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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

どうということのない都知事選ポスター掲示板

告示日、何かと物議を醸した都知事選のポスター掲示板。

現物は当然東京都でないと見られない。

 

23日(日)、オーケストラ・モデルネ・東京の練習に行った。

昼食休憩時に、練習会場である早稲田のトーキョーコンサーツ・ラボでの近く、箱根山通りというところに掲示板を発見。

行ってみたのだが。

 

全然、普通じゃないの。

 

同じようなデザインの複数ポスターが貼られていることもなければ、48枠からはみ出たクリアファイルもない。

 

不謹慎ながらちょっとつまらない気がした。

 

翌24日(月)。

N社(京橋)本社での、OB会幹事打合せで再度東京へ。

都心ど真ん中と言える中央区ははたしてどうか?

 

桜橋の交差点近くで掲示板を見つけたので行ってみた。

 

うーん、これも拍子抜けですね。

偶然だろうが、貼られているポスターはどちらも11枚。

 

どこに行ったら、報道で見たような掲示板はあるんだろう。

 

こちら、中央区掲示板。

今回の選挙のイメージは、志尊淳。「らんまん」の竹雄ですね。

 

※過去の関連記事

    東京都知事選ポスター掲示板問題
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/06/21/115621

四万十の鰹を食べそこねた

昨24日(月)は、東京に出かけた。

N社(京橋)本社に行くためだ。OB会の幹事を務めているが、年1回の総会が来週、7月4日(木)に行われるので、その事前打合せが目的。

今年から私が総会及びその後の懇親会の司会を務めることになっているので、前任のM氏とN社を訪問し、人事部の担当2人とあれこれ打合せをした。

 

14時からの打合せに先立って、どこかで昼食をとっていくことを決めていた。

かつて通っていた色々な店の中から、土佐料理の店、四万十で鰹のたたきを食べよう、と思い、京葉線八丁堀駅を下りて、桜橋の交差点方向に向かった。

あったあった、四万十、と近づいていくと、店頭のランチ表示をかたづける店員の姿が。

え? ランチ終わり? と見ていると、「営業中」の木札もかたづけられてしまった。

 

この店のランチ営業は13:00までなのだった。

店に着いたのが12:52。

既に遅かったということなんだ。

 

思えば、八丁堀への上り快速は、新木場を出たところでしばらく止まった。前を行く電車が潮見駅で乗客の急病介護が発生したことで止まったものだった。

この影響で、八丁堀駅着が、定刻12:30のところ10分遅れたのだが、結果としてこの10分が響いたな。

それにしてもランチを13:30くらいまでやってくれればいいのに・・・。

 

気持ちを切り替えて、候補の1つだった生駒軒に向かった。

こちらは13時を過ぎてもまだランチ営業中。ピーク時間帯を過ぎて空いていたので、ゆったりテーブルに座らせてもらえた。

久しぶりのひき肉丼。

 

またいずれ四万十には時間を狙って行こう。

オーケストラ・モデルネ・東京練習日誌<2024.6.23> 初めてマーラーを全曲通し

22日(土)、ちばマスターズオーケストラの本番が終わったばかりの翌23日(日)、オーケストラ・モデルネ・東京の練習。

早稲田にあるトーキョーコンサーツ・ラボで、午前午後の2コマである。

当初、マスターズオケの本番が終わったら、三鷹で行われているモデルネの夜コマの練習に参加して、中野のホテルに宿泊した上で翌朝早稲田に向かう構想を持っていた。

しかし、その時点での諸々の疲労度合いを考え、それは見合わせ、マスターズオケ本番後はそのまま帰宅した。

夜コマ2時間のために無理をするかどうかだったが、結果としては見送って正解だったように思う。

 

JRで千葉から西船橋へ移動し、東西線に乗り換えて早稲田へ。

初めて行く会場だったが、地図を見ながら迷わずに行けた。

 

立派な練習会場だが、大編成のマーラーの9番にはそれでも少々手狭な感じがする。

10時からの合奏を前に、指揮の篠﨑靖男先生がチェロのメンバーを集めて分奏を行った。思えば、以前このオケでマーラーの10番のアダージョを演奏した時、ヴィオラのソリの分奏があったのを思い出す。

 

ヴィオラトップのTさんから、今日は人が少ないので、本来の3プルトの2人が2プルトに上がって座ってほしいと言われた。今日も少ないのか。

結果として、午前コマは4人。午前コマの途中で1人早退されたが、入れ替わるように1人加わり、午後コマでさらに1人増えたので、結局午前は実質4人、午後は5人。延べとしては6人が参加。本番の7人はいまだ揃わない。私自身も2回欠席しているので、その間6人は揃ったのかもしれないが。

 

それにしても改めて思うが、このオケは若い。大方20代か30代という感じだ。昨日いたマスターズオケのことを思うと、間もなく69歳の自分にとっての景色がずいぶん違う。

 

合奏スタート。まず、モーツァルト魔笛」序曲から。

篠﨑先生から色々細かい指示が出されて練習した後、通し演奏。

 

