naokichiオムニバス

69歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

浦安シティオーケストラ練習日誌<2024.7.21> 合奏

日 時 : 2024年7月21日(日) 13:30~16:30
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : トレーナーK先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ハイドン(1~2楽章)、ブルックナー(1・4・2楽章)
弦人数 : 7・5・6・8・2

 

21日(日)、酷暑の中の練習は、3週連続でのK先生の指導による合奏。

予定の曲を練習した。

 

まず、ハイドンの104番「ロンドン」の1楽章、そして2楽章。

少しずつ止めながら、アンサンブル上、連携すべきパートを取り出して合わせるなど、曲への理解が深まる練習だった。

1楽章は最後に通した。

 

休憩の後、ブルックナーの4番も同様の進め方。

1楽章をじっくり練習した後、前回の練習で時間切れとなってしまった、4楽章の358~357小節を練習した。ここはK先生としても心残りだったようで、次回、時間が余ったらやります、とおっしゃっていたのだが、最後に時間が余るかどうかを待たず、この日予定の2楽章の前に、練習することになった。

K先生は、本番指揮の米津俊広先生のお弟子さんだが、米津先生がここを4つで振られることを確認され、4つ振りで練習した。4拍子でも、パートによって2拍3連や4拍3連があって、なかなか合わせるのが大変だ。

パートごとに分け、それを組み合わせていった。

一応、これで何とかなりますかね、という感じで終わり、2楽章に移った。

 

前にも書いたが、6月にオーケストラ・モデルネ・東京でマーラーの9番に取り組んだ経験を経て、ブルックナーの楽譜を眺めると、ブルックナーが前ほど嫌ではなくなったな、と実感する。楽譜としてはマーラーよりはるかに読みやすいのだ。

ブルックナーの4番については二度目であることも手伝って、気分的な余裕(技術的にではなく)は持てている。

(もっとも、聴く立場からは、ブルックナーの4番とマーラーの9番を比較すれば、断然マーラーの方が好きだが)

 

2楽章の練習が終わり、K先生から、まだ時間があるので、さっきの4楽章をもう一度やりましょう、とサプライズ。

さっきやったことを忘れていないか、とだめ押しの練習だった。

さっきも、この再度の練習も、4拍子をK先生が手を叩いて合わせてきたが、最後の最後の1回は、叩かずに指揮棒を振って合わせられるかにチャレンジ。

何とかなった。

 

K先生の練習はこの3回で終了となる。お世話になりました。

 

次回、28日(日)は分奏だが、その次、8月4日(日)の合奏は、当初予定には入っていなかった米津先生が、都合をつけて来て下さるとのこと。

今季初めての本番指揮者の合奏となる。

 

※練習往復に聴いた音楽

    マーラー 大地の歌

       バーンスタインウィーン・フィル

    マーラー 交響曲第9番

       バーンスタインアムステルダム・コンセルトヘボウ管

津田沼ユニバーサル交響楽団練習日誌<2024.7.20> 今季初参加

20日(土)、津田沼ユニバーサル交響楽団(ユニ響)の練習に今季初参加。

 

谷津公民館で、本番指揮のN先生の合奏である。

 

ユニ響さんには昨年の今ごろもお邪魔しているが、谷津公民館での練習には参加しなかった。

谷津はずいぶん久しぶりだよなー、と思って手元の記録を見ると、どうやら2019年3月9日(土)以来らしい。

新型コロナもあって、ユニ響さんへの出入り自体、2020年から3年半、ブランクがあったとは言え、5年4ヶ月ぶりとは。

 

つまり、谷津駅を下りること自体が5年4ヶ月ぶりなんだ。

以前のように、階段を下りたら左方向に向かい、谷津遊路を歩いて行く。

ここの風景が何となく好きなのだ。

 

角のローソンで飲み物を買って、谷津公民館に向かう。これがいつものコースだ。

 

見えてきた。懐かしいなー。

 

