naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

昨日のオリンピックから

柔道女子63キロ級で、谷本歩実選手がアテネに続く2大会連続の優勝。

アテネも今回も、すべて一本勝ちというのがすごい。

決勝の内またが決まって、飛びはねながら大喜びした姿。
表彰台で日の丸が揚がる時に、涙をぬぐっていた姿。

この日のために、毎日毎日、私には想像もつかない努力をして、そして勝った。
勝った人でなければ、味わえない喜び、涙。

先日、金メダルであるかどうかだけを云々するのはどうか、という趣旨の記事を書いたが、こうして、見事に頂点に立った選手を目にするのも、やはりスポーツを観る喜びの一つだと感じさせられる。

やはり、凡人にとっては、「すごく強い人」を観たい、という気持ちがあるね。

ところで、野口みずき選手が、17日のレースを断念。

これは本当に残念なことだ。

連覇を期待していた我々としても残念だが、野口選手本人の心中はいかばかりだろうか・・・。

同じように、このオリンピックのために、大変な努力を重ねてきながら、見事連覇を達成した谷本選手、連覇をかけてのスタートラインに立つことさえできなかった野口選手。

あまりにも残酷な明暗だ。

野口選手には、しっかり故障を治し、次のロンドンオリンピックより何より、国内でも海外でも、とにかくどこかでフルマラソンに勝ってほしいと思う。

ところで、4年前、前回のアテネオリンピックが行われた時、私は厚生労働省の外郭団体に出向していた。
私の担当は港区で、担当の企業をまわるのが仕事だった。
担当先の一つに、谷本選手が所属するコマツがあった。溜池山王にあるコマツの本社には、何度も足を運んだが、玄関を入ると、谷本選手のポスターが何枚も掲示されていた。オリンピックの時期には、「ご声援ありがとうございました」の貼り紙も出ていた。

連覇を果たした谷本選手を観ていて、その頃のことを思い出した。

話変わって。

競泳で8冠が期待されるアメリカのフェルプス選手。
昨日の200メートル自由形で、順調に3つ目の金メダルを獲得した。
これで、通算金メダル数が、マーク・スピッツカール・ルイスと並ぶ、過去最多の9個になったのだそうだ。

・・・え?

フェルプスって、アテネにも出てたの?

すっかり忘れてた・・・(汗)。