続いてマーラーの9番。1楽章から始まった。

魔笛」からずっと弾きっぱなしだったが、1楽章が終わった12:20頃、休憩。

この段階でヴィオラは1人減っていたが、入れ替わるようにHさんが来られた。3プルトで一緒に演奏する方で、本番1週間前になって初めてお目にかかった。

この曲のご経験は? とうかがうと、ヴァイオリンで弾いたことはあるが、ヴィオラは初めてとのこと。しかし、曲を知っておられる方が隣にいて下さるのは心強い。それだけにご迷惑にならないようにしなければ、と思う。

使う楽譜についてもご相談したところ、私の楽譜を使うことになった。これは正直ありがたい。

 

休憩後、2楽章を練習した。

篠﨑先生からは、前回の練習でも言われたことだが、楽譜から離れて音楽を表現するように求められた。実際、しばしば「指揮を見なさすぎる」との指摘があった。

楽譜だけ見るのでなく、まわりを聴いて楽しみましょう、とも。

確かにそうだ。個人的には本当に苦心しているが、ちゃんと弾けないにしてもアンサンブルをする意識は持ちたいと思った。

 

13時過ぎ、2楽章の練習番号23の先あたりまで行ったところで午前のコマが終了し、1時間の休憩となった。

 

1楽章については、欠席しがちな中でもそれなりに合奏の回数を踏んできたことで慣れてきたと感じる。放り出され取り残されて途方にくれるという場面はずいぶん減ってきた。仮に音符を弾ききれなくとも、立ち直るポイントは押さえられるようになってきた。

 

昼食に出る。まったく不案内な場所だが、早稲田の駅近辺にはいくつか店があるのを、来る時に見てきたので、そのへんまで戻る。

丸亀製麺が目に入ったところで、ふと見るとその近くに手打ちうどんのごんべえという店があるのに気がついた。めったに来ないところだから、チェーン店よりはこういう店の方が、と入ってみた。というか、店頭の店員さんに呼び込まれた形でもあった。

 

豊富なメニューの中から、一番シンプルそうな、ごんもりというのを頼んでみた。

 

つゆに浸かったうどんよりはせいろがいいかと思って選んだ。

つけ汁は温かかった。豚肉、きつね、椎茸などが入っている。

 

 

会場に戻ると、午後コマから参加のヴィオラのKさんが来られていた。

前日のちばマスターズオーケストラの演奏会を聴きに来られたとの話を聞いて驚く。ソプラノの東幸慧さんとのつながりなのだそうだ。

 

14時頃から午後コマの練習開始。

2楽章の続き。そして3楽章。

 

40分ほど練習したところで休憩。

「休憩の後は、全曲通してみます」と篠﨑先生。

休憩の前に、次週、29日(土)の前日練習と30日(日)の本番について、進行その他の説明があった。

 

15時前から、初めてこのシンフォニーを全曲通した。

4楽章は、16日(日)の弦分奏で、トレーナーの田渕先生から言われた、単純なポジションで弾くのでなく、弦を選んで工夫しながら音を出すことを試みた。家での個人練習でも心がけてきたことだが、何とかそれなりにはできたと思う。

 

こうして通してみると、この9番は、どの楽章も難しいが、特に前半の2つの楽章が難物だと思う。あくまで比較の問題だが、後半の2つの楽章はまだ食いつける感じがする。前半については、1楽章が曲がりなりにも慣れてきたところがある一方、2楽章が残る最大の課題だと思う。arcoとpizzの交代や、ボウイングの一部が本当に弾きづらい。

残る合奏は、29日、前日練習の夜1コマ、そして30日、本番当日午前のリハーサルのみとなった。それしかないところまできたか、と思うが、個人的な手応えは今書いたような感じだ。

週明けから家でさらって、少なくとも現状を少しでも上げたい。ポイントを絞って練習する。

弾く練習もさることながら、もう少しスコアを勉強する時間もとりたい。

トップのTさんはとても信頼の置ける方で頼れるのだが、それでも手元楽譜に必要なガイドを記入するなどして、自分自身に余裕を持たせたい。

あと、長い時間弾くと、楽譜を見きれなくなってくる。これは目の問題というより気力の問題だ。本番では集中を切らさないようにしたい。

 

通しの後、4楽章のみ少し返し練習をして、16時半頃、終了した。

 

あと1週間。まだできるだけのことはしなければ。

 

朝、家を出た時には大雨だったが、会場を出ると雨は上がっていた。

 

練習中の諸連絡の中で、次回の演奏会の話が出た。2025年6月22日(日)が本番だそうだ。曲目も昼食休憩時に運営の打合せで決まり、ブラームスのヴァイオリン・コンチェルトとショスタコーヴィチの6番を演奏するとのことだ。

ブラームスは、過去2回弾いており、もう一度弾きたいと思っていたのでありがたいが、ショスタコーヴィチの方は弾いたことがないし、そもそもよく知らない。マーラーに比べてどうなんだろうか。

ともかく、練習日程、出欠の見込みによるところが大きい。おいおい考えよう。

 

