4月から、前の会社のグループ会社2社に勤務している。
メインの1社は西新宿。もう1社は三軒茶屋である。
あと2年、65歳までは前の会社で終わるものと思っていたので、64歳になろうという時の異動は意外だったが、これも社命。
それよりも、「通勤が遠くなる」というのが、真っ先に頭に浮かんだ。
赴任までの間、それぞれの会社にどういうルートで通うのか、色々検討を重ねた。
どちらの会社の場合も、その前後に2回の乗り換え(バス等)がある。
今の方法だと、西新宿勤務の時は、家を出て会社に着くまで、概ね1時間50分。また三軒茶屋の場合だと、2時間は切れない。
一つには、千葉-新宿の往復は、快速でなく各駅停車に乗っているからでもある。
快速を使う、あるいは別のルートを使うことで、もっと時間を短縮することは、できないわけではない。
しかし、通勤方法の検討に際して、妻とも相談した中で出てきた基本方針は、「混んだ電車で立って行くことは避ける」だった。
もう歳も歳なのだから、できるだけ楽な方がいい、と。
また、妻は、混んだ電車に立って乗ると、痴漢冤罪に巻き込まれるリスクがあると、非常に心配した。
そんなことで、時間はかかっても楽に、ということで、今の通勤方法にした。
千葉-新宿は、各駅停車の場合、行きも帰りもまず間違いなく座ることができる。
但し、確かに乗車時間は長い。以前も書いたが、飽きる(笑)。
とは言え、やはり負担は少ないと、3ヶ月近く通勤してみて、感じている。
また、これまでのところ、前の会社の時のように、19時、20時まで仕事をすることがない。そのため、通勤時間は長くなったものの、寄り道しなければ、帰宅はむしろ早くなっている。
そんな現況である。