naokichiオムニバス

70歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

相撲

大の里Bだった千秋楽の琴櫻戦

七月場所千秋楽結びの一番。 大の里が琴櫻を寄り切って11勝目。 新横綱の11勝4敗はまあとりたてて不出来な成績ではないものの、この一番、前の記事で書いた大の里Bが出た相撲だった点にはふれておきたい。 琴櫻相手ということで右が入り、下手を取って向正…

大の里Aと大の里B

七月場所13日目、3敗で優勝争いに残っていた大の里が2敗の琴勝峰に敗れて4敗を喫した。 この結果、 2敗 安青錦、琴勝峰 3敗 熱海富士、草野 となり、数字の上では4敗の大の里と若隆景に可能性が残るとはいうものの、今場所の平幕優勝はほぼ確定的な状…

NHKの相撲放送の文字フォントが変わったような

五月場所も後半に入ったが、今場所のNHKの放送を観ていて何かちょっと印象が変わったなと思っていた。 どうも画面に表示される文字のフォントが変わったようだ。 先場所以前の画面を確認できないので記憶の限りでしかないが、ゴシック体が明朝体に変わっ…

大の里という力士への評価

三月場所は大関大の里が髙安との決定戦を制して12勝3敗で3回目の優勝。 髙安はまたしても優勝に手が届かず残念だった。3敗は翔猿・霧島・美ノ海に喫したものだが、どれか1つでも勝っていたら・・・。また来場所以降チャンスがあることを願いたい。 大の…

やはり安易に「綱盗り」と言わない方が

一月場所は、前場所千秋楽結びで相星決戦を演じた琴櫻と豊昇龍が、成績によってはいずれも横綱昇進の可能性あり、として、NHK始めメディアはこぞって「綱盗り場所」「55年ぶりの同時昇進も」と騒ぎ立てた。 横綱審議委員会が横綱に推挙する基準は、内規でこう…

2025年の相撲カレンダー

日本相撲協会のカレンダー。 2本買って、1本は昨日木更津の実家に持って行って父の部屋にかけた。 これが1月。横綱と3大関である。 そうか。当たり前だけど、大の里がいるんだ。 今年1年で新入幕から大関まで駆け上がった大の里って、去年のカレンダー…

北の富士さん逝去

元横綱、NHKの専属解説者、北の富士勝昭さんが亡くなった。 12日(火)午前の逝去と伝えられるから、十一月場所3日目、場所中の死ということだ。 昨晩、寝る間際にスマートフォンでFacebookを見ていて訃報を目にした。 昨年から姿を見せなくなり、毎場所初…

大の里大関昇進

九月場所で2回目の優勝を飾った大の里が、文句なしに大関昇進を決めた。 所要9場所での大関昇進は過去最速の記録である。 入門以来の成績。 2023年五月場所 幕下10枚目格付出 6勝1敗 七月場所 幕下東3枚目 4勝3敗 幕下2場所通過 九月場所 東十両14枚…

解説の公平性

九月場所のテレビ放送を観ていてちょっと気になることがある。 解説を務める、元両国の境川親方、あるいは元旭富士の伊勢ヶ濱親方が、自分の部屋の力士について話す時のことだ。 自分の部屋の力士、つまり自分の弟子について、評価が辛い。 例えば、その力士…

50年ぶりの「琴櫻」

五月場所が始まった。 大関琴ノ若が、昇進2場所目の今場所から二代目琴櫻を襲名した。 琴櫻として初めて土俵に上がった初日の映像。 初代琴櫻は、昭和49年(1974年七月場所)の場所前に引退を発表。 同じその七月場所、横綱北の富士も、初日から2連敗した後…

110年ぶりの新入幕力士優勝濃厚

三月場所は、13日目を終わって、 1敗 尊富士 3敗 豊昇龍、大の里 という展開。 3敗の両力士は、既に尊富士との対戦を終えており、尊富士がそれ以外の力士に連敗するケース以外に、優勝決定戦に持ち込めるチャンスはない。 いよいよ、110年ぶりの新入幕力…

大関の地位

三月場所は、平幕中位に、髙安、正代、御嶽海と、元大関が顔を揃えていて、幕内前半戦の取組に登場してくる。 この3力士に限らず、大関から落ちて平幕で、時には十両で相撲をとる力士が近年は珍しくない。 昇進口上で「大関の名を汚さぬよう・・・」と述べた…

上位陣充実の優勝争い

令和3年(2021年)の大相撲は、序二段まで陥落しながら前年に幕内復帰を果たした照ノ富士が、元の大関を超えて横綱にまで昇進する活躍で、年4回優勝した。 同年七月場所は、白鵬=照ノ富士の千秋楽全勝対決があり、翌九月場所にその白鵬は引退。照ノ富士の復…

気がつかなかった 大栄翔と北青鵬が同じ星取

九月場所は、13日目の昨日、貴景勝が熱海富士との直接対決で大関の貫禄を見せ、星1つ先行していた熱海富士をひきずりおろした。 この結果、貴景勝と熱海富士が3敗で並ぶと同時に、4敗力士、大栄翔、髙安、金峰山、北青鵬にも優勝の可能性が出てきた。 そ…

物言い協議について思いついたこと

九月場所初日、北勝富士=貴景勝の一番は物言いがついて取り直しとなった。 長い物言い協議を観ながら、ふと思いついたことがある。 物言い協議においてビデオを参考にする方法は、1969年(昭和44年)五月場所から導入された。例の戸田=大鵬の誤審が契機だっ…

