naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「のだめ」第18巻はトライアングル

今日15日(金)は、退社後、東京モノレールで浜松町へ。

モノレール駅を下りたところにある、ブックストア談に寄った。

天王洲アイルから新木場乗り換えの、今の通勤ルートだと、それなりの規模の書店に寄ろうと思えば、新浦安アトレの有隣堂が一番だが、ちょっと経路をはずれるものの、浜松町の談は、規模に勝る。

今日は、ほしい本がいくつもあったので、浜松町にまわった。

買った内の1冊が、「のだめカンタービレ」最新18巻。

私はこの作品に関しては、コミック派だ。
この週末、楽しみに読みたい。

ところで、「のだめ」のコミックの表紙は、毎回、のだめが楽器を弾くイラストだ。
  http://www.din.or.jp/~nino/comics/comics.html

次は何の楽器なのか、と楽しみにもしているし、ファンの間では、予想の意見交換もされている。

  1 ピアノ
  2 ヴァイオリン
  3 指揮
  4 フルート
  5 チェロ
  6 ホルン
  7 オーボエ
  8 ギター
  9 トランペット
  10 ヴィオラ
  11 ファゴット
  12 クラリネット
  13 ハープ
  14 ティンパニ
  15 トロンボーン
  16 マリンバ
  17 チューバ

今回、18巻は、個人的にはちょっと予想外だったが、トライアングル。
弦では、コントラバスが出ていない。
木管は、ピッコロ、バスクラコントラファゴットあたりがまだだ。
サキソフォンも出ていない。
打楽器は色々あるから、まだまだネタとしては続くだろう。

「のだめ」については、もう語り尽くされているので、今さらだが、私がこの作品を非凡だと思うのは、キャラクターやストーリーの面白さもさることながら、何より楽器を演奏する行為を描くリアリティだ。

これまで、クラシック音楽を扱ったマンガは数多く読んできた。
しかし、どれだけ絵の上手な作者の作品でも、例えば弦楽器の構え方、弓の持つ右手の形など、どこか不自然な絵で、満足できなかった。
それが、二ノ宮知子先生。
楽器演奏の心得があるという話は聞かない、単なるのんべの漫画家らしいが、そこが全然違う。
少なくとも、弦楽器の演奏の描き方においては、少なくとも、アマチュア演奏家の私を感服させてくれる。
他の楽器の演奏姿もよく描けているのではないだろうか。

音がしてこないマンガというメディアでありながら、「音楽がきこえてきそう」なシーンの描き方にも感服する。

これまでだと、やはり千秋真一がソリストを務めたラフコン。
あの冒頭の、キーを押し下げる一コマは、まさに音が聞こえてくる絵だった。

「のだめ」との出会いには、個人的には忘れられない思い出があるのだが、それについては、また別途書きたい。