naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

【ネタバレご注意】2019.6.1 小田和正四日市ドーム公演<4>

さて、20:59に終演してからが大変だった。

近鉄四日市と会場を結ぶシャトルバスを手配し損ねた今回、会場へはJR四日市駅からタクシーに乗った。

帰りもタクシーに乗るしか方法がない。

会場から表に出て、「タクシー乗り場」と矢印看板で示されている方向へ、人の流れに従ってぞろぞろと歩いて行った。

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これは、どこの会場でもあることだが、ここから大変な苦労が待っているとは予想していなかった。

競輪場の脇を通って行く。

歩けど歩けどタクシー乗り場らしきものが見えてこない。

人込みの密度はだんだん高くなってきて、進む速度も落ちる。

そうしている内、水色の鳥居のような感じのゲートに行きついたのだが、まさにこのあたりは、初詣の大混雑といった感じで、まったく前に進まなくなった。

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やっとのことでそのゲートをくぐると、目の前は、来る時にタクシーで通った幹線道路になっている。

ここを右に折れて、その幹線道路ぞいにまたしばらく歩いたところが、タクシー乗り場なのだった。

後日、Googleマップで調べたら、会場の出口からここまでは、歩いた距離にしてほぼ1キロくらい。ただ、途中の渋滞があったことから、タクシー待ちの行列の最後尾についた時には、終演から既に45分以上が過ぎていた。

行列は目分量で50人くらい。しかも、タクシーが次々に来るならまだしも、かなりの間を空けて、たまにしか来ないのだ。

離脱して、最寄りの駅を探して電車に乗ることも考えられたが、踏み切れぬままに待ち続け、とうとうタクシーに乗って出発したのは、22:37。

終演後、実に1時間半以上かかって、やっと会場を後にしたのだった。

終演後の足には、どこの会場に行っても、多かれ少なかれ苦労してきた。過去、一番大変だった記憶があるのは、2011年9月の札幌ドーム。この時は、タクシーは次々来るものの、行列の長さがただごとでなく、雨の中を待ってやっと乗ったのが、終演後ジャスト1時間後だった。

それを大幅に更新する記録となった。しかも、札幌ドームの時は、宿泊先も札幌市内だったが、今回は宿泊先の名古屋まで帰らなければならないのだから。

それにしても、今回の不満は、誘導等の情報が一切なかったことだ。普通、ハンドマイクを持ったスタッフが、角角に立っていて、あっちに行ってくれとか、こっちに曲がってくれとか言うものだが、それがまったくなかった。

何の案内もなく、ただみんなが行く方向に歩いただけだ。さすがに、タクシー乗り場には、3人くらいのスタッフがいたが、それだけ。

そこはいかがなものかと思った。

結局、名古屋に戻り、ホテルの部屋に着いたのは、23:45。もはや日付が変わろうという時間だった。

どこかの店へ行って飲み食いする元気もなく、コンビニで買ってきたものでの、部屋飲みとなったのだった。