naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

氣志團 「ONEWAY GENERATION」

氣志團のアルバム、「ONEWAY GENERATION」を買って聴いた。

 

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全13曲が筒美京平作品のカバー。企画・選曲・編曲・演奏・歌唱のすべてが氣志團メンバーによる。

 

生まれ故郷、木更津とゆかりのあるアーティストでありながら、氣志團の音源はこれまで一つも買ったことがなかったのだが、筒美京平トリビュートアルバムということで買い求めた。

 

収録曲はこちら。(  )内がオリジナルアーティストである。

 

   01. Romanticが止まらないC-C-B
   02. E気持(沖田浩之
   03. 花とみつばち郷ひろみ
   04. 時代遅れの恋人たち(中村雅俊
   05. タイムマシーン(藤井フミヤ
   06. 夏のクラクション(稲垣潤一
   07. 夏色のナンシー早見優
   08. 迷宮のアンドローラ(小泉今日子
   09. 真夜中のエンジェル・ベイビー(平山三紀)
   11. さよならの果実たち(荻野目洋子)
   12. 強い気持ち・強い愛(小沢健二
   13. Oneway Generation本田美奈子

 

綾小路翔が、筒美京平へのリスペクトを持っているとは知らなかった。

 

ブックレットの解説によると、綾小路は、メジャーデビュー以降、「いつか筒美先生に曲を書いてもらいたい」と願っていたが、ついにそれは実現しないまま昨年の筒美氏の他界を迎える。

 

このアルバムは「絶対に届かないラブレター」だと綾小路は言う。筒美氏と一言もしゃべったことがないバンドマンが「あなたのことが大好きなんです!」と。

 

「やっぱり自分のルーツはここだなって」、「このアルバムを完成させたことで、ようやく次に向かえる」、「俺のセンチメンタルジャーニーが、ここからまた始まる」とも。

 

昨26日(月)、通勤時に聴いてみた。

 

選曲もいいし、シンプルなバンドサウンドで一貫して演奏される筒美ナンバーをなかなか面白く聴いた。

 

ついでの話。

これはブックレットに載っている写真なんだけど、この駅のホーム、見覚えがある気がする。内房線だよ、きっと。たぶん、巌根駅だな。

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ところで以下はさらについでの話。

 

このアルバムで「花とみつばち」を聴いて、ふと同時期にヒットした西城秀樹の「薔薇の鎖」が聴きたくなった。

 

ということで、今日27日(火)の通勤では、3年前、彼が亡くなった時に買った「西城秀樹 ゴールデン☆ベスト シングルコレクション」を聴いた。

 

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私は、新御三家の中では、断然郷ひろみ贔屓だったが、改めて聴いてみると、「薔薇の鎖」以外にも西城秀樹にはいい曲が多いし、ヴォーカリストとしての力量もすばらしい。

 

このベストアルバムの収録曲はこちら。

 

    1 恋する季節
    2 恋の約束
    3 チャンスは一度
    4 青春に賭けよう
    5 情熱の嵐
    6 ちぎれた愛
    7 愛の十字架
    8 薔薇の鎖
    9 激しい恋
   10 傷だらけのローラ
   11 この愛のときめき
   12 君よ抱かれて熱くなれ
   13 ジャガー
   14 若き獅子たち
   15 ラストシーン
   16 ブーメラン・ストリート
   17 ボタンを外せ
   18 ブーツをぬいで朝食を
   19 炎
   20 ブルースカイ ブルー
   21 YOUNG MAN (Y.M.C.A)
   22 勇気があれば
   23 ギャランドゥ

 

つくづく早世が惜しまれる。

「ストラディヴァリウス・コンサート 2021」中止

昨26日(月)、サントリーホールから、チケットを買ってあった演奏会の中止を知らせるメールが届いた。

 

ストラディヴァリウス・コンサート 2021

日 時 2021年9月10日(金) 18:20開場 19:00開演
会 場 サントリーホール ブルーローズ
弦楽四重奏 ゴルトムント・クァルテット(ストラディヴァリウスパガニーニ・クァルテット」)
   第1ヴァイオリン:フロリアン・シェッツ(1727年製ヴァイオリン「パガニーニ」)
   第2ヴァイオリン:ピンカス・アット(1680年製ヴァイオリン「パガニーニ」)
   ヴィオラ:クリストフ・ヴァンドーリ(1731年製ヴィオラパガニーニ」)
   チェロ:ラファエル・パラトーレ(1736年製チェロ「パガニーニ」)
曲 目 ヴェーベルン 弦楽四重奏のための緩徐楽章
    メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第4番ホ短調
    プッチーニ 弦楽四重奏曲嬰ハ短調「菊の花」
    ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調

 

ストラディヴァリウスの生の音を聴きたいという妻の希望でチケットを買い求めたものだ。

 

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メールによると、「新型コロナウイルス感染症に係る入国制限措置につき、公演を中止させていただきます」とのこと。

 

残念だがやむを得ない。払い戻し手続きをとる。

(コンビニ発券の場合、払い戻しは発券した店舗に行かなきゃいけないんだね。これは注意しないと。出張先とかで発券して払い戻しになったらえらいことだ)

コロナの脅威が身近に?