顔なじみの皆さんと1年ぶりに会えて嬉しい。2階の講義室へ。

 

ヴィオラは、トップのNさんがお休みで、団員2人、エキストラ2人の計4人。でも弦の中では一番多かった。

 

この日と次回、N先生の指導で、9月の定期演奏会の曲を2回に分けて練習すると聞いていたので、まずはこの2回は参加しようと決めてきた。

 

この日は、シベリウスの「カレリア」組曲と、チャイ4の1楽章。

 

N先生とお目にかかるのは、昨年9月の定期演奏会本番以来だ。

 

まず、「カレリア」組曲から。この曲は、ユニ響さんでも浦安シティオーケストラでも弾いたことがあるが、ずいぶん久しぶりだ。

そうそう、こんな曲だった、と思い出しながら弾いた。

1曲目は相変わらず理不尽だ。弾けない・・・。

 

2曲目は、モーツァルトのようにきっちり弾くことが大事、とN先生からお話があった。

3曲目の行進曲は、リズムがどうしても甘く3連符になってしまうのを注意された。

 

休憩の後、チャイ4。

この曲は、2008年にユニ響さんで初めて弾いた。その後、浦安でも2016年に弾いている。今度で3回目だが、8年ごとに弾いてるんだな。偶然だけど。

 

1楽章を練習した。

この楽章、過去2回、そのたびに苦労した箇所がいくつもあるが、久しぶりに弾いてやっぱり大変だと痛感。

たとえばこことか。

 

がんばってさらおう。

 

N先生からは、以前の合奏の時の注意が改善されたかどうかの観点から、厳しいお話もあった。

 

演奏家にとって一番大切なことは、長時間の練習に耐えられること、そして、あきらめない、開き直らないことだ、とおっしゃっていた。

 

エキストラとして他団体に参加する時は、できるだけ回数多く練習に出るようにしている。本番指揮者が何を求めているかを早い時期から知ることができるのは重要だと思う。

 

次回は、シベリウスの「カレリア」序曲と、チャイ4の2~4楽章が予定されている。

 

※練習往復に聴いた音楽

    さだまさし 天晴

    さだまさし 晩鐘 長崎小夜曲 October~リリー・カサブランカ

          修二会 まほろば 交響楽

          ※「LIVE BEST」から

吉野家にて

今日22日(月)は、用事があって木更津に帰った。

 

お昼どき、木更津駅東口にある吉野家に入った。

この店は昔からあるが、前回、12日(金)に帰った時はちょうど改修工事中だった。

リニューアルオープンした店舗に初めて入ったわけだ。

 

店内の座席配置も大幅に変わったが、大きな変化としては、席のタブレットで注文する形になったこと。すき家方式ね。

吉野家は、店員と客のコミュニケーションを大切にするために、券売機も導入していない、と何かで読んだ記憶があるが、これは大きな方針変換だ。

 

そのことで気になったのが。

 

私が、牛皿麦とろ御膳を食べ終わろうかという頃、テーブル席に年配の男女が座った。

こういうふうになってから初めて来たのだろうか、注文をしたいようで、女性の方の客が会計のカウンターに近づいて若い女性の店員に話しかけた。

 

聞くともなく聞いていたのだが、

「空いているお席にお座りいただいて」

「もう座ってるんです。注文をしたいんですが」

「注文はお席のタブレットでお願いします」

 

それに対して女性客が、タブレットがよくわからない、というようなことを言ったのだが、その後だ。

 

私の聞き間違いでなければ、

「一緒に行って教えますので、おぼえて下さい」

という趣旨のことを言ったんだよなあ。

 

これはいかがなものか、と思った。

確かに、最近は、すき家に限らずタブレット注文の店は多い。居酒屋でもそうだ。

QRコードを読ませてスマートフォンから注文させるところも増えてきたな。

人間が注文をとることでの間違いが減らせる、人員が削減できる、など経営的なメリットはあるのだろう。

 