NHK相撲中継特有の言い方

七月場所も残り2日。2敗で単独トップを行く北勝富士が逃げ切るのか、3敗まで優勝ラインが下がるのか。もし北勝富士逃げ切りなら、12日目の豊昇龍戦に勝ったことが、優勝争いの最大の分かれ目(さらには豊昇龍の大関昇進についても)になった形だがどうか。 …

ツラ相撲

七月場所10日目現在の星取表。 今場所はツラ相撲の星取が多いね。 宇良、髙安、隆の勝、豪ノ山、竜電。 さて、3関脇。 それぞれにいい相撲を取って、上々の成績なのは喜ばしい。若元春は1番負けすぎたが。 大関昇進は後の話として、まずは優勝争いの中心に…

能町さんの意見に賛成~朝乃山、逸ノ城の番付

能町みね子さんのTwitterを見ていたら、発表された五月場所の新番付について、意見を書かれていた。 「新番付、朝乃山と逸ノ城をあまりにも上げてなさすぎる。前頭1桁じゃないとおかしい」 新番付、朝乃山と逸ノ城をあまりにも上げてなさすぎる。前頭1桁じゃな…

えっ、貴景勝が休場?

今日17日(火)、ネットで相撲のニュースを見ていた。 ふと、右の方を見たら、「大関貴景勝が首痛め休場」という見出しが。 えっ? 1敗で優勝争いの単独トップに立っている貴景勝が休場? 開いてみたら。 2021年の七月場所のニュースじゃないか。 何とお騒がせ…

正代と1969年(昭和44年)五月場所の北の富士

今場所カド番の大関正代は、初日から3連敗のスタート。 初日からの3連敗は3場所連続のことだった。 負け方も毎日悪く、誰もが早々に負け越すことを予想したが、その後、別人のように相撲内容がよくなり、勝ち星を重ねてとうとう12日目に勝ち越した。 この…

七月場所中日~照ノ富士=若元春戦のまわし待った

七月場所中日、結びの一番、照ノ富士=若元春戦。 熱戦の途中、一瞬動きが止まりかけたところで、若元春のまわしがほどけたのを見た式守伊之助が、まわし待ったをしようとした瞬間、若元春が東土俵に寄り立てて力を抜いた横綱を寄り切った。 照ノ富士は不服…

いいと思う力士

毎場所相撲を観ていて、この頃はいい相撲をとる力士が増えたなあ、と感じる。 好きな力士、というと、体型や容姿なども含めた総合的評価になるので、そうめったには出てこない。それとは別に、「その力士らしい相撲」が確立していて、勝敗は別にして「この人の…

左右対称の星取

五月場所が終わった。 千秋楽までとても持つまいと思われた照ノ富士が、終わってみれば混線を抜け出しての優勝。不審をきわめた3大関との対比で、さすが横綱という評価を集めた。 さてその五月場所の星取表。 14日目までの星取表を眺めながら千秋楽の相撲を…

最近の相撲中継のリプレイについて少々不満

三月場所も後半戦に入った。 NHKのテレビ中継は、毎日録画で観ているが、最近ちょっと気になるのが、リプレイの出し方である。 先場所あたりからだったか、リプレイの最初と最後に、今土俵上で戦った力士の、取組以外の映像、時間いっぱいの塩の場面や、…

大関2人

日本相撲協会カレンダー、今月は。 2人とも三月場所カド番。何とも・・・。 朝乃山はとうとう幕下に落ちたし。 さて、新大関御嶽海はどうかな?

揃い踏み

十一月場所初日。 オケ練から帰宅し、風呂に入って夕食をとりながら、いつものように録画を観る。 2年ぶりの福岡開催。我が家にとっての関心事は、博多の彼女は客席にいるだろうか、ということだ。 何場所か前、国技館開催の時に、何回か見かけた。彼女が東…

10月の相撲カレンダー

10月になりました。 日本相撲協会のカレンダーをめくると・・・。 鶴竜、三月場所限りで引退。 白鵬、昨1日(金)、引退会見。 朝乃山、出場停止処分で大関陥落。 (この写真は大関昇進の時のものだろうな) 貴景勝、8勝7敗でカド番をギリギリ脱出。 うーん(…

あんまりだぞ、スポニチ

今日のスポニチ。 一面は小室(圭)さん。そして、白鵬引退は何と裏一面!あんまりだぞ、スポニチ。あんまりじゃないか。これはないよ、ほんとに。 ところで、白鵬の横綱勝利数が899勝。惜しかった。来場所出場して1勝くらいできただろうに。それをよしとしな…

全勝相星決戦決着

15日制、史上6回目の千秋楽全勝相星決戦が実現した。 めったに見られぬこの数字。9年ぶりになる。 今場所の両者の相撲内容からすると、白鵬がいかに尻上がりに調子を上げてきたとは言え、照ノ富士の方が上回る。 まともな相撲で渡り合えば照ノ富士。 普通…

まさかこういう展開になるとは~七月場所13日目

白鵬、照ノ富士が12戦全勝で併走。続くのは玉鷲と琴ノ若だが既に3敗。事実上優勝争いは2人に絞られた。 まさかこういう展開になるとは思わなかった。 その意外さは、ひとえに白鵬が星を落とさずにきたところにある。 初日、照ノ富士が2場所連続優勝を受け…