おとといオケ練に行った時、新浦安アトレの有隣堂で、いつものように音楽書のコーナーを見ていたら、面白い本を見つけた。
これまで色々な音楽書を見てきたが、コンサートのチラシをテーマにした本は初めてだ。
新刊が出ればたいてい買っている鈴木氏の著書でもあり、迷わず買った。
新刊が出ればたいてい買っている鈴木氏の著書でもあり、迷わず買った。
目次を見ると、三部構成になっている。
第1章 歴史編 あの日あの時あの場所で
第2章 人物編 君に逢えなかったら
第3章 チラシからの誘惑 読んで読んで、読まれて読んで
第2章 人物編 君に逢えなかったら
第3章 チラシからの誘惑 読んで読んで、読まれて読んで
それはともかく。
第1章では、1959年のアンチェル=チェコ・フィルから2006年の小林研一郎=ハンガリー国立フィルまで、見開きの左ページにチラシの写真、右ページに鈴木氏の文章を配して、年代をたどる。
文章は、そのアーティストについての記述と、その年あるいはその演奏会が行われた日に起きた出来事についての記述が半々くらいのバランス。
文章は、そのアーティストについての記述と、その年あるいはその演奏会が行われた日に起きた出来事についての記述が半々くらいのバランス。
第3章は、チラシの意匠の観点から、特徴的なチラシ、面白いチラシを紹介する。
純粋な音楽書というよりは、エッセイの趣きで、さらっと楽しく読める。
残念だったのは、自分が行った演奏会のチラシが見当たらなかったことだ。
それは別にして、最近の音楽書の中では、特に面白かったものとしてお薦めしたい一冊だ。
それは別にして、最近の音楽書の中では、特に面白かったものとしてお薦めしたい一冊だ。