ただ、口頭で注文を受けたっていいじゃないの、と思うのだ。

タブレットに不慣れなお客さんだっているし、あるいはタブレットを使えるけど使いたくないというお客さんもいるだろう。

 

「教えますから、次からはこれでやって下さい」みたいな言い方はねえ、どうなのよ、と思ったのだ。

客に、店側の都合に100%合わせさせる、というのがね。

 

会計を済ませて出る時に、そちらをちらっと見たら、店員の「指導」を受けながら女性客がタブレットをたたいていた。

 

(ちなみにこの木更津の店、テイクアウトの窓口が新しく設けられたのだが、そこもタブレット注文)

高校野球県予選は準々決勝へ

高校野球の県予選。

 

昨21日(日)、我が母校、県立木更津高校が5回戦で東京学館船橋に惜しくも敗れ、姿を消した。

甲子園に行ったら、寄付もして観戦にも行きたい、などと家で話していたのだが、残念。

しかし、ベスト16に残ったのだから大健闘だ。

いつも書いていますが、私の在学当時は、1試合目でコールド負けしなかったらよくやった、という感じだったので。

 

さて、明日23日(火)は準々決勝だが、木更津総合拓大紅陵志学館と、木更津が3校残っている。

どこか優勝まで行ってくれるだろうか。

それにしても、木更津高校も勝っていたら準々決勝4試合に全部木更津がからんでいたんだが・・・。

 

 

音を翼に 佐治薫子とジュニアオーケストラ

けさ朝日新聞の朝刊をめくっていて、文化面に新しい連載記事を見つけた。

 

おおっ、佐治薫子先生。

 

執筆は私が大好きな編集委員吉田純子さんだ。

 

全10回とある。これは楽しみだ。

東京二期会オペラ劇場 蝶々夫人

19日(金)は、東京文化会館で行われた東京二期会オペラ劇場の「蝶々夫人」を観てきた。

 

蝶々夫人」は、2021年6月に藤原歌劇団の公演(日生劇場)を観たが、それ以来である。

 

東京文化会館の演奏会前に食事をとる場合は、上野駅構内の蕎麦屋あたりに入ることが多いが、この日は多少余裕をもって出かけたこともあり、並んでいることは予想の上で文化会館2階の精養軒に行ってみた。

果たして10人ほどの列ができており、並んでみたが途中から動きが止まった。場合によっては離脱して入場し、中でサンドイッチでも食べるか、と思ったところで列が動き出し、開演1時間前に何とか入れた。

とは言え、満席は満席なのだから悠長に構えるわけにもいかない。メニューを開くと、開演前にお時間のない方へ、と表示されたカレーライスとハヤシライスが目に止まったので、ここはぐずぐずせずに注文。

ハヤシライス。カレーは口の中に味が残って公演中気になるといけないので。

 

ホール手前のラックには、11月に小ホールで行われるクァルテット・エクセルシオの先生方の演奏会のフライヤーがあった。チケットは購入済み。

 

東京二期会オペラ劇場 蝶々夫人

日 時 2024年7月19日(金) 13:00開場 14:00開演

会 場 東京文化会館大ホール

演 出 宮本亞門

衣 装 髙田賢三

指 揮 ダン・エッティンガー

管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

曲 目 プッチーニ 歌劇「蝶々夫人

 

プログラム冊子から。

 

宮本亞門演出による「蝶々夫人」は、2019年に東京で初演されたものだそうだ。

今回の公演には、「ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオーパー・ドレスデン)、デンマーク王立歌劇場およびサンフランシスコ歌劇場との共同制作,」と付記されている。

東京初演の後、ドレスデン、サンフランシスコでも公演が行われ、今回東京に戻ってきたようだ。

 

主要な役はダブルキャスト

 

ホワイエには、東京二期会の秋の公演のPRもあった。

モーツァルトR.シュトラウスともチケットは入手済み。

 