第5波と言われる新型コロナウイルスの感染拡大。

 

昨26日(月)は、うーん、と考えさせられることが2つあった。

 

まず、勤務先で感染者が相次いで2人出たことだ。

 

いずれも部長職である。

両部長とは、業務上接する機会が時々あり、内1人とは先週も少人数の打合せで同席して長時間話したばかりだ。

 

この件にインパクトを感じた理由としては、まず身近に接する人が感染したことである。
(その後の確認で、私自身は濃厚接触者には該当しないとされていることがわかり、まずは安堵した)

 

加えて、本社の部長職という点。配下や社内の感染防止については注意喚起すべき立場であり、自身の感染防止に手落ちがあったとは考えにくい。

何故感染したのか、という驚きがある。
(現時点で感染経路についての情報は得られていない)

 

2つ目は、昨日の千葉県の新規感染者が509人と過去最多を記録したことだ。

 

首都圏3県の中では、千葉県がだいぶ新規感染者数を減らし、2ケタに落ちた時期がある。

それがここにきて急増し、懸念が高まってきていたのだが、昨日はとうとう500人を超えた。市川市だけで109人と3ケタに達した。私が住む千葉市も97人である。

 

この2つのことから感じるのは、「コロナの脅威が身近になってきているのでは?」という漠然とした不安だ。

 

デルタ株への置き換わりが進んでいると聞く。すれ違っただけで感染するとかの話を聞くにつけ、上記社内の者の感染理由や、東京、千葉の感染者増と結びつけて不安が募るところがある。

 

もっとも、私の場合、ワクチンは既に2回の接種を終えた。副反応は軽くなかったが。

この点では、自分にとっての脅威は、ここに来て逆に低減したと言えるだろうか。

(妻も明日28日(水)、2回目の接種を受ける)

 

ワクチンを打ったからと言って、マスクを外す気はないし、ゴミゴミとした居酒屋へ無防備に行って飲む気もない。

引き続き、マスクを着けて、3密を避けて、手洗いうがいを確実に実行していくつもりだ。

 

局面が変わろうと、個々人でできるのはそれくらいしかない。

その点では、ブレるところがないのだが、そんな対策では太刀打ちできないような変異株の猛威が襲ってきたら、と思ったりもする。

 

そのようなことがないよう祈るばかりである。

若き池田成志を再発見

22日(木)から3日間、日本映画専門チャンネルで「古畑任三郎」の一挙放送が行われた。
 
23日(金)、その中の一編、「魔術師の選択」(1996年の作品)を観ていたら、「半沢直樹」の諸田次長、「緊急取調室」の北斗部長を演じている池田成志が、山城新伍に毒殺されるマジシャン役をやっていたのに気づいた。
 
今では次長、部長役が似合う彼も当時35歳。若いなー。
(「古畑」はもちろん当時観ていたのだが、池田さんをちゃんと認識したのは「半沢直樹」だった)
 

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そのマジシャンの恋人役を演じていたのが松たか子。当時19歳。こちらも若い!

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すばらしい映像~OMEGAのCM

ラサール石井さんのリツイートで知った、OMEGAのCM。

 

国内で色々と辞任解任がある中、このCM映像の美しさ、センスに感じ入った。

 

すばらしい映像だ。

 

 

 

 

植木等vsマイケル・ジャクソン

ネット上で見つけた動画。

 

この着眼には脱帽という他はない。

 

是非ご覧下さい。

 

youtu.be

 

こちら、オリジナルのMV。

 

youtu.be

大量のフロッピィ・ディスク発掘

4連休2日目の昨23日(金)は、妻の実家へ。

 

ちょっと家の中を整理していたら、私が送った段ボール箱が出てきた。

 

2005年3月に、1年間出向勤務した厚生労働省の外郭団体を離れ、前の会社の本社に戻る異動の時に、身のまわりの荷物を詰めて送り、以後、置かせてもらっていたものだ。

 

16年余りを経て開けてみたら、当時の仕事関係の書類や、読んでいた本などが出てきた。その出向先はもちろん、前の会社さえも離れた今、持っている必要性はまったくないので、処分することにした。

 

書類や本とともにその箱の中に入っていたのが、大量のフロッピィ・ディスク。

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見てみると、労働組合で仕事をしていた1996年以降の業務データを収めたものだ。

 

そう、当時、私の場合データの保存はフロッピィ・ディスクだった。

 