※練習往復に聴いた音楽

    ベートーヴェン 交響曲第4番

       セル=クリーヴランド

    マーラー 交響曲第9番

       バーンスタインベルリン・フィル

       カラヤンベルリン・フィル(1982年録音)

ちばマスターズオーケストラ第34回ふれあいコンサート本番終了

22日(土)、村上正治記念ちばマスターズオーケストラの第34回ふれあいコンサートの本番が終了した。

 

このオケの本番としては、昨年11月の第33回ふれあいコンサートに参加しているが、この時は入団前のお試し参加だった。

翌12月に入団して、団員として迎える本番はこれが初めて。

まだ第33回は特別支援学校へ出向いての訪問演奏だったので、コンサートホールで行う演奏会もこれが初めてである。

 

団員は9:30集合とされていたので、間に合うように市川市文化会館に向かった。

ステージではピアノの調律中。

 

間もなく調律が終わり、手分けしてステージセッティング。

山台は浦安市文化会館のものよりもずいぶん重く感じた。譜面台も金属製なので重い。

 

プログラム冊子に載ったメンバー表によると、本番の弦は9・9・9・6・3。曲目からするとやや小ぶりな感じだ。

ヴィオラは団員7+エキストラ2の9人。外配置。私は前半2曲は4プルトの表、メインは2プルトの裏で弾いた。

ファーストヴァイオリンに、先日のうらやすシンフォニエッタヴィオラでご一緒したHさんがエキストラとして参加された。

 

10:20頃から最終リハーサル。

本番とは逆の曲順で進行した。

メンデルスゾーンの「スコットランド」から。

ホールで音を出すのはこれが初めてなので、指揮の小久保先生も演奏させておいて客席に下りられてサウンドチェック。

pはいい感じだが、全体に音が弱い。fやffは自分だけで作ろうとせずに、全員で作る意識で、とのお話があった。

全楽章を通した。

 

 

休憩の後は、ラフマニノフのピアノ・コンチェルト2番。

こちらも全楽章をソロと合わせた。2楽章の一部をちょっと返した。

 

再度休憩の後、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死。

これも前奏曲から始めて、その後ソロと合わせた。

この曲については、オケが強すぎるとの指摘。バイロイトの劇場では閉ざされた箱の中で演奏するのが本来である音楽を、ステージ上でソリストの後ろで演奏するからには、「オープントーン」にしないように、但し弱々しくなってはならない、との指示だった。

前奏曲の終わりの部分をオケだけで返し、歌の入りまでを確認。

 

エキストラの紹介が行われて、リハーサルは13時頃終了した。

13:30開場、14:00開演なのであまり時間がない。

本番衣装は、黒シャツ黒ズボン、上着、ネクタイはなし。家から着てきたので着替えの必要はない。

支給のお弁当をいただいて、ステージへ。アメリカンスタイルなので、三三五五着席して音を出した。

 

●村上正治記念ちばマスターズオーケストラ 第34回ふれあいコンサート

日 時 2024年6月22日(土) 13:30開場 14:00開演

会 場 市川市文化会館大ホール

指 揮 小久保大輔

ソプラノ 東 幸慧

ピアノ 野上真梨子

曲 目 ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死

    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調

    メンデルスゾーン 交響曲第3番イ短調スコットランド

 

プログラム冊子から。

 

 

開演時刻となり、H団長(ヴィオラ)がマイクを持って挨拶。

「○○記念(キネン)」の名称を持つオケは日本に3つあり、ちばマスターズオーケストラはその1つだとの話。

この市川市文化会館大ホールで演奏するのは、2013年以来である話。

入場無料の演奏会を続けてきていることに関連して、「CMO友の会」への入会の呼びかけ。

 

演奏に移った。

ワーグナーラフマニノフ、いずれもソリストはすばらしい演奏を聴かせてくれた。

普通、開演して最初、指揮者が登場するとオケ全員を立たせるものだが、今回の曲目は最初の2曲ともソリストを伴うので、曲の前も後もオケが立つ場面がないまま前半を終えた。

 

休憩後、オケだけのメンデルスゾーンになって、指揮者登場で初めて立ち、客席を向くことになった。

このホールのステージに乗るのは初めてだが、すいぶん客席が広いと感じた。

 

浦安市文化会館大ホールに比べると、横幅があるように感じるし、ここは2階もある。

後で調べたところ、市川は1,758席、浦安は1,182席だからだいぶ違う。

その埋まり方から見て、5月の浦安の定期演奏会(800人超)とほぼ同じくらいだっただろうか。

 

メンデルスゾーンもつつがなく終了した。

今回、ワーグナーメンデルスゾーンは過去に弾いたことがなかったが、別途並行して取り組んでいるオーケストラ・モデルネ・東京でのマーラーの9番に比べれば、半年の練習でだいぶ楽譜にはなじんできていたので、不安なところはなかった。

 

アンコールはなし。

 

ステージを撤収して16時半頃会場を後にした。

 

2つ目の所属オケ、入団して初めての本番は無事終わった。

 

