとだった。

4番が終わって休憩。休憩の間、下手奥のコントラバスと、上手下手のヴァイオリン後列のプルトに、山台が設置された。

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再開後は、7番。

12時半過ぎ、リハーサルが終了した。

着替えと昼食。男性のステージ衣装は、黒長袖ワイシャツと黒ズボン。上着、ネクタイなし。女性は黒黒である。

アメリカンスタイルなので、早い時間からステージに出た。

さらっていると、元浦安オケ団員のYさんがステージ下から声をかけてくれた。私はご案内していないので、びっくり。

ステージの上と下で会話をかわしていると、ホールにいた係員がやってきて、「ご面談は終演後にできますので、ご遠慮下さい」、と注意された。アマチュアだし、別にいいじゃないの、と思ったが。

このホール、それ以外にも係員が厳しかった。しばらくして、ロビーコンサートが始まったので、みんなで聴きに行き、スマートフォンで仲間の演奏の写真を撮ろうとしたら、これも係員に「撮影はご遠慮下さい」と言われた。えー、団員でもだめなの?

その後、客席後方から客席を通ってステージに上がろうとしたら、またまた係員が来て、「裏の通路を使って下さい」。もうステージに上がっちゃってたんで、すみませ~ん、と言って座ってしまった。

ほどなく開演。

●マウントあさま管弦楽団第4回定期演奏会

日 時 2019年2月11日(月) 13:30開場 14:00開演
会 場 紀尾井ホール
指 揮 横島 勝人
管弦楽 マウントあさま管弦楽団
曲 目 ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調
     ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調
     [アンコール] ベートーヴェン 交響曲第7番から第2楽章(一部省略)

3つ折のプログラム冊子。これに、みんなで手分けしてメンバー表を挟み込んだ。

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本番はあっという間に終わった。体調不安はあったものの、無事に弾き終えることができて、ほっとした。

とは言え、個人的には、やはり事前練習出席率50%なりのレベルだったと思う。体調面含め、悔いの残る本番だった。

また、オケ全体としても、本番は色々あったように思う。個々のメンバーの多くにとっては、弾き慣れた曲だっただろうが、合奏体としては、やはり4回の練習で本番というのは、厳しい面があるかもしれない。

アンコールは、当初は予定していなかったのだが、横島先生始め多くのメンバーにとって大切な、松本のU先生が1週間前に亡くなられたことから、追悼のために7番の2楽章を演奏することになった。このことは前日練習で伝えられた。中間部分は省略し、途中イ長調に転調するところで、コーダ前の同じ調の場所に飛ぶ形だった。

普通に淡々と演奏すればよかったが、U先生を偲ぶ気持ちをこめなければ、と思って弾き始めたとたん、平静ではいられなかった。

U先生の件は仲間内のことなので、お客さまには説明せず、あくまでアンコールとして演奏する、との横島先生の指示だったが、ステージ上で泣いていたメンバーも何人かいたようで、来聴した知人から、あのアンコールは何か事情があったのか、と質問された。

終演後、お客さまが出られてから、ステージ上で、次回のプログラム冊子に使う写真を撮影した。

体調が万全でないので、打ち上げには出ずにまっすぐ帰宅するのが当然ではあったが、かねて、打ち上げでお話ししましょう、と申し合わせていたメンバーもいたし、参加することにした。

ものを食べるのは控えたが、アルコールはそこそこ飲めた。

2020年は、ヨーロッパへの演奏旅行があるため、紀尾井ホールでの演奏会はお休みとなる。次は2021年以降だと思う。ベートーヴェンが続くだろうか。

※本番往路に聴いた音楽
   シェーンベルク 浄夜
      タカーチ・ナジ=ジュネーヴ音楽院管
   エルガー 弦楽セレナーデ、ソスピーリ、エレジー、序奏とアレグロ
      マリナー=アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
   ヴォーン=ウィリアムズ タリスの主題による幻想曲
      オーマンディフィラデルフィア