11月場所、序盤戦終了。
今場所、NHKの放送を録画で観ていて思うのは、何か、館内が異様に静かじゃない?
昨年以上に目を覆う不入りなのは、一目瞭然。そのせいなんだろうな。
とにかく静か。アナウンサーや解説者の話がとぎれると、間違えてテレビのリモコンの「消音」ボタンを押してしまったのか? と思うくらい静かになる。
普通はそういう時でも、館内の声援やざわめきが聞こえるものだが。
こんな不入りの中、わざわざ会場に足を運ぶくらいなんだから、熱心な相撲ファンなんでしょう? もっと騒いで盛り上がりましょうよ。
そんな気持ちで観ているせいか、力士たちも、何かおしなべて覇気のない顔をしてるような気がするし、アナウンサーや解説者も、元気がないような気がするぞ。
そうした中、楽しみなのは、西だまりに毎日いる、着物のお姉さん(笑)。
毎日色鮮やかな着物を着て座っている。よく携帯で電話してる。誰と話してるのかな。
さて、序盤5日を終えて、若手で目につくのは、妙義龍と栃乃若。
妙義龍のうまみ、栃乃若のパワー、どちらも魅力的だ。このまま伸びて強くなってくれたら、と思う。
妙義龍のうまみ、栃乃若のパワー、どちらも魅力的だ。このまま伸びて強くなってくれたら、と思う。
琴欧洲が阿覧と右四つがっぷりになってからの攻めを観て、この人は、相手のまわしを切って出るとかいう四つのうまさはないんだな、と改めて思った。
組んでから体勢を作るという点では、隠岐の海相手の今日の琴奨菊の方がずっと上だ。
組んでから体勢を作るという点では、隠岐の海相手の今日の琴奨菊の方がずっと上だ。
稀勢の里の今日の敗戦も、四つ相撲の巧拙の問題だ。
白鵬は無難に5連勝。完璧無類の内容とまでは思わないが、一つ抜けているのは確かだ。