私がパソコンというものをさわり始めたのは、現場事務所勤務の時代。1984年初め、28歳の頃だった。

 

当時のフロッピィ・ディスクのサイズは8インチ。その後、5インチを経てこの写真の3.5インチに至る。今は、フロッピィ・ディスク自体を知らない人が多いだろう。

 

1枚1.4MB。写真だったら1枚入るかどうかのメディアに業務データを保存していたのだから、こういう枚数になるよね。

(当時は、ワープロなどのアプリケーションソフト自体がフロッピィ・ディスク1枚で動いていた。これは本当に今となると信じられないことだ)

 

これらのデータは、2005年のこの時期にハードディスクなどの別メディアにコピーして以後必要に応じて参照してきた。オリジナルのこのフロッピィ・ディスクは、16年余り段ボールの中で眠っていたわけだ。

 

これらもこの機に処分する。千葉市においては、フロッピィ・ディスクは、不燃ゴミだ。

 

※過去の関連記事

   昔はなかったもの~パソコン<1:パソコン前史>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62968858
   昔はなかったもの~パソコン<2:パソコンとの出会い>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62970435
   昔はなかったもの~パソコン<3:昔のパソコンはこうだった>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62970451
   昔はなかったもの~パソコン<4:独習の時代>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62970471
   昔はなかったもの~パソコン<5:1990年代まで①>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62970492
   昔はなかったもの~パソコン<6:1990年代まで②>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62970505
   昔はなかったもの~パソコン<7:1990年代から2000年代>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62970517
   昔はなかったもの~パソコン<8:プライベートでのパソコン使用>
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62970572

 

 

新国立劇場 カルメン

17日(土)、新国立劇場で上演された新演出の「カルメン」を鑑賞した。

 

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●2020/2021シーズン オペラ カルメン

日 時 2021年7月17日(土) 13:00開場 14:00開演
会 場 新国立劇場 オペラパレス
演 出 アレックス・オリエ
指 揮 大野 和士
管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
曲 目 ビゼー 「カルメン

 

カルメン」は好きなオペラの一つなので、もう何度も観ている。

新国立劇場でも、2007年以来続いてきた鵜山仁氏のプロダクションで、2017年1月、2018年12月の2回観た。

今回は久しぶりに新演出による上演ということで、楽しみに出かけた。

 

プログラム冊子に載っている、演出のアレックス・オリエ氏の寄稿によると、カルメンが渇望する自由や、自分の運命を決めるために自分で選択する意志などは、長い時間をかけて現代の女性が勝ち取ってきた権利でもある、との着眼がある。

今回の演出は、カルメンを勇気と自由の象徴、現代の女性として描き、現代の聴衆が理解できる現在の物語として上演することを目指したもののようだ。

カルメン女工でなくバンドの歌手、ホセは兵士でなくコンサート警備の警察官、密輸承認はドラッグディーラーとして描かれている。

 

この演出については、舞台写真を豊富に添えたゲネプロのレポートを事前に見ていた。

spice.eplus.jp

 

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カエラの砂川涼子さん、スニガの妻屋秀和さん、モラレスも吉川健一さん、メルセデスの金子美香さんは、過去2回の上演でも歌っている。

 

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私の席は2階1列17番。最前列ほぼ中央のいい席だった。

 

ピットの柵を通常より下げてあるので、身を乗り出さないように注意して下さい、とのアナウンスがあった。
弦の編成は2階席最前列からでもわからなかったが、コントラバスは5本見えた。

 

緞帳が上がると、そこはセヴィリャの街ではない。煙草工場も出てこない。

事前にネットの写真で見ていた通り、パイプで組んだステージの裏側という感じのしつらえ。

出てくる男性たちは兵服でなく警察官の制服。ブルーなので日本的だ。
続いて出てくる児童合唱の子供たちも、白い帽子をかぶっていて日本の小学生のような感じだ。社会科見学でコンサート会場にやってきたというところか。

 

その後、ステージが現れる。ステージ上にはドラムセットやギター。

 

女声合唱は煙草工場の女工でなく、ステージ下のアリーナに集うコンサートの聴衆という設定か。煙草でなくペンライトを持って振っている。

 

カルメンはステージの中央で「ハバネラ」を歌う。脇にチェロ奏者が1人。ステージ奥にはヴィジョンが設置されていて、歌うカルメンが大写しになる。コンサートらしいリアリティがある。

 

アリーナの群衆の中にホセもいて、カルメンは見下ろしながら赤い花を投げる。

 

前回までの鵜山仁氏の演出は、きわめてオーソドックス、トラディショナルなもので、とてもよかった。

今回はまったく違う。

 

歌われるテキスト自体はもちろんオリジナルのものだ。設定が変わったからと言って歌詞が変わるわけではない。
例えば、煙草工場の女工が煙草を手に持っていなくても、煙草の煙が歌われる。しかし、視覚的には別のものが目に入ってくるわけで、その齟齬が最初はちょっと気になった。

