14日(金)、スマートフォンの留守録に、世田谷警察署の落とし物係からの電話が入っているのに気がついた。
私名義のSuicaが届けられているとのこと。
10日(月)に紛失したSuica定期券だ。出てきたのか。
調べたら、世田谷警察署は、三軒茶屋駅の近くにある。10日の紛失は、三軒茶屋の勤務先に出社した際のことだったので、そこに届いているというのは納得できる。
(上記記事に書いたが、私としての紛失場所の認識は、渋谷駅前だった。もしそうなら、渋谷警察署に届くのではないか? とも思ったが)
(上記記事に書いたが、私としての紛失場所の認識は、渋谷駅前だった。もしそうなら、渋谷警察署に届くのではないか? とも思ったが)
14日は、西新宿勤務だったが、昨17日(月)は、三軒茶屋勤務だったので、世田谷警察署に足を運んだ。
担当の窓口に、留守録で聞いていた受理番号を申し出ると、すぐに出してきてくれた。
本人確認と、受領書のサインを経て、今や無効となっているSuica定期券が戻ってきた。
「これは、遺失物として届けられたのですか?」と尋ねると、「東急バスの中に落ちていて、バス会社の人が、その日の落とし物として持って来られました」との返事だった。
そうだったのか。バスの中に落ちていたのか。
しかし、一体、いつ落ちたんだ?
あの10日は、夕方、会社からの帰りに渋谷駅に向かって乗ったバスで、定期入れを読み取り機にタッチした時に反応せず、定期券がなくなっていることが判明した。
車内に落ちていないか、乗車口から座った席まで、その時に確認したので、帰りのそのバスではないはずだ。
となると、朝、出社時に渋谷駅から乗ったバスで落としたことになる。しかし、事後にSuicaの履歴を確認したところ、朝のこの時の乗車の記録がない(三軒茶屋通勤時のバス代は、非常勤のため、定期券として受給しておらず、Suicaで乗車して後日実費精算)。
乗車して、読み取り機にタッチした時には、既に定期入れからは落ちていた、ということだ。読み取り機は反応しなかったはずだが、帰りのバスのように、それを運転手にとがめられなかったか、あるいは運転手から声がかかったのに私が気がつかなかったかだろう。
渋谷駅前のバス乗り場で、内ポケットから定期入れを取り出しながらバスに乗り込み、読み取り機にタッチするまでの間に、定期入れから定期券が滑り落ちた、というのが結論だろうか。
非常に考えにくいことなのだが、これまでに判明した一連の情報からは、それしかない。納得しづらいが。
ところで、今回の定期券紛失では、警察に遺失物の届出をしなかった。それは、既に再発行も済ませ、実害もなかったことから、どうしても紛失したその定期券を取り戻す必要がなかったからだ。
にも拘わらず、世田谷警察署から私のところに電話が入った。
これはつまり、届いたこの遺失物について、警察が色々調べて、私の電話番号をつきとめてくれたからだと思う。
ありがたいことだ。本当に頭が下がった。
これは、受け取った紛失定期券の裏面。
結構傷がついている。車内に落として、拾われるまでの間についたのだろうか。
大変だったね。お疲れさま。お帰り。もう使えないけど。