今後の活動としては、来年1月に松戸の特別支援学校への訪問演奏、そして6月に今回と同じ市川市文化会館大ホールでの演奏会が予定されている。

訪問演奏の曲目はまだインフォメーションがないが、6月の演奏会は、モーツァルトの「魔笛」序曲(偶然にも6月30日(日)のオーケストラ・モデルネ・東京、12月1日(日)の浦安シティオーケストラと、3つのオケでこの序曲を演奏する)、モーツァルトの「プラハ」、そしてドヴォルザークの7番に決まったそうだ。

7月から練習が始まる。

 

※本番往復に聴いた音楽

    ワーグナー トリスタンとイゾルデ

       バーンスタインバイエルン放送響

    マーラー 交響曲第9番、交響曲第5番のアダージェット

       ワルターウィーン・フィル

    ベートーヴェン 交響曲第4番

       セル=クリーヴランド

だいぶ迷ったが~明日の夜

明22日(土)は、ちばマスターズオーケストラ第34回ふれあいコンサートの本番である。

 

加えて、オーケストラ・モデルネ・東京の練習日でもある。

三鷹市公会堂というところで、午後と夜の2コマ。

 

マスターズオケは、午前中に最終リハーサル、そして14:00本番開演である。

16時頃には終演だろうから、その後三鷹に向かえば、夜コマの練習には参加できる。

夜コマは、19:00~21:00の2時間。マーラーの9番の第4楽章を練習するとのことだ。

 

さてどうしたものか。

悩むのは、翌23日(日)もモデルネの練習があることだ。午前と午後の2コマ。この練習は早稲田のトーキョーコンサーツ・ラボというところだ。これには2コマとも参加できる。

(三鷹市公会堂もトーキョーコンサーツ・ラボも行ったことがない)

 

モデルネの練習は、2コマ構成の練習が5回設定されているが、その初回だった5月25日(土)(午後・夜)は、浦安シティオーケストラの定期演奏会前日練習だったので欠席した。

時間的には夜コマには参加できたが、場所がめぐろパーシモンホールだった。翌日は浦安の本番、朝からリハーサルがあることを思うと、都内まで出かけて行くことを避けたかった。

 

2回目(月島)、3回目(浦安)の練習には参加しての4回目が三鷹、5回目が早稲田。

3回目のJ:COM浦安音楽ホールでの練習で、2週間後の本番に向けてまだまだ課題が多いと感じていた。

難しい曲だから家でがんばってさらうのは当然としても、実際の合奏の場でないとつかめないものがあることも痛感した。

そのため、4回目の三鷹について、午後はマスターズの本番その時だから仕方がないとして、夜コマまで欠席して良いものか、と考えてきた。丸々欠席してしまえば、5回中2回を欠席することになる。せめて夜コマだけでも行ければ、と。

 

ただ、マスターズオケの方は何しろ本番である。午前のリハーサル、午後の本番とがんばって弾くはずなので、その後に、近場ならまだしも、はるばる三鷹まで2時間のコマのために行くのは体力的に厳しいのも事実。

悩んで決めかねる中、一応三鷹まで行くとして、都内に宿泊することを検討した。千葉まで帰ってきて、また翌朝早稲田に向かうよりは、夜コマが終わったら宿泊して、そこから行った方が負担は少ない。

東西線沿線ということで中野のビジネスホテルを予約した。

 

昨日、マスターズオケの練習から帰宅して最終検討。

合奏には少しでも参加しておくべき、という考えと、体力的な負担との間で迷った。

23日が何もない日曜日ならば、本番後に三鷹まで行って遅く帰ってくるのでも構わないのだが、何分にも同じオケの連日練習。それも午前からなのだ。短期集中で仕上げるのがこのオケの方針なので仕方がないのだが、シニアとしては少なからず厳しい。

結論が出せず、ひと晩考えることにした。

 

けさ起きて、明日の本番を前に既に昨日の練習などの疲れがまだ残っているのを感じた。

これはやめておいた方がいいな、と思った。

中野のホテルはキャンセルした。

 

5回の練習の内2回の欠席が確定したが、その上で、家でできるだけさらうしかない。

今日も全楽章さらった。

29日(土)が前日練習、30日(日)が本番だ。

来週も平日は毎日さらおう。

 

現状でできるだけのことはやるとして、来年以降、オーケストラ・モデルネ・東京への参加は慎重に検討する必要があるな。

短期集中は、今回のマーラーのように未知の曲だと難しいところもある。早い時期からさらっておくことが肝要だが、それには所属オケや他のワークショップなどのスケジュール次第というところがある。今回は、どうしてもマーラーには早く着手できなかった。

曲目と、他の演奏スケジュールを勘案して、ということだ。

 

明22日は、マスターズオケの本番が終わったら帰宅。

翌朝早稲田に向かう。

 

 

 

投高打低

今日21日(金)からリーグ戦が再開される。

その新聞記事を見ていて、ふと目に止まったのが、両リーグの打撃成績。

 

うーん。

3割バッターが、セ・リーグは1人、パ・リーグは2人しかいないのか。

2割6分台でもベストテン。

 

これほど投高打低だとは。

残りシーズンこの傾向は続くんだろうか。

 