私の席は4階L1列30番。

東京文化会館というところはエレベーターがないんだね。4階席5階席に行くにも階段を上っていかないといけないようだ。

座った駅は最前列なので前の人が邪魔になることはない。ステージは下手の一番端が見きれるが問題はない。オケピットは4分の1程度見えないがやむを得ないところだ。

平日の午後公演ということで、満席とはいかず。

 

宮本亞門の演出は、各幕の冒頭は病室のシーンから始まる。老いたピンカートンがベッドに横たわり、かたわらには蝶々さんとの間に生まれた子供(既に青年に成長)がいる。

この青年は、全幕を通じてステージ上にいる。自分の子供の頃にタイムスリップしたように、1幕から終幕まで、物語の一部始終を眺めている。

子役として出てくるピンカートンと蝶々さんの子供が、歌ったりしゃべったりすることなく演ずるのは通常のことだが、この演出では、子役と青年がステージ上に共存する。

こうした演出意図については、5年前に観ていない私のような観客もいるのだから、プログラム冊子にはある程度詳しく書いておいてほしいものだと思った。

意図を飲み込むまで、青年が終始そこにいる意味が理解できずちょっと違和感があった。

 

1幕は、病床シーン、オケは黙ったまま、ステージ上の人物も無言の芝居をして、やがてピンカートンの手紙が読み上げられるところで人の声が初めて聞こえた。間もなく通常のオペラの冒頭部の演奏が始まった。

 

舞台装置については、3年前に観た藤原歌劇団が非常にリアリティに富んだものだったのに対して、簡素、象徴的。

具体的な装置は、2人の新居となる日本家屋を表す、木の縦長の直方体。

それ以外は、紗幕が細かく出入りし、その紗幕や舞台奥にプロジェクションマッピングのように桜や月などの映像が映し出される。

これらを観るには4階のL席はちょっと不利だった。フロアはともかくとしてセンター席にすべきだった。

木の直方体も随時ステージ上を右へ左へ奥へと移動する。紗幕の交代も頻繁なので、割合動きが激しい印象。

 

1幕最後の二重唱は本当に美しい。プッチーニの魅力を堪能した。

カーテンコールはコーラスなど。主要な役は出てこなかった。

 

2幕の最初もまた病室。手紙の続きを読むような形から入った。

「ある晴れた日に」は、屋内のはしごを上がって屋根の上に出て歌うようなイメージだった。いつもここから船が来ないか見ていた、ということなのだろう。

 

以後、ストーリーの進行には引き込まれる。

蝶々さんが、常に洋装であることに気がついた。藤原歌劇団の時は着物だったし、普通どこの公演でも和服だと思うが、この東京二期会は、スズキは終始和服だったが、蝶々さんは白の洋装。

(どうでもいいことだが、4階から遠目に見ていると、何故か蝶々さんが「虎に翼」の寅子に見えた。寅子というより伊藤沙莉に見えたのかな)

 

蝶々さんとスズキが花を撒く場面は、実際に撒くことはせず、花の映像が映し出される方法だった。

ここの二重唱はとてもよかった。

スズキという役は重要だと思った。カーテンコールでもひときわ拍手を浴びるのは、歌そのものもあるだろうが、役設定から来る部分も大きいのではないか。「カルメン」におけるミカエラと共通するものがあるように思う。

 

2幕終盤のハミングコーラスもとても美しかった。

 

2幕と3幕の間に休憩がないことはわかっていたが、実際の演奏もほぼ切れ目なく続いた。

 

3幕冒頭はまた病床シーン。手紙朗読はなかった。

以後は息もつかせぬ進行。

青年の存在にやっと慣れてくると、物語の進行に、この無言の青年の動作がどうからむのか、見ようという気になるが、少々遅かった。

そもそもこの演出アイデアには、たぶん賛否両論があるのだろうが、賛否以前に演出意図を理解して観るためには、やはり事前の説明、情報がほしかった。

蝶々さんが自決を決意した段階で、スズキと遊んでいたはずの子供(子役の方)が、家に帰ってくる。その子供を青年が家の中に押し込むようにする。自決を止められれば、ということなのだろう。

