naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番指揮者との初顔合わせ

日 時 : 2019年7月21日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : 祝典序曲、R.シュトラウス(1~3楽章)、ラフマニノフ(1~3楽章)、ショス5(1~4楽章)
弦人数 : 7・7・6・8・3
弓の毛 : 1本(ショス5・4楽章)

秋、11月の定期演奏会に向けての練習、今日は、本番指揮者の初合奏である。

しかも、今回の本番指揮者、Y先生には、初めて指揮をお願いするので、文字通りの初顔合わせだ。

本番の曲順に、まず、ショスタコーヴィチの「祝典序曲」から。

序奏が終わって、主部のプレストは、これまでのどの指導者よりもはるかに速い! ついて行くのが大変だ。

「この曲では、フォルテと書いてあったら、大きな音で。フォルテシモは、もっと大きく。とにかく大きい音で弾いて下さい」、とY先生。「人数分の音が出ていない」との指摘。

次は、R.シュトラウスのホルン・コンチェルト1番。譜読みの時と同じく、団員がソロを代奏した。3楽章のテンポが速い。ちょっとボウイングが追いつかない。

さらに、ラフマニノフのピアノ・コンチェルト2番。

3曲終わったところで休憩。

この休憩を利用して、Y先生に、これまでの練習でのパート譜の誤りなど、疑問点をいくつか確認した。

休憩後は、ショスタコーヴィチの5番。

初顔合わせのY先生からは、初回から厳しい指摘や指導がいくつも出された。

Y先生のテンポに対応できず止まる場面もあった。

「間違えすぎです」、「間違えないで下さい」との声も飛んだ。

「お互いの約束として、テンポの設定は指揮者の責任ですが、そのテンポを維持するのは、オーケストラと指揮者の両方に責任があることにしましょう」。

「とにかく人数分の音を出して下さい。音程がひどくても、音が出た方が100倍良いです。音程はさらって下さい」。

4楽章まで終わったところで、残り時間を使って、4楽章、1楽章の返し練習。

とにかく弾かされたので、大変疲れた。

Y先生の次の合奏は、1ヶ月後である。

※練習往復に聴いた音楽
    R.シュトラウス ホルン協奏曲第1番
       ブレイン=サヴァリッシュ=フィルハーモニア管
       ストランスキー=プレヴィン=ウィーン・フィル
    ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲
    シベリウス ヴァイオリン協奏曲
       庄司紗矢香テミルカーノフサンクトペテルブルク・フィル
    シューベルト さすらい人幻想曲
    シューマン 幻想曲
       小山実稚恵