ちばマスターズオーケストラ練習日誌<2024.6.20> 本番2日前最後の練習

20日(木)は、ちばマスターズオーケストラの練習。22日(土)の本番前、最後の練習である。

 

日 時 : 2024年6月20日(木) 13:00~16:45
場 所 : 江戸川区総合文化センターリハーサル室
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ワーグナーラフマニノフ(1~3楽章)、メンデルスゾーン(1~4楽章)
弦人数 : 7・9・7・6・2

 

3回目のソロ合わせ。そしてハープが初めて入った。

 

最初はワーグナーの「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死。

前奏曲から「愛の死」へと本番通りの流れで合わせた。また、これまでのソロ合わせはソリストがオケ側を向いて歌われてきたが、今回は本番通りソリストが背中を向ける形での合わせとなった。

本番のホール(市川市文化会館大ホール)ではどうかわからないが、このリハーサル室の環境では、後ろ向きになっても歌は大変よく聞こえるので、合わせるのにまったく問題はない。

2回合わせて終了。

 

休憩の後、ラフマニノフのピアノ・コンチェルトの2番。

全曲を一度通し、小休憩を入れてから各楽章のポイントのみ返し練習した。

ソリストのピアノは、本番直前に色々試しているような感じを受けた。

 

再度の休憩の後、メイン曲、メンデルスゾーンの「スコットランド」。

時間の関係もあり、全曲を通した後、返しは最小限。1楽章から2楽章に入るところ、3楽章から4楽章に入るところ、そして4楽章のコーダに入るところを確認した。

 

練習終了。いよいよ2日後に本番である。

午前中に最後のリハーサルが行われる。

本番はDVDが制作されるそうで、団内頒布の案内があったので申し込んだ。

 

※練習往復に聴いた音楽

    ワーグナー 「ニーベルングの指環」ハイライト

       ベームバイロイト祝祭管

    マーラー 交響曲第9番

       レヴァインフィラデルフィア

    ワーグナー トリスタンとイゾルデ

       バーンスタインバイエルン放送響

東京都知事選ポスター掲示板問題

20日(木)、東京都知事選が告示。

 

同日、ちばマスターズオーケストラの練習のために江戸川区総合文化センターに向かう途中で、ポスター掲示板を見かけた。

 

確か12時半前くらいだったが、まだ3枚しか貼られていない。有力候補としては蓮舫氏のものがある。さすがの組織力

 

おそらく1日経った今行けば相当様相が変わっているだろう。

「NHKから国民を守る党」が24人擁立して得た掲示枠を第三者に販売して、別のポスターが貼られたことが報道で話題になっている。

ここにもそんなポスターが幅をきかせていることだろう。

(ここではないが、週明け東京に行く用事があるので、どこかで見てみよう)

 

もう1つ報道で話題になっているのが、枠が足りなかった問題。

最大48枚貼れる掲示板だが、今回は57人が立候補したため、足りなくなってしまった。相当数の立候補があると予想されていたので、その懸念は数日前から報じられていたのだか、結局それが現実化したわけだ。

けさのテレビで観たところでは、東京都の選挙管理委員会掲示板を増設するのでなく、A3サイズのクリアファイルを49番目以降の立候補届出者に支給して、これにポスターを入れさせて掲示板の枠外に画鋲で止めさせる措置で対応したとのこと。

 

えーとですね、このブログの読者でお気づきの方もおられると思いますが、たくさん立候補者が出たら枠が足りなくなってしまうのではないか、というのは、私が選挙のたびに気が気でなかった問題なのです。

春日三球・照代さんの漫才では、地下鉄をどこから入れるのか考えると夜も寝られないと言っておられましたが、私の場合は、立候補者が多かったら、というのがそれに相当する大問題でした。

 

ついに地方選挙でありながら全国の耳目を集めるこの大東京の都知事選で、現実のものとなるとは。

喜んでいいのかどうかは別にして、とにかく現実のこの事態に東京都選管がどう対応したかはわかりました。

これで眠れます(笑)。

 

※過去の関連記事 

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    都知事選ポスター掲示

       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/06/23/130146

    参院選東京選挙区のポスター

       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2022/07/04/220605

          2022年の参院選。この時は枠が39に対して立候補

          が34人。

          今日の朝刊に出ていたが、2016年の参院選東京選

          挙区で枠30では足りなくなってベニヤ板を継ぎ足

          たことがあったそうだ。それで増やしたんだね。

 

 

オーケストラ・モデルネ・東京練習日誌<2024.6.16> 午後合奏+夜弦分奏

16日(日)は、オーケストラ・モデルネ・東京の練習に今季2回目の参加。

 

5月25日(土)を皮切りに、1ヶ月の短期集中、6月30日(日)の本番に向けては5回の練習が設定されているが、どの練習も2コマ構成である。

今回の練習は、午後が合奏、夜が弦分奏。

練習場所は毎回変わるが、今回はJ:COM浦安音楽ホールのハーモニーホールだった。勝手知ったる新浦安、うらやすシンフォニエッタの練習にも使われている会場なのでありがたい。