しかし、蝶々さんにさとされるようにして外に出てきた子供が、また家に戻ろうとした時には、今度は青年は抱き留めて行かせないようにする。もう間に合わない、子供に見せてはいけない、ということなのだろう。次の瞬間、家が血のような赤に染まる。

こうした青年の動きを、最初の段階からもっと注意深く観たかった。

 

3幕の最後の方にもまた老ピンカートンのベッドが出てくる。

その後、舞台奥から自決したはずの蝶々さんが出てきて、本来のオペラでは坂道を上りつつ「蝶々さん」と呼ぶピンカートンが、蝶々さんに歩み寄る。

つまり、これは老いて死ぬピンカートンの幻想ということなのだろう。その幻想の中では2人は結ばれる。老ピンカートンは後悔にさいなまれているという演出意図なのだろうと思う。

 

しかし、このオペラの最後に聞こえる「蝶々さん」の呼び声は、若きピンカートン、つまりもはやくつがえらない現実のピンカートンの声。

幕切れの音楽は、ロ短調で進行するが、最後の最後の和音はそのロ短調に解決しないままだ。

この演出ではそのことを強く感じさせられた。

 

それにしても、「蝶々夫人」はすばらしいオペラだ。

本当に美しいし、本当に悲しい。

そして、オケが突きつけてくる音がすごい。そこがプッチーニの本領だと感じる。

泣けた、泣けた。

 

また遠からずプッチーニのオペラは何か観たいな。

 

エッティンガーと東京フィルでは、29日(月)に、今、浦安シティオーケストラで取り組み中のブルックナーの4番他を聴く。楽しみだ。

 

※宮本亞門インタビュー

encount.press

※池田卓夫氏のレポート

classicnavi.jp

※髙田賢三の衣装に関するレポート

artexhibition.jp

~出会い、笑顔、旅のまにまに~さだまさし展

17日(水)、午前の健康診断を終えて、日本橋の東洋で昼食をとり、その後、三越に向かった。

10日(水)から開催されている「~出会い、笑顔、旅のまにまに~」を見るのが目的だった。

 

初日の10日は、Hakuju Hallでの品川カルテットの演奏会の後、三越へ行って妻と合流したが、この時は買物が目的だったのと時間も遅かったので、観覧は見送った。

これはその日に妻が撮影した三越ライオンの写真。

風に立つライオン」という歌があってこそのシャレか?

 

17日、入る時に見たが、もうこの装飾はなくなって通常のライオンだった。

 

さてどこでやってるんだ?

入って行くと、鳳凰像の手前にそれらしい展示がある。

 

行ってみると、これは入場無料の展示コーナーだった。まずここをひとわたり見る。


オルガン演奏はちょっと時間が合わず聴けなかった。

あ、そうじゃない、この日はなかったんだ(笑)。

 

小針画伯の絵。

これは日本橋ですね。それから上の写真にある看板の背景は長崎だろうか。

 

著名人のコメントと「マイ・セットリスト」。

 

澤和樹氏。

昨年4月、さださんと箭内道彦さんが東京藝術大学で開催した「電気代を稼ぐコンサート」を聴きに行ったが、前学長として出演された。

また昨年7月には、黒部市芸術創造センターセレネで開催された、「まさし&和樹のナルホドなっとくうなづきライヴ」も聴きに行った。

マイ・セットリストにある「柊の花」は、2020年リリースのアルバム「存在理由〜Raison d'être〜」の収録曲で、澤氏がヴァイオリンを弾いている(このアルバムには、澤氏が作曲した「さだまさしの名によるワルツ」も収録されている)。

 