 

また、目に見えるものがあまりに斬新なので、その意味するところを考えてしまい、肝心の音楽を聴くのがついおろそかになっていることを自覚した。

こうした違和感とまでは言わないがとまどいのようなものは、1幕が終わるまで続いた。

 

オペラの実演において、演出が占めるウエイトは大きいものだ、と改めて思った。

今回のこういう演出は、オーソドックスな舞台を経験した上で観ると、興味深いところがあるが、中には初めて「カルメン」を観る、という人もいるだろう。そのような人にとって、初めての「カルメン」がこれだと、どういうふうに受け止められるんだろう、と思った。

 

カエラが出てきてホセとからむシーンの後半、ステージ奥のビジョンに、カルメンと別の女性が喧嘩をしてもみあう映像が映る。煙草工場での喧嘩のくだりだが、ここではアリーナの聴衆が2つに分かれて争う形になる。

 

カルメン役のステファニー・ドゥストラックの歌は大変すばらしい。いかにもカルメンにふさわしい歌だった。

 

1幕の後、緞帳は下りず、カーテンコールもないまますぐ2幕が始まった。

 

1幕で感じた視覚聴覚のずれのようなものはなくなった。慣れたということか。

 

酒場の設定だが、ステージがそのまま残っていて、エスカミーリョはステージ上のスタンドマイクの前に立って歌う。西城秀樹矢沢永吉を思い出した。

 

ホセも熱唱。この役柄によく合っていたと思う。

 

2幕の後もカーテンコールはなく、そのまま30分の休憩に入った。

 

3幕は舞台袖の設定のようだ。また、左手に電球で囲まれた鏡、衣装がたくさんかかったクローゼット。これは楽屋を表しているようだ。鏡の前にアコースティックギターを抱えた女性が座っている。これがカルメンであることは後でわかった。1幕、2幕と同じように、赤を使った服を着せた方がよかったと思う。

 

コンサートが終わって撤収作業が行われている設定のようで、機材を入れる黒いケースをスタッフが運び出して行く。しかし、ドラッグ取引のブツもその中に入っているようだ。

 

やがてカード占いの場面になるが、ここでは機材ケースの上を使って、カード占い自体は普通に行われた。

 

ホセとエスカミーリョが対面して戦う場面では、闘牛を想起させる動作があった。

 

エスカミーリョは、当然ここまでに闘牛士らしいいでたちはしていないが、歌の上では一同を闘牛見物に誘う。
しかし、以後、闘牛場が出てくることはない。

 

いつも思うことだが、ミカエラというのはかわいそうな人だ。目の前でホセがカルメンをくどきまくるのを見せられる。故郷に戻ってきてくれという彼女の訴えにホセは「何があっても行かない」と耳を貸さない。それでいて、母親の危篤を知らされると一転して帰郷する気になるというのもあんまりではないか。

 

今回の公演は、3幕と4幕を一つの幕として扱っているが、4幕の前には転換のためか、少し間があり、その間客電も少し明るくなった。

 

そして4幕。

 

闘牛場を思わせるものはない。舞台手前にレッドカーペットが左右に敷かれていて、下手から上手に向けて、セレブな人たちが歩いて行く。闘牛というよりは、国際映画祭、あるいはファッションショーのような感じだ。
舞台奥からレッドカーペット、客席方向に向けて群衆が駆け寄り、セレブたちに握手やサインを求めたり、スマートフォンで写真を撮ったりしている。

 

最後にレッドカーペットに登場したエスカミーリョは、闘牛士の服装。これはやめた方がよかったのではないか、と思った。それまでの演出からすると浮いて見えた。
よりそうカルメンはミニドレス。

 

レッドカーペットは黒子のような人たちによって撤去され、フラスキータやメルセデスとのやりとりから、ホセとの大詰めの場面に進んで行く。

 

刺殺場面の後は、群衆が出てくることがなく、幕切れまでカルメンとホセの2人だけだった。

 

それにしてもこの4幕後半は、何度観ても引き込まれる。音楽の力を感じる。

 

ホセは、全曲を通じて時々声がひっくり返ったように聞こえたのが残念だったが、熱唱だった。直情径行的なキャラクターに合っていたと思う。

 

エスカミーリョは、登場の歌からそうだったのだが、オケのテンポと合わない歌だった。

 

芸術監督大野和士の実演指揮には、オペラに限らず初めて接すると思うが、メリハリのきいた生き生きとした音楽作りがすばらしかった。

 

このプロダクション、また上演があるだろうから、慣れたところでもう一度観てみたいと思う。

 

新国立劇場Facebookに紹介された舞台写真

www.facebook.com

 

※小田島久恵さんのレポート記事

ontomo-mag.com