浦安シティオーケストラが同じ新浦安の美浜中学校で合奏をしている時間帯に、欠席してこちらへ。

 

ヴィオラの参加者は、2コマとも6人だった。今回の演奏会はヴィオラの集まりが悪かったようで、本番は7人で臨むと聞いている。

14日(金)に本番のシフトがトップのTさんから通知されたが、私は3プルトの裏。今回の練習は3プルトで組むHさんが欠席だった。まだお目にかかっていない。

 

13:30、篠﨑靖男先生の指導で合奏スタート。

まず、モーツァルトの「魔笛」序曲から。

(浦安シティオーケストラの12月の定期演奏会の前プロも「魔笛」序曲だが、つい最近、来年のちばマスターズオーケストラの曲目が決まり、前プロがこれまた「魔笛」序曲。こんな重なりがあるものだろうか)

一度通した後、大変細かい返し練習。しかし、この曲は過去に何度か弾いているので、まあ大丈夫という感じがある。

 

問題はマーラーの9番だ。

この日の練習に向けて、今週は毎日家でさらった。さて初めて参加した前回練習よりも少しはましに弾けるだろうか。

 

1楽章から練習した。通しはなく、その都度止めての練習。

 

篠﨑先生がおっしゃったのは、初回練習の時、皆さん練習して来られたのがよくわかったが、楽譜だけを見ているのでなく、その楽譜を自分の中にいれて、それをいかに表に出していくかが大事であり、それができていれば、多少アンサンブルが崩れても良い、ということだった。

趣旨は大変よくわかるし、これは他の曲、浦安を始め他の団体でも指導者にしばしば言われることだ。ただ今回のマーラーに関しては、個人的にはあと2週間でどこまで楽譜を入れられるかは難しいな、と思った。

もっと前からさらえればよかったが、4月は室内楽セミナー、5月は茂木大輔先生のワークショップと浦安の本番。そして6月は、ちばマスターズオーケストラの本番とこのオーケストラ・モデルネ・東京の本番が2週連続するというスケジュールでは難しかった。予定を入れすぎたところはある。

 

個人練習もさることながら、未経験の曲でもあり、合奏練習でないと飲み込めない、慣れることができない面も感じている。この点では、5回設定された練習の内、2回を欠席せざるを得ないのが痛い(浦安シティオーケストラの本番前日GPと、来週のちばマスターズオーケストラの本番と重なったため、調整困難だった)。

 

こう考えると、今回のマーラーはそもそも参加すべきでなかったかもしれないが、もう引き返せないので、今週も可能な限りさらってレベルアップを試みるしかない。

 

1楽章は2回目でもあり、様子はわかったというところだ。さらった甲斐も多少はあり、前回練習よりはついていけるようになった。

いまだ音符を追い切れない、指揮者のテンポを飲み込めていないところもいくつかあるが、基本的にオケ全奏で進行する音楽なので、5月に浦安で弾いた「悲愴」の1楽章の冒頭部分のように、ヴィオラが乱れることで曲全体があからさまに壊れる、というようなことこの楽章については少ないと思う。自分の現状で言うのは不穏当だが、全奏の嵐の中で部分的にエア弾きになってもついていくことはできる(隣の人には迷惑をかけるのでそういう箇所を極力減らしていくが)。その点では「悲愴」の方が怖かった。

 

次に2楽章。前回練習は、1、3、4楽章だったので、初めてこの楽章を弾くことができた。

 

個人練習で感じていたが、やはりこの楽章が一番難しい気がする。特にレントラーが終わってテンポが速くなってからが大変だ。arcoとpizzがめまぐるしく交代するところは、それこそまだまだ楽譜が身体に入っていない。

篠﨑先生からは、音楽の局面が変わるところのイメージを持っておくことが大事で、前の部分の期分をひきずってしまわないように、とのお話があった。

 

そこまでで合奏は終了。管・打楽器は解散となり、1時間の休憩の後、弦分奏は17:15開始となった。

 

弦分奏の指導は、元N響ヴァイオリンのT先生。

分奏開始が若干前倒しになったため、T先生が到着されていないので、それまでの間、篠﨑先生の指揮で1楽章の練習番号9番のあたりを練習。

いくらも進まないうちにT先生が来られ、バトンタッチ。

 

T先生は1970年代にN響マーラーの9番を国内のオーケストラとして初演した話をされた。まだマーラーがメジャーでなかった時代で、色々ご苦労があったと話された。

(Wikipediaによると日本初演は1967年のコンドラシン=モスクワ・フィルとされている。もちろん1970年のバーンスタインニューヨーク・フィルも伝説の名演として有名だ)

今ではこうしてアマチュアでも演奏するようになった、との話の関連で、一橋大学のオケはマーラーオタクで毎年この9番をやっている、という話もされた。確かに私よりもずっと後輩がそのようなことをやっている。

(この中に一橋大学を卒業した人はいますか、と問いかけがあり、手を挙げたら私だけだった)

 