箭内さん。マイ・セットリストがすべて2文字の曲というのは意図的か? アルバム「うつろひ」(10曲すべて曲名が3文字)を意識したのかな。

箭内さんは、昨年7月の黒部の演奏会にも出演されていた。

 

(笑福亭)鶴瓶さんも箭内さんも、さだまさしはロックだと評している。

今年3月、箭内さんが主催した「風とロック」(さいたまスーパーアリーナ)には、さだまさし、グレープが出演している。テレビでやったのをちょっと観たが、ロックフェスなのに、「精霊流し」や「いのちの理由」を歌うところがすごいと思った。

 

岩崎宏美。マイ・セットリストにある「虹~ヒーロー~」を彼女のヴォーカルで聴いてみたいものだ。

 

栗山さん。彼がレコーディングに参加した「マイアミの歓喜もしくは開運~侍ジャパン栗山英樹監督に捧ぐ~」がマイ・セットリストにないな。

(それにしても2023年、WBCの年の紅白でこの歌が歌われなかったのは痛恨)

 

入場無料の1階を見終わって、エレベーターで7階の催物会場へ。

こちらは有料。チケットを買って入る。

展示場内は撮影禁止なので、写真はありません。

 

そう広いスペースではなく、1階の無料の展示場とそう変わらないが、さすがにこちらには、さださんが子供の頃の写真や、当時かいた絵や作文など貴重なものが飾られている。

特に目を引かれたのは、10分の1ヴァイオリン。これが今日のさだまさしまでつながる発端だったんだ。

 

今愛用しているギター。ステージ衣装。

過去に受賞したトロフィー。1974年の日本レコード大賞作詩賞(精霊流し)もあった。

1998年に加山雄三が描いたという、さださんの肖像画もなかなか貴重。

 

相田みつを的な、さだまさしの名言が額に入った形でたくさんかけてあった。

その内の2つは、小さな色紙のような形で、1人1枚持ち帰れるようになっていた。

 

裏の絵はさださんが描いたもののようだ。

 

開催初日に1日店長を務めたさださんが、三越の包装紙柄のジャケットを着ていたことが話題になっていたが、そのジャケットも展示されていた、

さださんの旧Twitterから転載させていただく。

 

その後、前日、16日(火)にも展示会場を訪れたようで、その日付のサインが壁にあった。

 

展示会場を出る。ここはもう撮影OKだろう。

 

入口脇。

「主人公」、62番のバス。ここで写真を撮るファンも多いだろう。

 

同じく入口脇には、案山子も置いてあったのだが、撮り忘れた。

こちらはその横に掲示されていた解説ボード。

 

三越を後にして、銀座線で日本橋まで移動、大丸に寄って、東京駅から特急しおさいで千葉まで戻った。

日本橋の工事囲いに「愛を止めないで」

17日(水)、東京・八重洲総合検診センターでの健康診断を終えて、とりあえず昼食。

健康診断なので、前日の夕食を最後に何も食べていないわけで。

 

N社(京橋)在職中に通っていた店、いくつかをまわって思案の末、日本橋の東洋に入った。

Bランチ。

 

健診の最後の医師面談で、減量を、と言われたばかりなので、完食せずに少しずつ残しました。

ノンアルコールビールは飲んだけど(笑)。

 

お昼を食べたら、次は三越に用事があるので、そのまま日本橋を渡って歩いて行くことにした。

東洋を出ると、通りの向かいにこんなのが見えた。

 

ビルの工事現場。確かここ、ふとんの西川があった場所ではなかったかな。

道路沿いの囲いに真四角がいくつか並んでますが、私の場合、どうしても右から2番目の黄色が真っ先に目に止まるわけです。

 

通りを渡って近くまで行ってみた。

 

手前の寺尾聰もおぼえてるな。

はい、「愛を止めないで」。

 

訳すと「Don’t Stop The Love」なのか。

 

