naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

退職の挨拶状を発送

3月31日付の前勤務先の退職に伴い、4月に入ってから、挨拶状(ハガキ)の準備を進めてきた。

手元にある住所録データなどを基に、送付先を整理した。

これまでも、異動に伴う挨拶状はその都度発送してきたが、今回は41年の勤務を経ての退職という、一身上のことである。

そのため、これまでの異動挨拶状、あるいは日頃の年賀状を出していない人へも出すことにした。

発送数は、573枚となった。

ここ何年か、年賀状の発送数は300弱というところなので、ほぼ倍の数である。

親戚や、知人、友人にも発送するが、やはり大多数は会社関係である。

文面の印刷は、前勤務先のグループ会社に発注。

19日(金)夕方に納品されたので、昨20日(土)は、朝起きてすぐ、プリンタで宛名を印刷した。

3時間余りで宛名印刷が無事終了したので、料金別納郵便として差し出すべく、最寄りの集配局に持ち込んだ。

窓口で料金別納郵便のスタンプを渡されたので、近くのテーブルに座って、持ち込んだハガキに捺した。

改めて、表書きの名前を見ながら、573枚のハガキに1枚ずつスタンプを捺していると、会社関係の人については、その1人1人との関わりが頭に浮かぶ。

人によって、関わった時期や場所が違う。この人は、入社の時からお世話になった、あるいは、20代の現場勤務の時に出会った、等々。

会社業務では一緒になったことはないが、労働組合の活動を通じて親しくなった人もいる。

すべての人に、それぞれの思い出がある。1人ずつに、今、話したいこと、挨拶したいことがある。

年賀状や、過去の異動挨拶状とは違う、そんな気持ちがわいて、会社を離れたことを改めて実感しながら、しみじみとスタンプを捺し続けた。

スタンプ漏れがないかチェックしながら、40分ほどで捺し終わって、窓口に提出。

こちらが申告した573枚を数えて確認するのかと思ったら、そうではなく、1枚を秤に載せた後、今度は全部を秤に載せ、「573枚ですね」。重さで判断するんだ。

週明けには、それぞれの発送先に届くことだろう。

住所データが古いままの人もいるので、何枚かは戻ってくるかもしれない。

ともあれ、一つの区切りの作業が終わった。