大部分の時間を使って4楽章を練習した。

この分奏では、大きなポイントが2つ示された。

まず、弾く弦の問題。楽章冒頭、ヴァイオリンにはsulGの指定があり、それを必ず守るようにとのお話があった。

ヴィオラにはそういう指定は少ないので、最初は他人事と思っていたが、実はそうでなく、楽譜に指定がなくとも、普通のポジションでは使わない、低い方の弦をできるだけ使うように、という話なのだ。

この曲が求める音色を出す弾き方でなければいけない、と。

そのためには、各自が楽譜をすべて読み直して、1つ1つの音符をどの弦で弾くのかを工夫しなさい、と言われた。そういう音色を作らなければ、この曲をやる意味がない、とも。

 

実のところ、これまで個人練習も含め、1楽章から3楽章がとても大変な一方、4楽章はテンポもゆっくりだし音符は追えるので、いささか気楽にとらえていたのだが、こうなると話は違う。確かにそういう観点でポジションを考え直さないといけない。

 

2つ目は、それと関連するが、頻繁に指定があるポルタメントの遵守についてだった。

これもポルタメントの最初の音(弾き始めるポジション)と行き着く先を個々に検討しなければポルタメントにならない。

これについても、個人的には、まずそれぞれの音符を把握するところから始め、山ほどあるポルタメントや装飾音などは、その後にできる範囲で考えれば、と思っていたのだが、T先生のお話にはそれを許さない厳しさがあった。

どのパートにもポルタメントはあるのだが、例えばヴィオラでは76小節目を何度も弾かされた。

「楽譜に書いてある以上、大変でもやらないと」「私は下手だからできません、と言ってはいけない」、と言われた。

身の引き締まる思いがした。

1970年代の日本のマーラー黎明期から今日まで、プロオケの奏者として全部のシンフォニーを弾かれてきたT先生としては、アマチュアがこの9番に取り組むこと、それも1ヶ月の練習でやることに、相当な覚悟を求めたいというお気持ちなのだと、初対面の先生からそれが伝わってきた。

 

4楽章は途中で休憩が入って続けられた。休憩時に先生が話しかけて下さったので、楽譜は全部見直します、と申し上げた。

 

T先生の分奏指導は、浦安の高弦分奏でのY先生(おそらくN響でT先生の後輩にあたるはず)と同じような内容だった。ご自身のヴァイオリンで音を出しながら、フィンガリングやポジションの取り方など、難しいところについては、すべてのパートについてまんべんなく余すところなく教えて下さった。

 

4楽章が終わったところで、再度休憩して、1楽章の頭からしばらくと、2楽章の頭からしばらくを、時間の許す範囲でみて下さった。

 

本番まであと2週間。

T先生からは、その間に楽譜を眺めまわしなさい、とのお話があった。その上で、弾けるのはもちろん弾けなければいけない、とも。

 

21時過ぎ、分奏は終了した。

とても学ぶところの多い分奏で、参加してよかったとつくづく思った。

またT先生に教わる機会があればと思う。

 

残る練習は2回。22日(土)は、ちばマスターズオーケストラの本番があるため、欠席となる。23日(日)の合奏2コマには出る。

あとは本番前日練習である。

 

合奏での篠﨑先生、分奏でのT先生と、マーラーへの心構えを問われた練習だったが、心を改めて、残る日々でできるだけレベルアップしていく。

 

※練習往復に聴いた音楽

    マーラー 交響曲第10番

       ハーディング=ウィーン・フィル

    ブルックナー 交響曲第9番

       ジュリーニウィーン・フィル

    ワーグナー トリスタンとイゾルデ

       バーンスタインバイエルン放送響

 

クァルテット・エクセルシオ 第46回東京定期演奏会

13日(木)、ちばマスターズオーケストラの練習を終えた後、上野に向かった。

クァルテット・エクセルシオ定期演奏会を聴くためである。

 

結成30周年のアニバーサリーシーズン、たくさんの企画を準備されているクァルテット・エクセルシオだが、その柱の1つ、6月(札幌、東京)、11月(東京、京都)の定期演奏会は、モーツァルトハイドン・セットとベートーヴェンの後期作品で、委嘱新作をはさむ形のプログラムになっている。

 

東京文化会館

 

クァルテット・エクセルシオの演奏会は、もう何年も前から聴いているが、ここ2年の間に、指導をいただく場面ができた。

既に2回を数える弦楽合奏団、うらやすシンフォニエッタ

そして4月に開催された、「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー。

これまでは客席から聴くアーティストだったクァルテット・エクセルシオは、私にとっては「先生方」になった。

この演奏会にも、うらやすシンフォニエッタ室内楽セミナーでご一緒した方々が多数集った。

(室内楽セミナーの最終日が4月13日(土)だったので、奇しくもこの日でちょうど丸2ヶ月)

 

ホワイエには、クァルテット・エクセルシオの活動報告が掲示されている。

 

うらやすシンフォニエッタもある。

 

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナーも。

 

結成30周年を記念して、モーツァルトハイドン・セット全曲のレコーディングが行われた。レコーディングが、うらやすシンフォニエッタの活動場所でもあるJ:COM浦安音楽ホールで行われたことも、何か嬉しい。