そのさらに並び。尾崎亜美大橋純子、泰葉。

 

この囲い、「NIHONBASHI CITYPOP MUSEUM」というタイトル。

 

鈴木英人氏のイラストも飾られている。

 

オフコースがシティポップなのか、という点は、基本的にちょっと疑問があるな。

 

それはともかく、目的地、三越に向かった。

 

企業健診から個人受診へ

昨年6月、会社生活を終えてリタイア生活に入った。

在職中は、年度当初、4~6月に健康診断があった。

昨2023年についても、退職する前に受診することができたのだが、今年、2024年については初めて企業健診の対象でなくなったので、自分で考えなければならない。

 

さてどうしたものか。

国民健康保険の被保険者になったので、千葉市から健康診断についてのお知らせが届いていた。

かかりつけ医で受診し、その補助がもらえるという内容だったと思う。

 

妻に相談すると、在職中に行っていた健診機関に自費で行ったらいいのでは、と言う。

確かに、金はかかっても長く通ったところで受けるのは気持ちの面で安心だ。

具体的には、N社(京橋)在職時に行っていた、東京・八重洲総合検診センターである。

(N社を離れた2019年から昨2023年までの5年は、A社(西新宿)の企業健診にお世話になった。会社に健診車が来てくれる形だった)

 

ネットで予約を入れて、17日(水)に受けに行った。N社在籍時の2018年が最後だったので、ここへ行くのは6年ぶりである。

 

企業健診から個人受診に移行した形、それも6年ぶりだったが、前回以前のデータは個人名で紐づけしてくれたのか残っていた。

 

受付をすると、小さなタブレットを渡された。これは以前にはなかったことだ。

検査室のあるフロアへ行く。

検査室の間取りは変わっていないが、壁など内装はリニューアルされている。

 

一番変わったのは、そのタブレットによる運用。

以前は、番号がついて整然と並んだ椅子に座っていると、スタッフが来て次はあそこに行って下さい、などというのでそれに従って検査室に行ったり来たりしていた。スタッフは手元のカード、カルテみたいなものに、この人はどの検査とどの検査がもう済んだ、とチェックを入れていたと記憶する。

それらがタブレットに変わったのだった。

私の場合、オプション検査も含めて15の検査を受けるのだが、1つ終わると、タブレット上に、次の検査はここ、とフロアの平面図に赤マークが表示される。その検査室の前に座っていると、入りなさい、という指示が画面上に出るので、席を立つ、という具合だ。

 

それから、以前だと、検査を待つ間の時間つぶしに見る雑誌が、待合スペースのところどころのマガジンラックに置かれていたのだが、それも姿を消してタブレットになった。

タブレットに、「アメニティ」というタブがあるのだが、そこを開けると、夥しい種類の雑誌が出てくる。

東洋経済婦人公論から、週刊実話、アサヒ芸能まで。

週刊誌は最新号に更新されているようだった。

いやいやすごいものだ。このシステム、運用コストはどれくらいなんだろう。

それが健康診断の料金に反映されているんだろうな。

 

待合スペースにはテレビもあって、メジャーリーグオールスターゲームの中継を映していた。大谷翔平選手のホームランは、あいにく観られなかったが、今永昇太投手登板の場面はちょっと目にした。

 

くつろぐ時間もなく15の検査を次々に受けた。長年通ったところなので、慣れた懐かしい雰囲気で受けられてよかった。

 

9:20の受付だったが、11時過ぎに会計。

その後、医師による結果の面談があるとのことで、少し待った。医師の面談は検査の中でもあったのだが、この時点で把握できる検査結果を基にした面談が最後に行われるとのことだった。これは企業健診の時はなかったように思う。

検査の時とは別の医師だった。

後日判明する検査結果は別にして、大きな問題はないが、減量は必要ですね、と言われた。

はい。

 

検査結果は8月に自宅に届くとのことだった。

2時間余りで健診センターを後にした。