リリースされたらもちろん買うが、J:COM浦安音楽ホールでハイドン・セット全曲の演奏会も開催される。これも必ず行かねば。

 

●クァルテット・エクセルシオ第46回東京定期演奏会

日 時 2024年6月13日(木) 18:15開場 19:00開演

会 場 東京文化会館小ホール

弦楽四重奏 クァルテット・エクセルシオ

曲 目 モーツァルト 弦楽四重奏曲第17番変ロ長調「狩」

    権代敦彦 “空のその先”~弦楽四重奏のための~ ※結成30周年記念委嘱作品

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調

 

プログラム冊子から。

音楽ジャーナリストの渡辺和氏による「エク30年史」も載っている。

 

「エク通信」というのがはさみこまれていた。

 

私の席は、A列26番。ヴィオラの吉田(有紀子)先生の真ん前。

たまたまだが、室内楽セミナーでご一緒したチェロのHさんと隣同士だった。

 

入場すると、プレトークが始まっていた。この日の委嘱新作を作曲された権代敦彦氏と渡辺和氏が、その作品について語っていた。

 

最初は、モーツァルトの「狩」。

不確かな記憶だが、この曲の実演を木更津で聴いたことがある。木更津音楽協会の例会だった。演奏したのは巌本真理弦楽四重奏団だったか。

高校の頃、もしくは大学の頃だったはずなので、私は弦楽四重奏というものにまたほとんどなじみがなかった。そんな時期に木更津音響の例会ということで弦楽四重奏の生演奏を聴いたのだったと記憶する。

4楽章の主題の独特のフレーズ感が印象に残ったことはおぼえている。

いつも通りのクァルテット・エクセルシオの潤いのある美しい響きと、気がつくか気がつかないかのテンポの呼吸。

西野(ゆか)先生の華やかで凜としたヴァイオリンがとりわけ美しかった。

 

続いて、権代敦彦氏の委嘱新作。1週間前、6日(木)の札幌が世界初演

「空」=「ソ、ラ」ということで、GとAの音を中心に組み立てられた曲だと、動画で観た30周年記念の記者会見映像でも、この日のプレトークでも話されていた。

弱音で始まった音楽から、最初にはっきり「ソとラ」を確立させるのはヴィオラだった。以後、「ソとラ」が、トレモロ、高音のフラジオレット、トリルなど、様々な奏法、様々な音色、テンポ、音域で4人の奏者によって奏でられていく。

大友(肇)先生のチェロは、左手が指板をはずれてほとんど駒ぎりぎりのところまで行く場面がしばしばあった。

最後は、ファーストヴァイオリンだけが残って、虚空に消えていくように終わった。

プレトークでは17分ほどの曲と言っていたが、その17分間の曲想の変化は聴きごたえのあるものだったし、初めて聴く曲ながらついていきやすいものを感じた。

1月に同じホールで「日仏文化交流に尽力した作曲家たち」という演奏会を聴いた。この時、クァルテット・エクセルシオの演奏で、日本の作曲家の作品を何曲か聴いたのだが、そのどれよりも今回の権代氏の作品の方が説得力を感じた。

演奏後、客席から権代氏がステージへ。

 

20分の休憩の後、ベートーヴェンの14番。

2020年から2021年にかけて、J:COM浦安音楽ホールで行われたクァルテット・エクセルシオベートーヴェン全曲チクルスは聴きに行ったので、先生方の14番を聴くのは2回目だ。

ベートーヴェン弦楽四重奏曲の中でも特に好きなこの曲を、存分に満喫した。

それにしても「すごい曲」としか言いようがないね、この曲は。7つの楽章の並べ方のバランスだとか、4本の弦楽器に「出させたい音」だとか。

どれほどアンサンブルが大変なことかアマチュアには想像もつかないが、先生方の演奏は水も漏らさぬものだと感じた。

目の前で弾かれる吉田先生のヴィオラに特に圧倒された。

ともかく、作品も演奏も人間業ではないな、と思った。

(プログラム冊子によると、西野先生が小学生時代、学校の掃除の時間にこの14番の5楽章が流れていたのをおぼえておられるとのこと。ベートーヴェンの後期のカルテットをチョイスしたのはどんな先生なんだろう。ちなみに私の場合、中学校の掃除の時間がワルトトイフェルの「女学生」だったのを憶えている)

 

21時過ぎ終演。

客席からホワイエに出たら、先生方がお見えになった。多くの聴衆が歩み寄って話を始めたので、私も並び、室内楽セミナー以来丸2ヶ月ぶりにお目にかかる、大友先生、西野先生、北見(春菜)先生、吉田先生の順にご挨拶した。

そう言えば、ドレス姿の先生方と話すのはこれが初めてだ。

 

先生方の演奏会、次は9月の「結成30年記念特別演奏会」に行く予定。

 

※過去の関連記事

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    「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー<3日目:2024.4.12>
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/142207
    「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー<最終目:2024.4.13>
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/151427
    クァルテット・エクセルシオ結成30周年
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/05/04/110434